地球・某所。クロガネ潜伏地点。
そこでは、トウマとフォルカが特訓を兼ねた一騎打ちを終えたところであった。
ゼンガー「そこまでッ!」
ミナキ「お疲れ様、トウマ」
トウマ「ああ、サンキュ」
ミナキ「でも大丈夫? フォルカ君と暫く訓練が続いたけど」
トウマ「心配ないって。これでも結構鍛えてるからな」
フォルカ「ああ、俺も別に問題はない」

レーツェル「ご苦労だったな、二人とも」
フォルカ「レーツェルか」
レーツェル「今日はちょっと変わったものを作ってみたのだ」
トウマ「何ですか? そのドンブリ…」
レーツェル「ファルガイアで得た食材で作った新作…その名も
"カモノハシ麦丼"だ…!」
トウマ「カ、カモノハシって…毒持ってなかったっけ?」
レーツェル「問題ない。ファルガイアのカモノハシは生態が違うらしく毒をもっていない」
トウマ「そ、そうなんすか…」
レーツェル「ちなみに、テンカワ君にもこの料理を伝授しておいた。
 ファルガイアの新たな名物料理として広まってほしいと思っている」
トウマ(いや、これは明らかにレーツェルの趣味だろ…)
レーツェル「と、前置きはこのくらいにして…本命の話はこれからなのだが…彼に聞いてくれ」
トウマ「本命?」
そういって現われたのは、壁際の燻し銀ことギリアム・イェーガー。
いつの間に? という突っ込みはなしでお願いします(ぉ)

ギリアム「イカロス基地に留まっていたヒリュウ改からの連絡があった。
 アステロイドベルト、FN60104宙域に30kmクラスの巨大なリング状の構造体が出現したそうだ」
トウマ「な、何だって!」
ミナキ「そんな巨大構造物が突然出現したのですか?」
ギリアム「それだけではない。そのリングの中心から、5キロメートルにも及ぶ巨大な未確認戦艦が出現した。
 その戦艦の名は…エリュシオンというらしい」
レーツェル「名前も判明したのか?」
ギリアム「なんでも、通信でその言葉が聴けたそうだ。最期に「エデン」という言葉を残して通信が途切れた。
 現在、ヒリュウ改によってイカロス基地に牽引され、内部調査の真っ最中だ」

ゼンガー「エデンというと…まさかあの"EDEN"か?」
ギリアム「そこまではまだ断定出来ないが…調査が一通り終わり次第、
 それらに関しての情報を含めてトランスバールに送る予定だ。一応このことはまだ公になっていないが…」
レーツェル「ふむ…この出来事が、新たな戦いの狼煙になるのだろうか…」
フォルカ「そうかも知れん…ところで、そろそろいいか?」
レーツェル「ん?」
フォルカ「カモノハシ麦丼が冷めてしまう」
トウマ「フォルカ…あんた最近マイペースな面が増えてないか? いや、どっちかというと空気詠み人知らずか?」
フォルカ「なんだそれは…」
レーツェル「だが、フォルカのいうことも一理ある。とりあえず頂こう」
ゼンガー「ああ」
ミナキ「いただきます…」

こうして、クロガネクルーと共にファルガイアの食材で作ったレーツェルの新作…
カモノハシ麦丼を食したトウマ達であった。
レーツェル特製ということもあり、言うまでもなくの美味だったという。

その時、緊急通信が入る。
レーツェル「何だ!?」
オペレーター「本艦より2時方向、レンジ6に反応複数! 前方の反応から緊急通信が入っています!」
レーツェル「繋げ!」

「クロガネ、聞こえるか!」
ゼンガー「その声…ガロードか!」
ガロード「今、妙なヤツラに追われてる、手を貸してくれ!」
レーツェル「了解した、其のまま直進しろ!」
ガロード「分かった!」
レーツェル「総員、第1種戦闘配置! 出撃だッ!」

サブシナリオ05「交差する影達」

☆味方初期
GXディバイダー(ガロード、ティファ)

★敵戦力
???[セプテム改(マルコ)]
???[セプテム改(ザッド)]
???[セプテム改(スラー)]
???[セプテム改(ディル)]
???[ジェニス×2]×6

ガロード「しつこい…! まだ追いかけてきやがる!」
ディル「大人しくしてな! 黙ってその嬢ちゃんを渡せば見逃してやる」
ガロード「何…!」
ティファ「ガロード…あの人たちは…」
ガロード「ああ…まだ、気付いていない人たちがいるってことか…」
一息つけた後、ガロードは彼等に宣言する。
ガロード「何度も言わせるな! ティファは誰にも渡さない! 渡してたまるか!」
マルコ「…僕達を相手にしてこれほど渡り合えるなんて…」
スラー「流石はフューリア戦役の活躍者といったところか…」

ガロード「だったら、もっと手ごわいのを相手にしてみる?」
一同「何?」

そう言ってガロードのGXの前方地中からクロガネが大地を割って現れる。

☆味方初期2
クロガネ(レーツェル)
ダイゼンガー(ゼンガー)
雷凰(トウマ)
ヤルダバオト(フォルカ)
ゲシュペンスト・タイプRV(ギリアム)

トウマ「ガロード、大丈夫か!?」
ガロード「助かったぜ、トウマ! これで形成逆転だ!」


ザッド「アイアン3がこんなところにいるとは…予想外じゃねぇか!」
ディル「このままではジリ貧だ…」
スラー「止むを得ない。アレを出そう」

そう言って、スラーは通信を行い、更なる増援を出す。

★敵増援
???[ブグ(???)×3]×2
???[MSレイ(???)、MWレイ(AI)×2]

ギリアム「アレは…第三世代スペースコロニー「セツルメント」のMS…! まさか、ヤツラは"宇宙(そら)の目"か!」
レーツェル「知ってるのか、ギリアム!」
ギリアム「ああ、第一世代スペースコロニーの宇宙革命軍と同じようにニュータイプ主義を掲げる秘密結社…
 まさか、セツルメントの議会にまで勢力を伸ばしていたとは…」
トウマ「話がよく見えないが…」
ギリアム「説明は後でする。今は迎撃だ」

※敵全機撃破
新たに現われたMSを難なく撃破したトウマたち。だが、4人のパイロットは致命傷を避けて撤退されてしまった。
そしてガロードとティファはそのままクロガネで厄介になることに。
(MAPクリア)

トウマ「で、その"宇宙の目"ってヤツは分かったけど…セツルメントってなんだ?」
ギリアム「セツルメントは、クラウド9を始めとする第一世代コロニー、
 レーツェルたちが住んでいたエルピス等の第二世代コロニーに続いて新たに建造された第三世代のスペースコロニーだ。
 フューリア戦役勃発直前に完成したが、その存在が知れらるようになったのは…」
ガロード「もしかして…サイド8のことか?」
ギリアム「そう、ガンエデン事件で存在が明らかになったサイド8"ガイア"。
 あれこそが第三世代のスペースコロニー"セツルメント"の一つだ。
 "議会"とは、セツルメントのいわば統治機関といったところだな。各コロニーと地球の橋渡しとしての役割を担っていて、
 かつ自衛として独自の戦力を保持している」
ガロード「それが、あの見た事がないMSだったのか…」
ギリアム「ここまで事態が深刻になり始めているとはな…私も忙しくなりそうだな。
 ゼンガー、レーツェル。私は再び別行動をとらせてもらおう」
レーツェル「分かった、我等は再び世界を護る影として行動を開始しよう」
ギリアム「トウマ。ゼンガー達に遅れを取らないように頑張れよ」
トウマ「ああ、任せてくれ!」
こうして、クロガネも新たな戦いへと身を投じるようになる。


その後、単独である場所を移動していたギリアムは、妙な反応をキャッチ。
すぐさま急行すると、そこには、幾つかの機体が倒れこむように鎮座していたのだった。
そして、その機体をみてギリアムは驚愕する…(以下次回)



▽解説
地球圏のコロニー…スパロボGAの地球圏コロニーは大きく分けて3つに分かれている。

ガンダムX・Vガンダムに登場するコロニーが"第一世代"
スパロボOGシリーズに登場するエルピス、ホープ等の密閉型コロニーが"第二世代"
そして今回登場したサイド8"ガイア"を始めとするGセイバーで登場したセツルメントを"第三世代"

と以上のようにカテゴライズされている。


カモノハシ麦丼…
元ネタはWAシリーズ最新作「クロスファイア」で登場する食べ物。
麦飯の上に調理したカモノハシを乗せた丼物であり、
今回はレーツェルがファルがイアにいる間に思いついた新作という設定で登場。
どんな味がするのかは作者・空神も予想が付きません(汗)
ただ、原作を見る限りは相当おいしいようです。
エレシウス(クロスファイアの舞台となるファルガイアの王国)の名物の一つでもあるらしいですし。

余談ですが、何故か「クロスファイア」の予約特典は「箸」でした(実話)


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