第22話「忠誠と友情と」

白き月の周辺宙域。白き月の周囲では、膨大な数のエオニア軍艦隊が待機している。
それらを纏めるのはシェリーが乗るバージンオーク。
『もう失敗は許されない…奴らはこちらに向かっている。今度こそ…我が命に代えても!!』
最早最後の砦と呼ばれる所まで追い詰められているシェリー。
何度もエルシオールを撃ち逃がしてしまい、現在は白き月の包囲役を任されている。
また、セレーナもコクピットにて待機し、ヘルハウンズ隊もバルトールで待機していた。
(まだダークエンジェルの調整が終わっていないため)
だが、セレーナはふと呟く『流石にあんなのを見せられちゃたまんないね…』と。

(カミュ・ギネス救出フラグ成立時)そんな中、カミュとギネスは今後の身寄りを考えつつも、
バルトールとローム星攻略時に搭乗していたダークエンジェルのシステムに何か違和感を感じていた。
メインシステムを起動させた時、自分が自分で無くなる様な感覚が一瞬だけ感じたのだ。
それに関して、残りのメンバーに一応注意を促していた。

一方、エルシオール艦隊では白き月奪還作戦の概要を説明していた。
エオニア軍の物量はこちらの比ではない。
そのため、今回もメガロードのフォールドを用いて一気に旗艦を討つ作戦に出る。
初めに正面から攻撃して時間を稼ぐ役にハガネ・クロガネ・エルシオール。
そしてフォールドでど真ん中に飛び込むのはメガロードとフリーデンU。
正面からの主力として紋章機、SRXチーム、ATXチームは固定。
そんな中、アクセルはフォールド組を志願してきた。
シェリーとの決着をつけるためだという。
アクセル『ヤツの決着は俺の手でつける。これだけは誰にも譲れん』 ラミア『アクセル隊長…』
統夜『ちょっとまった。それなら俺達もそれを手伝わせてくれないか』
アクセル『いや、これは俺の個人的な感情だ。余り巻き込みたくは無い』
アル=ヴァン『志を共にする者を一人で抱え込ませるわけにはいかんのでな…』
カルヴィナ『あんたの気持ちは分からなくもないわ。
 それでもさ…私たち仲間でしょ? あの子ら(カティア、テニア、メルア)のおかげで巡り合った…』
アクセル『ああ…そうだったな。すまなかったんだな、これが』

そしてエルシオール艦隊は遂に白き月を目前に控えた宙域にドライヴアウト。
シヴァ皇子もブリッジに駆けつけ戦況を見守ると宣言しつつ、白き月を奪還する作戦を開始する。

☆味方初期
エルシオール(タクト、レスター、ウォルコット、アルモ、ココ)、ハガネ(テツヤ、エイタ)、
クロガネ(シノン、ミユリ)、SRX(リュウセイ、ライ、アヤ)、R−GUNパワード(ヴィレッタ)、
アルブレード・カスタム(マイ)、アルトアイゼン・リーゼ(キョウスケ)、ヴァイスリッター(エクセレン)、
エスメラルダ(ヤヨイ、リュウヤ)、ラッキースター(ミルフィーユ)、カンフーファイター(ランファ)、
トリックマスター(ミント)、ハッピートリガー(フォルテ)、ハーベスター(ヴァニラ、ノーマッド)、
選択5体
★敵戦力
バージンオーク(シェリー)、カスタムバルトール×5(ヘルハウンズ隊)、ゼム級戦闘母艦、
セラク級高速突撃艦、浮遊衛星ザレムド、エゼキエル、ヴァイクル、バルトール
★敵増援1
デストロイガンダム、ストライクダガー、ランドグリーズ、エルアインス・M
☆味方増援
メガロード(美沙)、フリーデンU(サラ、トニヤ、シンゴ)、クストウェル・ブラキウム(アクセル、メルア)、
グランティード・ドラコデウス(統夜、テニア)、ベルゼルート・ブリガンティ(カルヴィナ、カティア)、
ラフトクランズ(アル=ヴァン)、アンジュルグ(ラミア)、ASソレアレス(セレーナ、エルマ)

◇フラグ
カミュ救出フラグ&ギネス救出フラグが成立済みかつ、
ミルフィーでカミュを、ランファでギネスを、ミントでリセルヴァを、フォルテでレッドを、
ヴァニラでベルモットを撃破…ヘルハウンズ隊最終救出フラグ1

ミルフィー達によってそれぞれ撃破されたヘルハウンズ隊のメンバー。
そんな中、カミュは彼女たちの強さに敬意を表し始めていた。そして、やむを得ず撤退。
しかし、以前シェリーのバージンオークにはまだ届かない。
そしてメガロードのフォールドアウトのタイミングとなり、
メガロードとフリーデンが敵陣のど真ん中にフォールドアウトした。
だが、シェリーはそれを見抜いていたらしく、すぐさまバージンオークに搭載されている機体を出撃させた。
それは、フューリア戦役内のインスペクター事件で現れたシャドウミラーの所有するランドグリーズと
エルアインス。さらにはオーブ製MSのノウハウを盗んで開発したエオニア軍オリジナルのMSだった。
過去の地球で生み出されたサイコガンダムに近いものを感じるデストロイガンダムと、
ストライクを大きく簡略した感じのストライクダガーである。エオニア軍の技術力は流石に目を見張るものがあったようだ。
見抜かれたためか、一気にピンチに陥るメガロード&フリーデン。
その時、バージンオークの一部に爆発が起こった。
現れたのは、セレーナのソレアレス。あまりにも急なことだったため、シェリーは流石に驚きを隠せない。
シェリー『セレーナ・レシタール…エオニア様を裏切る気か』
セレーナ『お生憎様。あたしはあんたみたいに忠誠心を見せ付けるようなキャラじゃないしね。
 それに傭兵としてではなく、一個人としてエオニアのやることが気に入らなくなったのさ!』
アクセル『セレーナとかいったな。その言葉、信じていいんだな』
セレーナ『信用できないなら、後ろから撃ってもかまわないわよ?』
メルア『アクセルさん…彼女は本気です』 アクセル『分かった。メルアが言うんならそうなんだな、これが』
セレーナの助力もあり、何とか合流を果たし、シェリーとの決着の時が来た。
シェリー『おのれ…!これ以上先には行かせぬ! 私の命をもってッ!』
ココ『敵の旗艦が、近づいてきます!』 ウォルコット『このままではエルシオールにぶつかりますよ!』
レスター『何だとッ!』 タクト『道連れにする気か! 旋回して避けるんだ!』 アルモ『駄目です! 間に合いません!』
シェリー『エオニア様…あと少し、あと少しの力をっ!!』
アクセル『やらせはしないッ! みんな、力を貸してくれッ!』

アクセルの呼びかけに応えるように、統夜達がいっせいに武器を構える。
アル=ヴァン『オルゴンソード、ファイナルモード!我が魂の剣、その身に受けよ!』
テニア『統夜! このままいって!』統夜『分かった! インフィニティキャリバー!』
オルゴンソードFモードとインフィニティキャリバーでスラスターを一刀両断し、
カルヴィナ『カティア、ラミア! まとめて撃ち抜くわよ!』 ラミア『了解!』 カティア『ええ、分かったわ!』
カルヴィナ&カティア『オルゴンバスターキャノン!』 ラミア『コード・ファントムフェニックス!』
オルゴンバスターキャノンとファントムフェニックスがバージンオークの武装をすべて撃ち抜き、
そして…
アクセル『あんたの忠誠心は立派だった。だが最後に勝つのは!』メルア『仲間との絆と、平和への想いです! 』
アクセル『今生の別れだ! オルゴンブラキウムフィニィッシュ!』メルア『これで、終わってくださぁぁぁぁい!』
真上からオルゴンブラキウムフィニッシュの直撃を受け、バージンオークは爆風に包まれる…
シェリー『エオニア様…ただ一人の……我が…ある…じ…』バージンオーク、轟沈。
アクセル『……エオニアも後を追わせてやる、だから心配するなよ…』

バージンオークが沈んだことにより、白き月の駐留艦隊もほぼ機能を停止した。
そしてセレーナとエルマは…自分はエンジェル隊と行動を共にすることは出来ないと言う。
セレーナ『まあ、傭兵とは言え、あんた達に敵対しちゃった訳だし。
 それに、裏切りをした人間をそう簡単に信じれるわけ無いわよね?』
タクト『いや、本当の君は情に厚い人だと俺は思うけどね』
セレーナ『褒め言葉として受け取っておくけど、やっぱりそっちに入られないね…』
タクト『…わかった。そこまで言うのなら仕方ない。気をつけてな』
セレーナ『あ、そうだ。最後にいい事教えてあげる。エオニアが何故シヴァ皇子をねらってたのかをね』
レスター『な、何だと!』 タクト『教えてくれ、それはどういうことなんだ?』
セレーナ『それはね、あの子は「鍵」なのよ。「白き月」の封印を解く為のね…』
シヴァ『な、何故それを知っておる!』
セレーナ『あっちにいたときに偶然エオニアがそれを喋ってたの聞いたの。職業柄ついね』
タクト『そうだったんですか、シヴァ皇子』 シヴァ『うむ…彼女の言うとおりだ』
レスター『そうか、だからエオニアはアレほど皇子を…!』
タクト『それなら納得出来るよ。ありがとう、セレーナ』
セレーナ『どういたしまして。それじゃ、アディオス!』
こうしてソレアレスはこの宙域から離脱し、シヴァ皇子は封印解除の儀を執り行うことになった。
そして、白き月とエルシオールは同時に光を放ち、白き月の封印が解かれる。
エルシオールと地球救援部隊は白き月へ入った。

▽新規合体技…「ジャッジメント・ジャスティス」
アクセル達がシェリーのバージンオークに止めを刺した合体技。
名前の元ネタは原作スパロボJのタイトルBGMからそのままとりました。詳細は↓

まずラフトクランズ(アル=ヴァン)がオルゴンソードファイナルモードを、グランティード・ドラコデウス(統夜、テニア)がインフィニティキャリバーを発動。
(両機ともデッカイ剣です)
2機が同時に敵をX字に両断する。
次にアンジュルグ(ラミア)の必殺技ファントムフェニックスと、ベルゼルート・ブリガンティ(カルヴィナ、カティア)のオルゴンバスターキャノンを同時に発射。
(前者は赤い矢がフェニックスの形になって攻撃、後者はオルゴンの結晶で出来た巨大な矢を放つ)
ファントムフェニックスのなかにオルゴンバスターキャノンの弾丸が入り、勢いを増す。
(サイバスターのアカシックバスターみたいな感じ)
二つの矢が合体した巨大なフェニックスが敵を貫く。
そしてクストウェル・ブラキウム(アクセル、メルア)が両肩の大型武器を切り離し、
それを周囲に回転させながらガンバスターのスーパーイナズマキックよろしくな急降下キックをかまして決め


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