サブシナリオ02「異世界の戦士、再び」

テスラ・ライヒ研究所。

輸送機の準備が完了し、クスハたちが今から出撃しようとしたところだった。
イルイ「クスハ…」
クスハ「ごめんね、イルイちゃん…。私達、急に出撃することになったの」
ブリット「心配するな、イルイ。出撃先はアリゾナだ。すぐに片付けてもどってくる」
イルイ「でも…」
ブリット「出撃前にそんな顔は禁物だ。笑って見送ってくれよ」
イルイ「………」
クスハ「イルイちゃん…」
ブリット「イルイ…」
クスハ「ブリット君、輸送機で待ってて」
ブリット「ああ、わかった。…イルイを頼む」
先にタウゼントフェスラーに乗り込むブリット。
先ほどから不安そうな顔をしているイルイに、クスハ微笑みながらしゃがんで話しかけた。
クスハ「どうしたの、イルイちゃん? さっきから様子がヘンよ」
イルイ「ごめんなさい…。でも…」
クスハ「…イルイちゃんも感じたの?」
イルイ「え…」
クスハ「私もね…さっきの戦いで今までにないような不安に襲われたの…
 もしかしたら、この戦い…今までにないくらい激しくつらいものになるかも知れないって…」
イルイ「………」
クスハ「でもね、イルイちゃん…私…負けないから」
イルイ「クスハ…」
クスハ「どんな相手が来たって負けたりしないんだから。
 みんなのため、地球のために…だから、イルイちゃんは何にも心配しないで待っていればいいのよ」
イルイ「でも…」
クスハ「ほらほら、前に教えてあげたでしょ? 『笑う門には福来たる』って。
 笑顔を忘れなければ、どんなことにだって立ち向かっていけるわ。ほら、1+1は?」
イルイ「2…」
クスハ「じゃ行ってくるから。安西博士達と一緒に無事に帰ってくるのを祈っていてね」
イルイ「…………………でも…もう会えない気がするの…」


アリゾナ州。
そこには、現地の政府軍を初めとして有志のバルチャーが幾人か、
そして増援として統夜とテニアが乗るグランティード・ドラコデウス、
カルヴィナとカティアが乗るベルゼルート・ブリガンティ、アル=ヴァンが乗るラフトクランズがいた。

時々現われる魚型の偵察機が再び現われたため、すぐさま迎撃を行っている統夜達であったが、予想外の敵が現われる。
カティア「カルヴィナさん! 周囲に重力震異常! なにかがワープで出てきます!」

☆味方初期
グランティード・ドラコデウス(統夜、テニア)
ベルゼルート・ブリガンティ(カルヴィナ、カティア)
ラフトクランズ(アル=ヴァン)
ベルティゴ(カリス)

☆味方NPC
ドートレス(バルチャー)×3
ジャベリン(政府軍兵士)×2

★敵戦力1
???(ヨエラ)×6

★敵戦力2
所属不明機[ギルドーラ(所属不明兵)+レンファ(所属不明兵)]×2
所属不明機[ギンシャス(所属不明兵)+アゲイド(所属不明兵)]×2
所属不明機[グラフ=ドローン(人工知能)×3]×4


統夜「な、異星人の新勢力かッ!?」
テニア「ん…? あの形どっかで見たような…」
カリス「いや、僕は始めてみるのですが…」
カルヴィナ「余計な詮索はあとでいくらでも出来るわ。今は迎撃が先よ!」


どこかで見たことあるようなディティールをしている所属不明機との戦いに悪戦苦闘している統夜達。
カルヴィナは、戦況を見極めた末にテスラ研に応戦の要請を行った。
クスハたちが来るまでの時間稼ぎを試みる。
分の悪い持久戦に入ったと確認した所属不明機らは、一旦戦線を下げ、何かを待っている態度をとる。
それに攻めあぐねている統夜達だったが、その時間こそが敵の狙いだった。

別方向から新たな重力震反応があり、同型の敵が再び現われたのだ。

★敵増援
所属不明機[ギルドーラ(所属不明兵)+レンファ(所属不明兵)]×2
所属不明機[ギンシャス(所属不明兵)+アゲイド(所属不明兵)]×2
所属不明機[グラフ=ドローン(人工知能)×3]×4

カルヴィナ「く…魔法みたいにぞろぞろと…ッ!」
テニア「魔法…ッ! そうだ、分かった!」
統夜「どういうことだ…そうか。そういうことかッ!」
サイトロンの精神リンクによってテニアの思っていることが当夜にも伝わり、テニアが気付いたことに反応を見せた。
統夜「あの機体…マサキ達の機体に雰囲気が似てるんだ」
アル=ヴァン「マサキ達の…だが、彼等のは異世界のものだ…」
カルヴィナ「でも、案外あってるかも知れないわね…地中からなんかやってくるわよ」
全員「ち、地中?」
カティア「クロガネ…じゃあないわよね…」
統夜「いや、反応が物理的に違うし…」

程なくして地中から現われたのは一筋の光。
その光から現われたのは、二つの存在。
一つはがっしりとした装甲に身を包むマサキのサイバスターに似た力を放つ機体。
そしてもう一つは…魔法騎士の一人、風が召還した魔神ウィンダム。

☆味方増援
ウィンダム(風)
ザムジード(ミオ)

テニア「ふ、風ちゃん!?」
風「テニアさん! コレは奇遇ですわね」
???「なに? 知り合いなの?」
風「ええ。地上で一緒に戦った仲間です」
統夜「風、その機体と…パイロットは?」
風「彼女はミオさん。そしてこの機体は…」
ミオ「大地の魔装機神ザムジードだよッ。宜しくね!」
カティア「え、ええ…」
アル=ヴァン(この声…)
カリス(ティファさんと非常に似てますね…)
カルヴィナ「ところで、どうしてあなたたちは地上に出てきたの?」
風「それは…彼等を食い止めるためです」
そう言って風とウィンダムは、所属不明機らにエスクードの剣を向ける。
そしてミオと呼ばれた少女がのる大地の魔装機神ザムジードも構えを取る。
ミオ「あいつらはルオゾールの手下だよ!」
カリス「ルオゾール?」
風「ラングランに伝わる邪神ヴォルクルスを復活させようとする神官ですわ」
統夜「待ってくれ! アイツはマサキ達が倒したんじゃ…」
ミオ「ところがどっこい生きてましたってオチなのよ!」
カルヴィナ「そういうことなら、なおさら負けるわけには行かないわね!」
統夜「皆、クスハたちが来るまで粘るぞ!」


魔装機神と魔神、二つの力によって戦線を立て直した統夜達。
だが、敵は更に増援を出してきた。
さらに、第3の戦力が別方向から現われる。


★敵増援2
所属不明機[ギルドーラ(所属不明兵)+レンファ(所属不明兵)×2]×6
所属不明機[ギンシャス(所属不明兵)+アゲイド(所属不明兵)×2]×8

★中立戦力
謎の蜥蜴型メカ


いよい消耗も激しくなってきた統夜達、だが。クスハ達が遂に到着したのだ。

☆味方増援2
轟龍改(クスハ)
雷虎改(ブリット)
マジンカイザー(甲児)
ビューナスA(さやか)
新ゲッター1(竜馬、隼人、弁慶)

クスハ「遅れてゴメンなさい!」
統夜「クスハ!」
アル=ヴァン「これで、形勢逆転だな…!」
ブリット「あれ? なんで風がいるんだ?」
ミオ「…あたしはスルーですか?」
カルヴィナ「あとで説明するわ。今は戦線に加わって!」
甲児「ああ、わかったぜ!」

竜馬「ん…?」
隼人「どうした竜馬?」
竜馬「ゲッターがあのヤロウに反応を示してる気がするぜ…」
そう言って竜馬は第3勢力である蜥蜴型のメカに目を向ける。
弁慶「どうやらゲッターが倒すべき敵だといってるのかもしれないな」
竜馬「なら、俺たちも張り切っていくぜ!」

◇敵全滅
カティア「残る敵も後退していくわ」
さやか「周囲にも敵の反応はないみたい」
ブリット「だが、どうやら例の偵察機とは別の敵やってきたようだ…」
竜馬「へっ、どんな敵であろうともゲッターで片付けばいいじゃねえか」
クスハ(これが私やイルイちゃんの感じていた不安の正体かしら…)
さやか「どうしたの、クスハ?」
クスハ「あ…ううん! 何でもないわ!」
(MAPクリア)

その時、テスラ研から通信が入った。
ロバート「こちらはテスラ研のロバートだ。聞こえるか、クスハ?」
クスハ「あ…はい! クスハです!」
ロバート「君に伝えなくてはならないことがある…」
クスハ「どうしたんです、博士…?」
ロバート「君達が出発した直後、テスラ研は再び例のサカナ型偵察機の攻撃を受けた」
ブリット「何っ…!?」
さやか「でも、おかしいわね…。確かにテスラ研は鋼機人を始めとする新兵器を開発しているけど…
 軍事的には、それほど重要な施設とは言えないと思うけど…」
ロバート「こちらにもそれなりの迎撃設備はある。施設は多少損壊したが敵は撃退した。
 だが、その戦いの後、イルイの消息が不明なのだ…」
クスハ「え…?」
ロバート「彼女はシェルターの奥に避難していたはずだ。敵の攻撃にやられたとは思えない…」
ブリット「…どういうことです…?」
ロバート「わからない…。目下、彼女の行方は捜索中だ」
クスハ「オオミヤ博士! 私とブリット君もすぐにそちらに戻ります」
ロバート「いや…君達には別の任務が下された。政府軍の極東支部に向かってほしいとの事だ」
ブリット「極東支部…伊豆基地にですか?」
ロバート「ああ。リュウセイ達が地球に戻ってくるから、それに応じた部隊編成を行いたいとのことだ」
クスハ「…わかりました」
そういって通信を終了したクスハ。だが、浮かない顔をしている。
クスハ「………」
風「どうしたのですか、クスハさん…?」
ブリット「イルイのことが気になるのか?」
クスハ「私…出撃前にイルイちゃんの話、しっかり聞いてあげれらなかったから…」
ブリット「心配は要らないさ。イルイだって、もう小さな子供じゃない…。きっと自分の力でテスラ研に戻ってるさ」
クスハ「でも…」
ブリット「俺達が今すべきことはそのイルイ達のいる地球に迫る危機に立ち向かうことだろう?
 勝利を手土産にテスラ研へ帰ろう」
クスハ「…そうよね。私がこんなんじゃ逆にイルイちゃんを心配させちゃうわね。
 行きましょう、ブリット君。相手が誰だろうと地球のため平和のため力一杯戦わなくちゃ!」
テニア「うん! クスハはやっぱりそうじゃなくちゃ!」
クスハ(待っててね、イルイちゃん…敵を倒したら、すぐに帰るからね……そうしたら、あの時の話…ゆっくり聞かせてね…)


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