第21話「虚無の幻影振り払う時」

ファルガイア衛星軌道上…そこにたたずむアルトネリコへ向かうギャラクシィ・ユニオンズ。
そんな中、エルシオールの艦長室にて、タクトとレスターは旧友であるロレンとの再会を祝っていた。

ロレン「まさか、二人そろってトランスバールの危機を救った英雄になったものだからな…
 俺だけ置いてけぼりを食らったと思ったさ」
レスター「仕方ない。星系方面が俺達と違っていたからな…」
ロレン「それに…よりによってスペースボールのフォーメーション・ゼロも作戦に流用しやがって…
 アレは俺らだけの秘密じゃねぇか!」
タクト「まぁまぁ、いいじゃ無いか。おかげで困難も切り抜けられたんだから」
ロレン「ヤレヤレ…今度休みが取れたら覚悟しろよ」
タクト「分かってるよ、ロレン……さて、話はこれだけじゃ無いんだろ?」

ロレン「ああ。ガイエン星系の調査艦隊…音信不通となってから随分経つ」
レスター「俺たちがファルガイアについてから、これまで何回か作戦の合間を縫って小型無人艦を使ってガイエン星系に向かわせた。
 だが、それより先へ向かった無人艦は全て同じ末路を辿った」
タクト「それに、僅かながらも奴らの尖兵が現れた以上、奴らが迫ってきたのは間違いない」
ロレン「そうか……」
タクト「俺たちはこのままアルトネリコの再攻略に乗り出す。ファントムペインとの決着を付けるためにもね」
レスター「その後は、俺達の本来の役目を果たすまでさ」
ロレン「……分かった。俺もエルシオールの所属として付き合うぜ。それに、俺たちのほかにも土産を持ってきたしな」


アークエンジェル・格納庫…
基本的にオーブのMSを格納するこの艦ではあるが、場違いであるかのように1機の特機が納まっている。
前回の戦いで増援に駆けつけたガルムレイドであった。

シン「あんたは…オーブの時の」
ヒューゴ「ヒューゴ・メディオだ。あの時は世話になったな」
アスラン「いえ、ギャンドラーの乱入に対しての援護は感謝してます」
ヒューゴ「それはお互い様だ。あいつ等は俺にとっても縁がある。今は詳しくはいえないが…」
アクア「それはそうかもしれないけど…相変わらずばさばさしてるのね」
シン「え…」
ガルムレイドのパイロットであるヒューゴとの邂逅に話が弾むパイロットだったが、
ヒューゴの後を追うようにして現れた女性を見たシン。
シン「ちょ…アクアさん、その格好…(汗)」
オーブを出航してから別れて以来の再会であるアクアの姿にシンは思わず目を背ける。
アクア「はぁ…やっぱそういう反応するわよね…」
ルナマリア「何で…そんな格好を?」
アクア「このDFCスーツはガルムレイドを操縦するのに必要なの。
 ターミナス・エナジーの制御はかなりデリケートだから…でも、ヒューゴはこれを一人でやってたのよね」
ヒューゴ「何、今回の戦いでいきなり制御して見せたアクアには驚いたさ。これならパートナーとしてやっていけるな」
アクア「そ、そう…?」

どうやら出会ってから日は浅いものの、パートナーとしてはお互いうまくやっているようである。
その後、水着の一種にしか見えないアクアのDFCスーツについて色々突っ込まれたのだが、
アクアのノリ突っ込みを交えたコントとなり、賑やかであった。



同時刻、ヴァルストーク・格納庫…
そこには、ロレンからの土産としてある機動兵器の装備が運び込まれていた。
漆黒の上に閃光のごとく黄色のラインが入った鎧…リヴォウルトの決戦用リュストゥング「エンジェリアン」である。
オーバーホールを無事に終え、白き月から運んできたらしい。
マリス「これで、悠吾も力を発揮できる…」


その後・ヴァルストーク食堂…
漸く戻ってきたかつての決戦に用いた鎧を思い、悠吾は一抹の不安を感じていた。
エオニア戦役に比べてある程度の強化はされているものの、
これまでのリュストゥングを使ってもランツには一歩及ばなかった。
だが、すぐにへこたれている自分を叱咤し、目の前のことに全力を注ぐことを決めた。
マリスとの約束を果たすために…彼を止めるために。

その決意を聞いたカズマ達は思わず感心する。
カズマ「ちきしょう…どこまでも真っ直ぐすぎるぜ…」
そんなセリフを聞きながら、ブレスは思案する。
ブレス(自らに課せられたものを全力で果たすそのタフな精神力は類を見ないが…
 まだ自分の考えがまとまっていない部分があるな。それは悠吾にとってこれからの課題だろう…)
そんな考えをしながら、カズマのセリフにこう切り替えした。
ブレス「まぁ、それに比べてお前と俺の場合は父ちゃん、情けなくて涙出てくらあ! …の世界だがな」
ノイン「ですが、ブレス艦長…カズマも一応は私とフォルテの課す全教練をクリアしました」
フォルテ「とりあえずはライセンスゲット、免許皆伝ってところだね」
カズマ「一応とか、とりあえずとか青少年のナイーブなハートを傷つけるセリフが続くねえ…」
デュオ「それでも初顔合わせの時からすりゃカズマも随分とやるようになったもんだぜ」
ブラッド「そうだな。最初は勢いだけの鉄砲玉だったが…今は勢いに爆発力のついたカンシャク玉ってところだな」
ミヒロ「誉めてる…のかな?」
ティム「多分…」
アシュレー「カズマ…この宇宙の航海を果たせば君も一人前だ。
 外宇宙へ進出を果たした人間は、ファルガイアでは早々いないからね」
カズマ「えへへ…そうかい?」
リルカ「アシュレーがお世辞を言うわけないじゃない。自信持っていいよ、カズマ」
デュオ「んじゃよ…カズマもそろそろ一丁前のトレイラーって事で…そろそろ話してもいいんじゃねえの、ブレス艦長?」
ブレス「何をだ?」
デュオ「伝説のトレイラー『タカの目』の誕生秘話ってやつさ」
ブレス「そ、それは…!」
リルカ「は〜い! あたしも聞きたいです!」
カノン「そういえば、ブレス艦長と大河長官やサンドマンは昔からの知り合いだったと聞くが…
 その頃の話は尋ねてもすぐにはぐらかされてしまうな」
フォルテ「あたしもブレス艦長の昔話には興味あるね。
 艦長の判断力、指揮力…何よりその度胸の良さのルーツはどこから来たのか聞かせて欲しいね」
エイジ「俺もだ。とんでもない冒険アドベンチャーを期待しちまうぜ!」
ノイン「木星圏到着まで、あと少し…。いい機会です、ブレス艦長…謹んで聞かせていただきます」
ミヒロ「私…みんなも呼んでくるね!」
デュオ「せっかくだからよ! 例のアレを今こそ出すときだぜ!」
カズマ「よっしゃ! 俺、タクトさんの所に行ってくる!」
ブレス「あ! 待て、カズマ! 待つんだ、My son!」
カズマ「トレイラー心得、相手の隙を見つけたら情け無用、アウトローも震えだす、だぜ!」」

そして……後にギャラクシィ・ユニオンズ各艦内にて、ある放送が現れたのであった。

???
「3! 2! 1! どかーん!! わーい!」

「何故何ギャラクシィ・ユニオンズ!(『なぜなにナデシコ』スタッフ公認)」

ちとせお姉さん「皆さん、お待たせしました…!
 ネルガル公認のパロ企画…何故何ギャラクシィ・ユニオンズの時間です」
ミルフィーウサギ「今日はモニターの前のみんなから質問が多かったブレス艦長の秘密に迫っちゃいま〜す!」

ロレン「……コレ何ぞ?」
タクト「あはは…ネフューリア戦役の間に出せずじまいだった仲間達の企画放送を代理でやったのさ。
 勿論本家から許可もらってるよ」
シズマ「…見ているだけでクラクラくるな」
ゼクス「しかし、いつの間にそんなお便りを募集していた?」
カトル「どうやら自主的に提出していた報告書や上告書の事らしいです…」
ミルフィーウサギ「さて、それじゃ今日の特別ゲストをみんなで呼びましょう! せ〜の!」
ランファ「ブレス艦長ーっ!」
ブレス「…こんばんは、キャプテン・ブレスです…」
サンドマン「どうした、ブレス? 表情が固いぞ」
火麻「判決を待つ容疑者じゃねえんだからよ! もっとリラックスしろよ、大将!」
ブレス「お前ら…! 昔の恨みをここで晴らす気か…!?」
大河「期待しているぞ、ブレス。お前の若き日の冒険談と宇宙を股にかけた大捕り物の話をな」
ブレス「く…これではただの吊るし上げだ…!」
カズマ「ウサギさん、お姉さん! するどい突っ込みを頼むぜ!」
ミルフィーウサギ「では、最初の質問はっと…! プリベンター所属のペンネーム、名無しのピエロ君からです…
 『以前、ヴァルストークの倉庫でチューリップクリスタルを拾った事がある…
  あれはネルガルの研究素材のはずだ。事情を聞かせてもらおう…』だって」
アカネ「あたしも見た事がある! あのクリスタル…ヴァルストークの格納庫とかに時々落ちてるよね」
リューン「まさか、ブレス艦長…ネルガルからあのクリスタルを無断で持ち出したとか…?」
ブレス「そ…それはしてないのだが…、あれは…その…」
サンドマン「正直に話したらどうかね、ブレス君?」
ちとせお姉さん「ゲストさんが無理みたいですから当時の事情を知ってるお友達に語ってもらいましょう」
サンドマン「では、ちとせお姉さんの許可をいただいたという事で真実を話そう…」
エイジ(それにしても、このサンドマン…ノリノリである)
サンドマン「今でこそ、凄腕トレイラーとして知られるブレスフィールド氏だが、その過去はほとんど知られていない…」
大河「なぜなら、彼の前身はファルガイアとファルマーズを股にかける世紀の宇宙海賊だったからである!」

「な、何だってーっ!?」

アシュレー「ブレス艦長が宇宙海賊…!」
カズマ「マ、マジかよ、親父ーっ!?」
ブレス「…だから、昔話はイヤなんだよ…」
サンドマン「心配しなくていい、カズマ君。ブレスは宇宙海賊と呼ばれていたが前科はない」
火麻「非合法組織をぶっ潰し、悪徳企業の隠し資産を大公開…、ついでにワイロ役人をすっぱ抜き!
 いや〜痛快だったぜ、お前の親父とヴァルストークの暴れっぷりはよ!」
カズマ「マジかよ…!? いつもはスカしてる親父にそんな暴れん坊時代があったとは…!」
ブレス「く…ま、まさに生き地獄…」
大河「だが、さすがにおとがめ無しにも限度があるという事で…
 若かりし頃の私達とブレスは追う者と追われる者の間柄だったんだ」
サンドマン「ちなみに、その当時の大河たちの上司でブレス捕獲にやっきになっていたのがロゼ・アプロヴァール事務総長だ」
ミルフィーウサギ「それで、暴れん坊のブレス君とチューリップクリスタルにはどんな関係が?」
サンドマン「ファルマーズで生まれ育った彼はチューリップクリスタルを宝石としてファルガイアに売りさばこうとしたんだ」
ラルミィ「な、何だと!?」
ブレス「…地面に埋まってんだから、誰の物ってわけでもねえじゃんかよ…
 あれを幸運を呼ぶペンダントって売りゃあ、大もうけできたのによ…」
ホリス「さすがは社長! 若かりし頃から、その商売人根性は並じゃない!」
ブレス「だろ? 俺もよ、ぶっちぎりでイケると思ったんよ。こいつはイタダキだぜってな」
火麻「ブレス! しゃべり方が昔の調子になってるぜ!」
大河「結局、クリスタルの販売はファルガイアへの移送中にある事件に巻き込まれて幻に終わったんだがな」
アカネ「その時の名残で今でもクリスタルのカケラが落ちてるんだ…」

ミルフィーウサギ「では、次の質問、いってみよう! FCE所属のペンネーム、青い戦乙女さんから…
 あ…ちなみにペンネームはプライバシー保護のためにこっちで勝手につけてま〜す!」
ムラクモ「全然、保護になってねえ!!」
ミルフィーウサギ「艦長の『タカの目』の由来をぜひ知りたいです…だって。
 でも、不思議だね…。普段、大人しい子ばっかりお便りをくれるみたい」
ちとせお姉さん「人には事情があります。…では、お答えをよろしく」
ブレス「タ、タカの目というのはだ! その鋭い眼光と的確な判断に対する尊敬の念を込めた通り名であり…」
デュオ「ごまかしはやめとけって、艦長! 『タカの目』の由来は、俺でも知ってるぐらい有名だぜ!」
ロウ「いや、デュオ…あの話は皆の前で公表するのはあまりにかわいそうじゃねぇか?」
サンドマン「確かにな…。大事な戦いの前に艦長の権威が地に落ちるのも問題だ」
レスター「そのようなレベルの話なのか…!?」
ブレス「すまん…。もうホント…勘弁してくれ…」
火麻「まあ、あれについては大目に見てやる。それに俺達にとってもショックな事件だったからな」
ちとせお姉さん「じゃあ、罰ゲームです。次の質問はどんなに恥ずかしくても絶対に答える事」
ブレス「はい…」
ミルフィーウサギ「では、次の質問…すごいの来い! ARMS所属のペンネーム、リーダー大好きっ娘さんから…」
リルカ「!」
アシュレー「どうした、リルカ?」
リルカ「な、何でもない!」
マリアベル(何気にこのイベント…ブレス艦長以外にもダメージが来とるの…)
ミルフィーウサギ「前に現れた謎の女の子、アリアちゃんの名前に艦長は心当たりがあったようだけど、その真相は?」
ブレス「そ、それ…答えなきゃならんのか!?」
ちとせお姉さん「罰ゲームのルールですから。それとも艦長なのにブレス君はルールを破るのですか?」
ロム「それは認められない。男子たるもの一度口にした約束は必ず守るべきだ!」
ランファ「ロム兄さんの言う通り! さ、ブレス艦長…よ・ろ・し・く!」
ブレス「ええい、俺も男だ! 全て話してやる! アリアってのはカズマのもう一つの名前だ!!」
悠吾「えぇぇぇぇぇッ!!」
カズマ「ど、どういう事だ、そりゃああ!?」
シホミ「お父さん、もういっぱいいっぱいだから私が代わって話すわね。
 カズマちゃんがまだお母さんのお腹の中にいて男の子か女の子かわからなかった時…
 お父さんは男の子が生まれたら『カズマ』って名前を…女の子が生まれたら『アリア』って名前をつける気でいたのよ」
愛美「なぜ、あの子がその名前を…?」
シズマ「偶然の一致にしちゃあまりにでき過ぎてるな」
ケーン「艦長〜この際、白状しちゃいなって! ありゃ隠し子だってよ!」
大河「いや、それは有り得ん。ブレスに限って、その線は絶対ない」
カズマ「長官さん…前も親父の隠し子説を完全に否定してたけど何か根拠があんの?」
火麻「それはだな…」
ブレス「そ、そろそろアルトネリコに着く! レクリエーションは終わりだ! 各員、持ち場につけえええっ!!」

そんなこんなで、この番組はお開きとなった。


ちとせお姉さん「逃げましたね…」
ホリス「社長の2000のワザの一つ『逆ギレ』ですか…。残念ながら今回は不発でしたね」
タップ「だけど、楽しませてもらったぜ! さっすがブレス艦長だ!」
ライト「しかし、あの親にしてこの子ありってのを実感したぜ」
カズマ「な、何だよ、ライトさん…! 俺を見て言うなよな!」
アシュレー「家族か…」
凱「アシュレー…」
アシュレー「僕の家族は今はマリナだけだ。…だが、アナスタシアが託した使命は今でも僕の中で生きている…」
凱「その通りだ。そして、ファントムペインを止めた後は…」
アシュレー「ああ…。ファルガイアの脅威に立ち向かう」
凱「死ぬなよ、アシュレー。俺達の戦いはまだまだ続くんだからな…」

アルトネリコ到着前、仮眠を取っていた光は夢を見る。
真っ暗闇の中に1人立つ光。その目の前に現れたのは敵であるノヴァだった。

光「ノヴァ…?」
ノヴァ「ヒカル…私はいつでもヒカルと一緒にいる。あのときからずっと…」
光「あのときから…ずっと?」
ノヴァ「だから、自分を信じて…まやかしを振り払い、繰り糸を断ち切って」
そこで夢から醒める光。
光(…そうか、そういうことだったんだ…!)


そして…静寂を保っているアルトネリコの前で、一隻の戦艦がギャラクシィ・ユニオンズの前に立ち塞がる。

「思ったより早かったわね…エルシオール。ここで全てのケリを着けましょう」
黒き天使の船…ドミニオンのブリッジで、シェリー・プリストルは静かに通信を送った後、ありったけの機体を出撃させた。

そしてタクトも、ギャラクシィ・ユニオンズに出撃命令を下す。
今、アルトネリコでエオニア戦役からの因縁に決着をつけるときが来たのだった。
(戦闘開始)


☆味方初期
エルシオール(タクト、レスター、アルモ、ココ、ウォルコット)、ヴァルストーク(ブレス、シホミ、アカネ、ホリス)
+母艦選択1隻
SEEDの騎士[デスティニー(シン)、フリーダム(カナード)、ジャスティス(アスラン)]
レーヴァテイル[アルトセルクインパルス(ルナマリア)、ストライクルージュノワール(カガリ)]
アクセル&コスモス[クストウェル・ブラキウム(アクセル、メルア)、E.S.ディナ(コスモス)]
カズマ&悠吾[ヴァルホーク(カズマ、ミヒロ)、リヴォウルト・エンジェリアン(悠吾)]
ツインバード[ビルトビルガー(アラド)、ビルトファルケン(ゼオラ)]
光&ランティス[レイアース(光)、ランティス魔神(ランティス、プリメーラ)]
ACE1[ゲシュペンストMk−2(レティシア)、クラウドブレイカー(ムラクモ)]
ACE2[ガンアーク・タック(タック)、ガンアーク・マリナ(マリナ)]
勇者チーム[セイバーヴァリオン(シズマ、ヴァリオン)、バーンガーン(瞬兵、バーン)、マッハスペリオン(洋、スペリオン)]
+選択出撃12小隊

★敵初期配置
ドミニオン(シェリー、ホアキン)
スウェン[ストライクノワール(スウェン)、フォースインパルス×2]
ミューディ[ブルデュエル(ミューディ)、ソードインパルス×2]
シャムス[ヴェルデバスター(シャムス)、ブラストインパルス×2]
スティング[カオス(スティング)、カオスインパルス×2]
アウル[アビス(アウル)、アビスインパルス×2]
ステラ[ガイア(ステラ)、ガイアインパルス×2]

Pペイン[ザムザザー、フォースインパルス×2]×3
Pペイン[ゲルズゲー、フォースインパルス×2]×3
Pペイン[デスティニーインパルス、IWSPスローターダガー×2]×12



戦闘台詞…
エルシオールVSドミニオン
タクト「シェリー・プリストル…引き返すつもりは無いんだな」
シェリー「いったはずよ。全てにケリをつけると…」
レスター「タクト、ヤツに遠慮は要らん。エオニア戦役からの決着を今ここでつけるぞ」
タクト「……ああ!」

アスランVSスウェン
スウェン「…ジャスティスか」
アスラン「ストライクノワール…ここでお前達を止める!」
スウェン(……この戦いの後、俺はどうする…?)

シン・ルナマリアVSステラ
ステラ「敵…負けられない!」
シン「この声…まさか!?」
ルナマリア「シンが助けたあの子…ッ!」


オルガ、シャニ、クロトVSスティングorアウル
スティング「旧型の3人か…」
オルガ「まだ言うかあんた等!」
アウル「いや、こっちも後が無いのは分かってるんでね、全力でいくぜ!」
クロト「望む所だ!」
シャニ「…アンタ達を倒す」


2ターン目PP…★敵増援1
オウカ[ラピエサージュ(オウカ(ゲイムシステム?))、グレゴリ×2]
エキドナ[ラーズアングリフ(エキドナ(ゲイムシステム?))、グレゴリ×2]
ノヴァ[レガリア(ノヴァ)、グレゴリ×2]

ファントムペインの増援として現れたオウカとエキドナは、どこと無く虚ろな状態をしていた。
それに対して思い当たる節があるアラドとゼオラ。
「オウカ姉さん…ゲイムシステムの力でまた…!」
それに反論するのは光だった。
「いや、あの人達を操ってるのは別にいる…皆、まずはノヴァのレガリアを!」
「何か策があるのか?」
アクセルがたずねると、どこと無く自身があふれた声で答えた。
「夢を見たんだ…夢の中でノヴァが教えてくれた…!」


▽勝利条件
レイアースがレガリアを撃破

▼敗北条件
レイアース以外でレガリアを撃破、光の撃墜


アラドorゼオラVSオウカ(ゲイムシステム?)
オウカ「……」
アラド「オウカ姉さん…」
ゼオラ「今は光ちゃんを信じるしかない。頑張って攻撃をひきつけるわよ、アラド!」
アラド「ああ、オウカ姉さんとの戦いはあのときから変わってねぇからな!」


アクセルorラミアVSエキドナ(ゲイムシステム?)
アクセル「ラミア、分かってるな」
ラミア「はい。ヤツの攻撃をよけまくっちゃったりするので御座いますね」
メルア「ラミアさん、また口調が変になってますよ」
ラミア「気にするな。今回は少しわざとやってみただけだ」
アクセル「…もう突っ込まん。獅堂がレガリアを相手にするまでひきつけるぞ」
メルア「了解!」


光VSノヴァ
ノヴァ「待ってたよ、ヒカル…今度こそ、ヒカルの好きな人はみんな殺してあげる!」
光(私はもう…迷わない!)「そうはさせない…私は絶対に負けない!」



何度も刃と炎を交え、レイアースの剣がレガリアの胸…ノヴァのいるはずのコクピット部を貫いた。
その光景に驚きを隠せない異世界組。しかし、光は全て分かって上での行動だった。

「もうお前の力には屈しない…正体を現せ! デボネアッ!」

貫かれたはずのレガリアは爆発せずに光たちと距離を置いた後、その傷をすぐに修復させ、
黒いオーラのようなものが纏わりついた。
そして、レガリアのコクピットに移っているのは、ノヴァではなくデボネアであった。
「ほう、私を見破るとは…」
「ノヴァが夢で教えてくれた。ノヴァはいつでも私と一緒にいる……そのレガリアには、初めからノヴァはいなかったッ!」
その言葉にセフィーロの人々は驚愕の表情をとる。
しかし、それを収めるために言葉を発したのはシュウだった。
「成る程……元々彼女は光の心の闇から生まれた存在。
 光と一つになった今、彼女が再び分離したと言うことはまずありえない…ということですか」
「何故貴様がここにいる。貴様は光とマサキによって倒されたはずだ!」
ヤンロンがデボネアにたずねるが、当然応えるはずも無かった。
「その必要は無い……何れは再び終焉のときが訪れるのだからな」
そして、デボネアはレガリアを介してラピエサージュとラーズアングリフを動かそうとする。
「やはり、二人を操っていたのはお前か!」
「む!?」
突如聞こえた声に、一瞬の隙を見せたデボネア。その隙を突き、一筋の閃光がレガリアを再び穿つ。

閃光を放ったのは、カズマのヴァルホークと悠吾のリヴォウルト・エンジェリアンだった。
「ナイスだぜ悠吾! あの距離で当てるなんてよ!」
「エンジェリアンのスペックが良いからだよ」
丁度悠吾の放った攻撃により、レガリアが力を発していた水晶のパーツが破損した。
どうやらそれが制御する媒介であり中核であったらしく、ラピエサージュとラーズアングリフは機能を停止する。
「今がチャンスだよ、皆!」
悠吾の掛け声に応じ、アラドたちはラピエサージュを。アクセル達はラーズアングリフを牽引し、母艦に戻した。
「まあいい、駒はいくらでもいる。今日の所は身を引いてやろう」
そう言って、デボネアのレガリアは姿を消すのであった。


しかし、それと入れ替わるように、カオス・フォースの増援が現れる。
★敵増援2
アンジェ[エリゴル(アンジェ)、グリゴリ×2]
ジュデッカ[イスマイル(ジュデッカ)、メカアルファエル×2]
テロス[ダークE.S.ディナ(テロス)、クサントシス×2]
Cフォース[ステノ級高速戦艦、ガディフォール×2]×2
Cフォース[ザーフ級戦艦、トゥルーク×2]×2
Cフォース[アビゴル、Hiフェアリー×2]×2
Cフォース[Hiゴーレム、コスモリオン×2]×2
Cフォース[メカアルファエル、ダークエンジェル×2]×2
Cフォース[ダイオン、量産型ジガンスパーダ×2]×2

再び現れたアンジェ達に身構えるギャラクシィ・ユニオンズ。
しかし、その増援をものともせず、アンジェ達を再び退ける。

そして、ついにドミニオンに最後の攻撃が加えられんとしていた。

「……コレで終わりね」
既に戦力の差は著しく、最後の足掻きのつもりで戦いに挑んでいたのがありありと感じられたシェリーに、
タクトはたずねる。
「…ここまでして敵を取りたかったのか。エオニアを討った俺たちを」
「……そう思っていたわ……でも」
「でも?」

「…今はもうそんな気持ちじゃ無い…もう、疲れたの」

「……」

「たとえ敵を討ったとしても、私に残るのは空しさだけ……私の全てが無いこの世界で生きる意味など有はしない…」

「……そんなこと」

「無いと思って? ミルフィーユ・桜葉…貴女も愛するマイヤーズ司令がいなくなったら…?」

「そ、それは…」

「ミルフィー…戦いとはそういうものなんだ。俺たちの戦いは、単に勧善懲悪なものじゃない。
必ず何かを失わせていることも…それがエオニア戦役で、俺たちが背負った十字架だ」

「タクトさん…」

「……覚悟は既に持っている、か。マイヤーズ司令、最後に一つだけ…」

「…なんだ?」

「あの子達は、貴女に託すわ。あの子達は貴方たちがカオス・フォースと呼んでいる者に利用されていただけ。
それに、ギャラクシィ・ユニオンズのパイロットの何人かは、既にあの子達を知ってるはずよ」

「シェリーさん、やはりあの機体はステラたちが…!」

「そうよシン…あの子達を守ってやりなさい」

「ふざけんなよ…そうやって、他人に押し付けるのがアンタのやり方なのかよ!」

「……何を言っても構わないわ。もう……眠らせて。あの方の所へ…」

「…レスター。全砲門をドミニオンに」

「タクト…」

「彼女の命も背負って戦うんだ。ヴァル・ファスクやカオス・フォースと戦うには…!」

「分かった」

エルシオールの砲門がドミニオンに向けられる。

「照準、ドミニオン!」

「撃てーーーーーッ!!」

タクトの号令によりエルシオールから放たれた光は、黒き天使を貫き、星の海に葬るのであった。
(以下次回)


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