スーパースタースクリームを倒し、光となって消えうせた後…

そこに残っていたのは、メタ・ファルスに封じられていたプラネットフォースだった。

その輝きはまさに、ヒューゴとアクアの乗るガルムレイドが纏うターミナス・エナジーの光と同様であった。



だが、そのプラネットフォースを奪う者がいた。魔族を束ねているゴーデスである。

いつの間にかそこにいたことに驚きを隠せず、愛美が叫んだ。

「ゴーデス!?」

「ひょひょひょ…これは飛んだ漁夫の利じゃな。嘗ての勇者に連なる生命体の力…これならば」

「てめぇ、それをどうするつもりだ!」

カズマが見栄を切って叫ぶ。

「それはすぐにわかるぞい。アズラエル! ネクロ!」

「はっ…」「此処に…」

「ワシ等の力とこの力で…!」

残る魔族の将軍二人とゴーデスが何やら動きを見せたその時、プラネットフォースは無理やりその光を引きだされ、

その光はギャラクシィ・ユニオンズに視界を一時的に奪わせる。



光が収まり、視界が元に戻るとそこには漆黒の巨神がそびえ立っていた。その姿を見てタクトが呟く。

「アレは一体…」


ゴーデス「ひょひょひょ…遂に封印の楔が一つ…この方はバルドー様の影…分身体なのだ」

カズマ「何だってー!」


ゴーデス「影とはいえ、バルドー様の姿を見たことを光栄に思うがいい…暗黒剣の力を持ってベルターヌ復活の足がかりにしてくれる!」


ゴーデスの叫びに反論を訴える化の如く、叫びは最後に爆音でかき消された。

爆音の元はメタ・ファルスにあり、そこから光が漏れ出している。その光からはじき出されるように黒いセイバーヴァリオンが出てきた。

ゴーデス「ゴウマ、どうしたのじゃ!?」

ゴウマ「あの野郎…ここにきて目覚めやがった!」

ゴーデス「何じゃとッ!?」


その漏れ出す光は、メタ・ファルスそのものが発しているものではなく、一つの機体から発せられていた。

その機体自体はセイバーヴァリオンよりも小さい…しかし、その輝きは金色を纏いゴウマの黒いセイバーヴァリオンと衝突する。

ゴウマ「がぁ・・・ッ!」

ゴウマがゴーデスのすぐ傍にまで吹き飛ばされる。

シズマ「ゴーデス…ゴウマ…そしてバルドー…てめぇら全員……俺『達』が倒す!」

ヴァリオン「ああ!」

第23話「CROSS OVER〜ひとりじゃないから〜」

悠吾「シズマ…それは?」

シズマ「紹介がまだだったな。こいつが、俺の相棒…ヴァリオンだ」

ヴァリオン「私はヴァリオン…封印がとかれ、自らの意思を取り戻した」

愛美「そっか…封印は剣の一族の力にも施されていたというわけね。そしてシズマがアフェタを取り戻したことでその力が解かれる…か」


ゴーデス「己、剣の一族め…じゃが、このままでは済まさんぞ…バルドー様の力の一端を思い知るがいい!」

そう言ってゴーデス達はすぐさま姿を消した。

彼らが生み出したバルドーの影…バルドースポーンはプラネットフォースを核としたその余りある巨体に加え、かつてのセイバーヴァリオンに似たロボットを携えていた。

シズマ「アレは…!」

ヴァリオン「ソーディオン…かつてバルドーを封じるために生まれた私の友だ…だが、嘗ての封印に命を擲った…」

シズマ「ならば、アレは魂のない抜け殻か…せめて俺達で解き放つぞ!」

ヴァリオン「解った! コズミックシャトルを呼ぶんだ!」


シズマ「コズミィック! シャトォォォォォォルッ!!」


シズマの叫びに応じ、ファルガイアの裏側から一艇のシャトルが現れる。

そのシャトルは内部から小型衛星型サポートメカを切り離したのち、変形を始めた!

複雑極まりない変形機構を実行し、それは人型となってゆく。

そしてその背中部分に、ヴァリオンが変形して合体!


その姿はファルガイアを守るために生み出した機械の巨神、白く彩られた鋼鉄の勇者!


「ヴィク! トリ!! オォォォォォォォンッ!!!」

ヴァリオンの本来の合体機「ヴィクトリオン」とともに、シズマは魔王の影に挑むッ!



☆味方初期
エルシオール(タクト、レスター、アルモ、ココ、ウォルコット)
アークエンジェル(マリュー、ノイマン、ミリアリア、メイリン)
ヴァルストーク(ブレス、シホミ、アカネ、ホリス)
母艦選択×1

剣の一族[ヴィクトリオン(シズマ、ヴァリオン)]
勇者王[ガオファイガー(凱)]
聖勇者[バーンガーン(瞬兵、バーン)、マッハスペリオン(洋、スぺリオン)]
カズマ[ヴァルホーク(カズマ、ミヒロ)]
トランスフォーマー&マシンロボ[ギャラクシーコンボイ、ケンリュウ(ロム)、ベクタープライム]
選択出撃×21


★敵戦力
バルドーの影[バルドースポーン(魔王バルドー)]
嘗ての剣[ソーディオン(暗黒剣の欠片)]
ゴウマ[ブラックセイバーヴァリオン(ゴウマ)]
精鋭魔族軍団
[エンジェルビー×3]×6
[エレ×3]×6
[ガリミムス×3]×8


分身とはいえ、嘗てファルガイアを支配していた魔王バルドーの力は、

スーパースタースクリームを倒したギャラクシィ・ユニオンズといえど苦戦を強いられる。

ブレアのアトミックフレア、ガープのアトミックウィンド、ドーザのバイパーキッス、シードのアクアブラストと、

これまで倒した魔族の将軍の技を繰り出してゆく。

さらに、セイバーヴァリオンの影を操るゴウマと嘗てバルドーを封印していた楔の剣ソーディオンが敵であることが苦戦に拍車をかけていた。

だがそれでも、ギャラクシィ・ユニオンズは戦う。


「凱、合わせてくれ!」

「解ったぜ、シズマ!」


ヴィクトリオンの両腕とガオファイガーの右腕が唸りをあげる!

「グラビトンッ!」「ファントォォォォムッ!!」

ヴィクトリオンの両腕に装備されているヴィクトリーソーサーが光を纏い、

ガオファイガーのブロウクン・ファントムに合わせて敵にめがけて飛んでゆく。

バルドー軍でも特定の属性を持たない中堅の汎用機ガリミムスが3つの光によって穴をあけられ、爆散する。


「雑魚はすべて倒した…残るはバルドーの影だけだ!」


◇戦闘セリフ
シズマvsゴウマ
ゴウマ「まさかこんなときに覚醒するとはな…だがそれで殺し甲斐があるというもの!」
シズマ「そうはいくか! 行くゼヴァリオン!」
ヴァリオン「任せろ、シズマッ!!」



(バルドースポーンのHP50%以下orソーディオン撃破)
しかしバルドーの影は、いまだ健在であるソーディオンに闇の波動を纏わせた。

ソーディオンはその波動に取り込まれ、その形を変えてゆく。


そして、ひと振りの剣となったソーディオンはバルドーの影に握られる。

★敵増援
バルドースポーン・ソーディオン装備(魔王バルドー)


ソーディオンを力任せに薙ぎ払い、それによる衝撃波がギャラクシィ・ユニオンズを襲う!


「ぐッ……ソーディオンの力を取り込んでいるのか!」

「だが、負けるわけには行かねえよな…ヴァリオン!」

「ああ、この古の力で私はシズマを護る!」


その意気込んでる最中、別方向から赤い機体が現れた。それは嘗てカズマ達が見たあの赤い機体である。

「あの機体…アリアか…!?」


「ようやく覚醒したのね…研究対象898651328743106、剣の一族の遺産、ヴァリオン…」


「アリア! お前は一体何を言ってんだ!」

「私は、全てのの知を記録することが本来の役目なの」


「ッ!! シズマ、奴は『知の記録者』だ」

「何だと! じゃあいつらが母さんの言ってた…!」


「シズマ君、君はアリアの事を知ってるのか!?」

ブレスが驚き、たずねる。

「ヴァリオンが目覚める際に母さんが言っていた…『知の記録者』に気をつけろと…!」


「剣の一族の遺産、ヴァリオン…記録開始…」


「何が記録開始だおい! お前は俺たちの味方じゃなかったのか!」

「お前って呼ぶな! あたしにはアリアって名前があるんだから!」


★敵増援
アルムアルクス(アリア・アドヴァンス)
オープス(AI)×10

アルモ「あのメカは!?」
ココ「データ照会…該当する機体ありません!」
レスター「どうやらあのアリアとやらの仲間らしいな」

アリア「それに、研究対象4214820031601432…プラネットフォースもいただくよ」
ギャラクシーコンボイ「何だと!」

ゴウマ「フン…知の記録者、俺達の次はアレと一族のほうも記録するのか」
アリア「そのとおりよ」
ゴウマ「だったら好きにしな…もっとも、影の力にどう対処するか見ものだがな」


★敵増援
ラプトル×4
台風男爵×4
ケツァコアトル×4
闘飛魚×4

デュオ「前の将軍の護衛機まで出てきやがったぜ!」
エイジ「ちっ…! 魔族の王に正体不明の敵までいるとはたまったもんじゃねえぜ!」
ミヒロ「そんな…アリアさん! アリアさんは私達の味方じゃないの!?」
アリア「…ごめんね、ミヒロ…。あたしだってミヒロやお姉ちゃん達にひどい事、したくないよ…でも、ごめん!
 どうしても対象4214820031601432は手に入れなきゃならないの!」
カズマ「上等だ! てめえには聞きたい事が山ほどある! そっちがその気なら返り討ちにしてやる!」



そういき込むカズマだが、別方向からイバリューダーの軍隊が現れる。

★敵中立増援
イバリューダー[ラング]
イバリューダー[エイド×2]×9



ラング「影とはいえ魔族の王が現れるとは…やはり、この星系はゾア総司令がおっしゃられる通り特別の意味があるようだ」
アリア「イバリューダー…! 奴らも来たのね!」
ゴウマ「漂流者イバリューダー…お前達にも有機生命体の本能が残されていたようだな」
アシュレー「有機生命体の本能…!? では、イバリューダーもアーマーの下に本体があるのか!?」
ラング「黙れ、暗黒剣! 我々イバリューダーはこの宇宙に適応した完璧な生命体!
 ゼラバイアにも貴様ら魔族にも屈する事ない宇宙の支配者だ!」
オーガン「そうではない、ラング…!」


★NPC増援
オーガン・アーキタイプ

ラング「オーガンか!」
オーガン「ラング…! 我々、イバリューダーは完璧な生命体ではない…
 我々は力を手に入れた過程で大事なものを失った! それが何よりの証拠だ!」
ラング「オーガン! それを求めて貴様はイバリューダーを裏切ったか!
 だが、忘れるな、オーガン! 我らはこの宇宙からゼラバイアを滅ぼし生きねばならん! この宇宙は我らのものだ!」
アシュレー「オーガン! これはどういう事だ!?」
オーガン「今は魔族の殲滅が先決だ。私も戦おう」
ラング「攻撃目標はこの星系の人間共と魔族の両方だ! かかれ!!」




◇戦闘セリフ

カズマvsアリア
アリア「お前はその機体から降りろ! ミヒロはあたしのものだ!」
ミヒロ「ア、アリアさん…!?」
カズマ「ふざけんじゃねえ! 人の妹を勝手に自分のものにすんじゃねえ!」
アリア「あんたなんか大っ嫌いだよ! ミヒロもお姉ちゃん達も絶対にあんたから奪ってやるんだから!!」

ブレスvsアリア
ブレス「待て、アリア君! 君はいったい何者なんだ!? 俺達の家族とどんな関係がある!?」
アリア「………」
ブレス「何か事情があるなら力を貸そう。私達は君に何度も助けられているのだから」
シホミ「そうよ、アリアちゃん。だから、もう戦うのはやめて」
アカネ「あたし達、あんたの事…何だか他人だと思えなくて…」
アリア「ごめんなさい! でも、あたし…使命を果たさないとしかられちゃうんです!
 だから…ごめんなさい! なるべく優しく攻撃します!」

光vsアリア
光「どうなっているんだ! 君は俺達の味方じゃないの!」
アリア「そんな事、言ったって仕方ないのよ! こっちにだって理由があるんだから!
 …でも、あなたの機体も面白そうね。よかったら、あたしに貸してよ! 有効に利用するから!」
光「そんなことはさせない! レイアースは私の大切な仲間…道具なんかじゃないッ!!」

エンジェル隊vsアリア
アリア「おかしいなあ…。調査対象1487356は既にコンプリートのはずなのに…若干、データと違ってる。どういう事なのよ、これ…?」
ミルフィーユ「聞きたいのはこちらの方です! 貴方の目的は何ですか?」
ちとせ「あなたはは知の記録者と呼ばれる者なのですか!?」
アリア「調べるのは、あたしの仕事! あんた達に質問する権利はないのよ! 
 いいわ! こうなったらその機体も捕獲して徹底的に調べてあげるわ!」

斗牙vsアリア
アリア「研究対象4230221842356305、セリアスとランビアスの遺産…」
斗牙「グラヴィオンの事か!?」
エイジ「ってことは、サンドマンの事も…!?」
アリア「データ、コンプリート確認。その機体に既に用はない! よって破壊する!」

オーガンvsアリア
アリア「心を持ったイバリューダーなんて完全なイレギュラーね! 貴重なサンプルになりそう!」
オーガン「知っているぞ、お前達の目的は! だが、私のこの身体と意思…既に受け継ぐ者は決まっている!」

アシュレーvsアリア
アリア「聖剣と魔神の魂が宿った存在は貴重なデータになる…! 悪いけど、あなたも捕獲させてもらうよ!」
アシュレー「何の目的かは知らないがこの身体も心も僕のものだ! 誰にも渡しはしない!」

ヒイロvsアリア
アリア「こっちの動きが読まれている? 未来予測システム!?」
ヒイロ「お前の動きはゼロが教えてくれる。逃げても無駄だ」
アリア「何それ!? そんなシステムがあるなんて、やっぱり、この星系に来てよかった!」


凱vsアリア
凱「君は魔族と戦っていたはずではなかったのか!?」
アリア「魔族のデータはコンプリートしていてもあのプラネットフォースはまだなのよ!」
 それに魔族を消去する事に熱心だったのは、あの人達の方であたしには関係ないのよ!」

ベクタープライムvsアリア
アリア「過去のトランスフォーマーのデータナンバーは…」
ベクタープライム「思い出したぞ! 貴様達、知の記録者の存在を!」
アリア「それがどうしたってのよ!? あたしだって、あなたと同じように使命ってものがあるんだから!」

ムラクモvsアリア
アリア「へえ…あんたの機体、何だか面白い機体みたいね…」
ムラクモ(…こいつ、俺の事に気づいているのか?)
アリア「やっぱり、この星系は面白い! 長旅を我慢した甲斐があったって報告しなきゃ!」





オーガンvsラング
オーガン「ラング! この星系にはイバリューダーが失ったものがある!」
ラング「貴様の言う『心』などイバリューダーには必要ないわ!」
オーガン「それだけではない! それ以上の何かが、この星系にはある! 私はそれを確かめたいんだ!」
ラング「ムシのいい話を! イバリューダーを裏切った時点で貴様は死す事が決まっているのだ!」




悠吾orリューンvsアリア
アリア「アレは…まさかッ!」
リューン「どうした! 記録対象にならない…とかか?」
アリア「そんなつもりじゃないけど、あたしの邪魔をするんだったら容赦しないよ!」
悠吾「だったらこっちも、遠慮はしないッ!」
アリア(あの2機はもしかして絶対非研究対象の…だとすればやばいッ!)


◇ラング撃破

ラング「ちいっ…! これはどうやら本隊の到着を待たねばならんようだ!」
オーガン「待て、ラング! やはりイバリューダーの本隊はこの星系に来るのか!?」
ラング「全てはゾア総司令のお導きだ! オーガン! この星系こそがラダムと我らの決戦の場となる!」

離脱して行くラング。

オーガン「ラング…」


◇ゴウマ撃破

ゴウマ「くそっ…これじゃじり貧だぜ」
シズマ「さあ! 今度こそ返してもらうか…俺の身体をッ!」
ゴウマ「そうはいかねえ! ここまできたらお前のアフェタがすべてそろってから殺してやるざ…あばよ!」

ブラックセイバーヴァリオン、撤退

シズマ「ちきしょう…また逃がしたか」
ヴァリオン「やむえないな…まだ次のチャンスがある」
シズマ「ああ、解ってるぜヴァリオン!」


◇アリア撃破

アリア「こ、このまま帰ったら、またお仕置きされちゃうよ…!」

アリア機、HP全快

カズマ「ちっ…しぶとい奴だぜ!」
ミヒロ「やめて、アリアさん! 私…アリアさんと戦いたくないよ!」
アカネ「そうだよ! あんた、あたし達を何度も助けてくれたじゃない!」
アリア「ごめんね、ミヒロ…ごめんね、チイ姉ちゃん…でも…やらなくちゃならないの! それがあたしの使命だから!」



◇バルドースポーン・ソーディオン装備のHPが50%以下(200000位)

ランファ「くっ…これだけ撃ち込んでまだ落ちないの!?」
ロム「やはりプラネットフォースの力によるものなのか…!」
ギャラクシーコンボイ「あきらめるのは早いぞ、ロム! 我々が果たすべき使命を全うするために…プラネットフォースを取り戻さなければならない!」
ベクタープライム「ならば…私に任せてもらおう!」

ベクタープライムが、バルドーの影に突撃する。

ギャラクシーコンボイ「ベクタープライム、何をするつもりだ!」
ベクタープライム「私の力で、プラネットフォースと奴のつながりを一時的に断つ…その間に、奴を滅ぼすのだ!」
シズマ「…わかった!」

アリア「そうはさせない! まだプラネットフォースの記録は終わってないんだから!」
カズマ「あいつ!」

ベクタープライムの進行を邪魔しようとするアリアだが、カズマのヴァルホークがインタラプトしてきた。
それにより、アリアの牽制攻撃はヴァルホークに命中する。

カズマ「うおわっ!」
ブレス「カズマ! ミヒロ!」
カズマ「俺達は大丈夫だ!! …ベクタープライム、早く行け!」
ベクタープライム「感謝する!」

アリアお「前…! よくも…よくも!! よくもミヒロを危ない目にあわせてくれたね!」
ミヒロ「アリアさん!」
アリア「ミヒロ、我慢してね! 今、コックピットを潰して助けてあげるからね!」
カズマ「まずい…! 脱出しろ、ミヒロ!」
ミヒロ「いやだ! お兄ちゃんを置いて逃げるなんて!」
ブレス「カズマ!!」

ヴァルホークの危機に、ブレス達のヴァルストークがすぐさま駆けつける。

アリア「そんな! どうして、カズマをかばうのよ!?」
ブレス「カズマもミヒロも俺とユウミの子供だ! 殺させはしない!!」

その時、キャレットの状態に異変が起こる。

キャレット「!」
シホミ「キャレットが何かに反応してる!」
アカネ「これって…月の時と同じ!?」
ホリス「あの時はヴァルストークの隠された機能が目覚めました…。今度は何が起きるんです…!?」
キャレット「バトルフォーメーション、パターン・クロス!」
カズマ「パターン・クロス!?」
ブレス「こ、これは…!?」

キャレットの発したコードを受け付けた2機はまばゆい光とともに、ずんぐりとした一体の巨大な機動兵器へと姿を変えた!

☆味方増援
ヴァルガード(カズマ、ミヒロ、ブレス、シホミ、アカネ、ホリス)


シホミ「ヴァルストークとヴァルホークが…」
アカネ「合体しちゃった!」
ミヒロ「見て、お兄ちゃん! モニターに何か表示されてる!」
カズマ「ヴァルガード…それがこいつの名前なのか…!?」

悠吾「やっぱり合体するんだ!」
リューン「やっぱり?」
マリス「まぁ…ビームランチャーが手の形をしていた時点で合体できるのは予想できましたから…」

ブレス「カズマ! コントロールはヴァルホークのコックピットにあるようだ! 操縦はお前に任せるぞ!」
カズマ「おう! こういうのは二度目だからな! もう慣れたぜ!」
アリア「そんな…! どうしてヴァルストークにそんな機能があるのよ!」
カズマ「おせえっ!!」

戦闘デモ…ヴァルガード→アルムアルクス
武装名;フルアクセルインパクト

ブレス「カズマ! 男ならドーンと行けッ!」
カズマ「おう! そういうのは大得意だぜ!」

ヴァルホークとヴァルストークが合体したヴァルガードは、その巨体に秘められたパワーを滾らせる。
そしてその巨体には似合わぬスピードでアルムアルクスに殴りかかる!

アリア「うぐっ!」

巨体ゆえに大質量の鉄拳をまともに食らったアルムアルクスは大きくひるみ、さらに両手で思いっきりつかまれて投げ飛ばされる。
その間に、ヴァルガードは左腕にその力を収束させてゆく。

ホリス「プロトンドライブ、フル・チャージ! オールグリーン!!」
カズマ「ぶちかませヴァルガード! フルアクセルインパクトだぁぁぁぁぁッ!!」

ヴァルガードが繰り出す光の拳に、アルムアルクスは瀕死になるほどのダメージをくらってしまう。

アリア「きゃあああああああっ!!」


ミヒロ「アリアさん!」
カズマ「心配するな、ミヒロ! コックピットは外している!」
アリア「お前…!」
カズマ「あいつには借りがあるからな…手荒なマネはするつもりはねえよ」
 どういう事情があるか知らねえが俺は恩人の生命を奪う気にはならねえぜ」
アリア「宇宙の怖さ、一人の人間の弱さ…、そして、生命の大切…」
カズマ「へえ…わかってるじゃねえか、スペースマンの心意気が!」
アリア「うるさい、うるさい、うるさい!! お前なんかに情けをかけられてたまるか!!」
 覚えてろ、馬鹿カズマ! あたしはお前を倒して、ミヒロやお姉ちゃん達と暮らすんだ!」
カズマ「どういう事だ、そりゃ! 俺と親父はどうでもいいのか!?」
アリア「あたしは絶対にお前を認めない! お前なんか消えちゃえばいいんだ!」

半ばめちゃくちゃな事を吐きながらも、かろうじて離脱していくアリア。

カズマ「何なんだよ、あいつはよ…」
アカネ「あたし達は欲しくて、父さんやカズマは要らないって事なの…?」
ホリス「あの…私の立場は…?」
ブレス「詮索は後だ! まずはバルドーの影の相手が先だ!」


ベクタープライム「月奏の刻印よ…我に力を与えたまえ!」
ベクタープライムは愛剣ベクターソードにかつて古代オーブにて用いられた月奏の刻印を織り込み、光を纏わせる。

「斬り裂けッ!」

気合いに入った叫びとともに、バルドーの影の胸に埋め込まれているプラネットフォースめがけて一文字切りを繰り出す。

その一撃は、難なく胸板を斬り裂き、プラネットフォースにまで斬撃が入った。
すぐさまバルドーの影は、プラネットフォースの力で修復しようと試みる。

しかし、『月奏の刻印』の光がプラネットフォースを覆うように広がり、その力の流れを阻害していることを理解するのに時間はかからなかった。
そのれに気づいたバルドーの影は、言葉を発せずとも少なからず動揺していることが見て取れる。


ベクタープライム「刻印の力で、プラネットフォースの奴のつながりを断った! このまま押し切るぞ!」
タクト「みんな、聞いての通りだ! ここでこれ以上魔族の好きにはさせない! 一斉攻撃だ!」
全員「了解!」

ブレス「カズマ! トレイラー心得、壊れたものは直せ、直らなければ潔く捨てろ、だ!」
カズマ「了解だ、親父! ヴァルガードのパワー、俺が使いこなしてみせるぜ!」

◇バルドースポーン・ソーディオン装備の気力が50に固定。味方全員の気力が150となる。


不完全がらも剣の一族の力に覚醒したシズマ、新たな力ヴァルガードをモノにしたカズマ。
彼らの力もあり、遂に致命的な一撃をバルドーの影に与えることができた。

だが…バルドーの影は咆哮をあげながら、最後の抵抗を試みる。
残された暗黒剣の力の欠片を月奏の刻印を破るために用いるつもりだった。
そのれより、プラネットフォースが半ば暴走していることに焦りを感じるギャラクシィ・ユニオンズ


それを阻止せんと行動したのはベクタープライム。

「そうはさせん!」

ベクタープライムは自らプラネットフォースのある胸の中に飛び込み、自ら光を発して行く。

「私の持つ時の力でプラネットフォースの時を巻き戻す…!」

「ベクタープライム、そんな事をすれば…!」

「ギャラクシーコンボイ…これが私の役目だ。プラネットフォースを知の記録者に渡してはならない…
 そして、いずれ来るであろう総ての未来をかけた戦いに勝ち、未来を守ってほしい」

「ベクタープライム……」

「私は時の流れと共に在る。いつかまた会おう」

「ああ!」

ギャラクシーコンボイとベクタープライムの掛け合いが終わり、
ベクタープライムはすべての力を振り絞ってプラネットフォースのの状態を「巻き戻した」

「フォースチップ、イグニッション! タイムリバースッ!!」

それにより完全に繋がりを断たれたバルドーの影は、断末魔と共に消えてゆく。

そして、それに追従するかのようにベクタープライムも光の中へと消えてゆくのであった……

(以下次回)


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