第18話「翼休めと契機」

様々な出来事が立て続けに起こり疲弊モードのギャラクシィ・ユニオンズ。
そこで大河長官はファルガイアサミットが開催されるまでの数日間、
たまの息抜きにとしてファルガイア有数のリゾート地へのバカンスを許可してくれた。
宿泊施設はそのリゾート地にあるサンドマンが経営する温泉付きのホテルという豪華なもの。
メンバーのテンションも異様な盛り上がりを見せるようになった。



極東都市トキオ近辺・リゾートビーチ。
カズマ「ってなわけで、おもいっきりバカンスモードに入っているのだが…」
アシュレー「…なんでエイミーやケイトにエルウィンらARMSの皆がいるわけ?」
エイミー「ふっふ〜ん…ミーちゃんたちだけじゃ無いよ」
チュイル「ぱよ! あたし達サンジェルマン城のメイドさんもほぼ全員います!」
ブレス「そしてサンドマンやゴールドタイガー達にGGGスタッフ全員もいるという始末だな」
ミヒロ「ってサンドマンさん…お城は大丈夫なんですか?」
サンドマン「問題ない。レイヴンが留守番しているからな」
アシュレー「…アーヴィングがいろんな意味で心配だ。なんというかその…ストレス的な意味で」
カズマ「ま、いいんじゃないか? とりあえずおもいっきり楽しむぜ!」

レイヴン「『海に行く』…ですと?」
サンジェルマン城にて一人寂しく書置きを見るレイヴン。
レイヴン「私だけ…留守番デスカ〜〜〜〜〜〜〜!?」
城の中に、レイヴンの慟哭が(ギャグ的な意味で)響きまくるのであった…

ビーチの海の家…
まずそこには結構平気そうにしているウワバミ二人と、すでにダウンしているものが一人。
ナタル「う〜…もう限界です…」
ミヅキ「もう…ナタルったら限界きちゃったみたいね」
マリュー「仕方ないわ。ちょっと飲ませすぎちゃったし」
ミヅキ「それにしても艦長も大変よねぇ。個性のあふれる人たちの指揮を執り続けて」
マリュー「ええ…マイヤーズ指令が何とかしてくれるけど…やっぱ時たまこうでもしないと正直きついわよ」
ミヅキ「でも、ちゃんと指揮してるあたりは貴方も立派よ。おまけに私たちも、エイジが来てから変わってきてる。
 彼がいれば、斗牙やグランナイツもうまくいけると思うしね」
マリュー「…ちょっと? 今の言い方だとまるで…」
ミヅキ「別に深い意味は無いわよ。それに貴方にはフラガ少佐がいるんでしょ。
 いいわよねぇ…エンディミオンの鷹と呼ばれたエースが恋人で」
マリュー「え!? わ、私は別に…」
ミヅキ「もう、公然の秘密なのは丸わかりなんだから。ほら、アレよ…月の光に導かれ〜って」

アスラン「…なんかギリギリなことかましてる上に人事とは思えない気がする…エンディミオンとか、月の何たらとか…」
シン「そうですか?」
ロウ「…名前だけはな。さっきのフレーズはセレスドゥの伝承をモチーフにした物語からだろ」
シン「セレスドゥ…って?」
ティム「月の守護獣の名前です。地球ではセレネとかセレニティとか言われてる見たいですけど」
シン「……どっかで聞いたことがあるかも」
ロウ「リューンのは『セレスティ』だから違うぞ」
デュオ「それ、ヒルデが小さい頃から大好きなやつだって聞いたな」
アスラン「…ま、艦長たちはあのままにしておこう…それよりカナード。体はもういいのか?」
カナード「ああ…といいたいところだが、まだリハビリが必要みたいだ。
 シエルジェで文献探しとデータタブレットの修復を手伝いながら鍛えなおすつもりだ」
※あまり書いてませんでしたが、カナードは第12話から離脱してます。
シン「そうですか…あまり無理しないでくださいよ」
カナード「ああ、シンもな」
エイジ「お、シン!」
シン「どうした? エイジ」
エイジ「なぁ、ちょっと琉菜たちと一緒に付き合ってくれないか?」
シン「はい?」
琉菜「お父さんのお墓がこのビーチの近くにあるんだ。せっかくだから、皆に紹介したくて…」
エイジ「斗牙とルナマリアも一緒に行く予定だから」
シン「わかった。じゃ、アスランさん」
アスラン「ああ。行っきていいぞ」


その頃…
イザーク「ん…ディアッカ、どうしたんだ?」
ディアッカ「ああ、ちょっと男の嗜みとしてね…」
イザーク「はい?」
ディアッカ「いや、わかるだろ?」
イザーク「…どうでもいいが、今日は久しぶりの休息だ。普通に楽しめよ」
ディアッカ「? ま、いいか。それじゃ行ってくるぜ」

イザーク(ディアッカのヤツ…俺は責任取らんからな)

暫くして…
案の定砂に埋められた挙句、デコにかなり痛そうな突き跡があるディアッカが発見されたそうな。

ディアッカ「…よりによって短槍でどつかれるとは思わなかったな…」
ハイネ「何やったんだ?」
ディアッカ「…覗き」
ハイネ「そりゃ、こうなるに決まってんだろ」
イザーク「…デコは誰にやられたんだ?」
ディアッカ「マリナさんから。しかも短槍持ってきやがった」
イザーク(…どこから持ってきたんだ?)
ディアッカ「それとミリアリアが処刑とか何とか言いながら弓矢で。さらにリルカが魔法使ってきやがった」
イザーク「…バカじゃないか?」
ハイネ「…って言うかバカじゃん?」
ディアッカ「…何だこのデジャヴ」
ハイネ「ま、カノンとかそっち系の人たちにやられないだけましだと思ったほうがいいぞ」
ディアッカ「…そうかもしれないな…あの人なら本気で切り殺しかねない…」

ミリアリア「全く……バカじゃないの?…………てか、バカじゃないの?」
リルカ「何かデジャヴを感じるわね…その台詞」




アシュレー「よし! 特製焼きそば20人前、お待たせ!」
アラド「待ってましたッ!」
リルカ「アラド君、恨みっこなしで食べるわよ!」
アラド「モチの論!」
ゼオラ「…テニア以外にアラドの大食いに対抗できる人がいるとは思わなかったわ…」
アシュレー「ファルガイアの魔法は、使うごとに大量のエネルギーを消費するから、その都度おなかが減るらしいよ。
 だから、魔法使いには大食いが多いってさ」
ゼオラ「そ、そうなんですか…それにしても、アシュレーさん料理がうまいんですね」
アシュレー「僕はタウンメリアのパン屋に下宿してるからね。パンも作れるよ」
ゼオラ「あれ? それと焼きそばの関係は…」
アシュレー「ファルガイアじゃ焼きそばは最もポピュラーな料理なんだ。結構作れる人は多いし、僕もその例に漏れないだけだよ」
ゼオラ「へぇ…(ファルガイア、恐るべしね)」



リオ「ランファさん、どっちが早いか勝負しましょ!」
ランファ「良いわよ! そう簡単に負けないんだから!」
全力全開絶好調で泳ぎの勝負を始めたランファとリオ。
リョウト「相変わらずだね…もう見えなくなっちゃった…」
フォルテ「お前さんの彼女、いい体してるね。ランファと互角にやりあうなんてさ」
リョウト「え! あ、いや…その…」
フォルテ「ハハハッ、そう顔を赤くしなさんな! 戦ってるのを見てればパートナーなんてのもわかるからさ」
リョウト「は、はい…(汗)」


アカネ「きゃ…!」
ミルフィーユ「どーしたの!? アカネさん!」
アカネ「な…何かがフトモモをさわった気が…」
ミルフィーユ「え…」
そのとき、何かがミルフィーの水着を…
ミルフィーユ「きっ…きゃ――――!?」
ホリス「ぶはっ! やっと魚が取れましたよ…ってあれ? アカネさんにミルフィーユさん、どうかしましたか?」
アカネ「あっ…アンタか馬鹿ホリス―――――!!」
案の定、車田ぶっ飛びの如くアカネに殴り飛ばされるホリスであった。
ホリス「うぼぁ―――!?」
ミルフィーユ「あ、アカネさん落ち着いて―――!」

ブラッド「いいか、ちとせ。落ち着いて狙うんだ。火薬式は慣れていると思うが、こっちのは少し勝手が違うからな」
ちとせ「は…はい!」
唇を閉めて真剣に空き缶を狙うちとせ。その時上から何かがドカッと落っこちてきた。
ホリス「わ…私が何かしましたか?」
ブラッド「ほ、ホリス…!? 一体何が「パンッ!」…って!?」


ケーラ「全く…何してんのやら」
ホリス「ははは…小さい頃に魚を取ってたのを思い出しましてついうっかり…」
ちとせ「ご、ごめんなさい! 私としたことが…」
ホリス「心配ありませんよ、ただのペイント弾ですから。
 おかげで顔がマーブル模様ですけど…お気になさらずに遊んでってください」


アカネ「あんの馬鹿ホリス〜〜〜!」
ミルフィーユ「ねぇ、本当はアカネさん…ホリスさんがそんなことするはず無いって思っていますよね?」
アカネ「な…確かにあいつはからかいはするけどあんな事は…でもあれは確かに…!」
その時アカネの足に何かが触った。再びアカネの絶叫がこだまする。
カズマ「チィ姉何があった!?」
アカネ「な、何なのよこれ〜〜!」
ミント「あああッ! わ、私の大切な巨大クラゲ着ぐるみ…海のシリーズパートUが―――!!」
アカネ「あ…お前かぁぁぁミントぉぉぉッ!」
ミント「くっ、バレましたわ!」
カズマ「ああ…そういうことだったんだ」
シホミ「アカネちゃんも、案外打ち解けているわね」
けんかする二人をよそに、ミルフィーはクラゲの着ぐるみをつつく。
ミルフィーユ「(……ふよふよだぁ…)ねぇねぇ! 着ちゃった―――!」
いきなりの展開に固まるアカネとミント。
その時、波が彼女を掻っ攫った。さらに引き潮により沖へと遠のいていく…
アカネ「キャ――ッ! ミルフィーが流された――ッ!」
ミント「どんどん遠のいていきますわぁッ!」
カズマ「きゅ、救命ボート―――ッ!」

ミルフィーユ(も、もしかして私、また事件起こしちゃったかも……!?)
その時、彼女を止めた人物が二人。泳ぎの競争をしていたランファとリオであった。
ランファ「もう! もしかしなくてもそうよ! バカ――ッ!」
リオ「ミルフィー、大丈夫!?」


そんな中、この地方のエリア出身の瑠菜は死亡した父親の墓参りへ向かう。
その付き添いをしていたシンは近くの崖で踊っていた1人の少女を見た。


???「らーらら♪らーらら♪」
シン「ん?」
???「ららーらら♪らーらーらーらら♪」
シン「ふふ…ん? え!? おい……まさか!」
足を滑らせ、うっかり海に落ちてゆく少女。
シン「ああ! 嘘だろ!? 落ちた!?」
???「あ……」
エイジ「泳げないのかよ!」
シン「ええい! 飛び込むしかないか!」
ルナマリア「シン、ちょっと!?」
ステラ「ぅぅぅぅ……」
シン「くっそー……落ち着け……」
ステラ「ハァ……ハァ……」
シン「死ぬ気がこの馬鹿!」
ステラ「はッ!」
シン「泳げもしないのに! 何ボーッとして…?」
ステラ「ぁぁ……いや……ぅぅ…… 死ぬのは……嫌……イヤぁぁ!!」
シン「え、おいちょっと待て! 海のほうへ行くなよ! 一体何!」
ステラ「嫌! う……死ぬの嫌! 怖い!」
シン「いやだから待てって! だったら行くなって!」
ステラ「死ぬの! 誰かが死ぬの!」
シン(この子……)
ステラ「駄目よ……それは駄目……怖い……死ぬのが怖い!」
シン「ああ、分かった! 大丈夫だ! 君は死なない!」
ステラ「!!」
シン「大丈夫だ! 俺がちゃんと、俺がちゃんと守るから!」
ステラ「は……うぅぅぅ……」
シン「ごめんな、俺が悪かった。ほんとごめん、もう大丈夫だから、ね?」
ステラ「……」
シン「大丈夫、もう大丈夫だから。君のことは俺がちゃんと守るから」
ステラ「まもる?」
シン「うん、だからもう大丈夫だから。君は死なないよ、絶対に」
ステラ「守る」
シン「うん、守る。大丈夫? 寒くない? あ、岩で切っちゃったのかな?痛い?
 (でもどうすりゃいいんだ? この子泳げないし…)」
ルナマリア「シン! 今カガリに連絡入れといたから〜!」
シン「わかった! すぐにあがるから」

そして…。
シン「君は、この街の子? 名前は? 分かる?」
ステラ「名前……ステラ。街…知らない」
シン「じゃあいつもは誰と一緒にいるの? お父さん? お母さん?」
ステラ「一緒はスウェン、スティング、アウル。お父さん、お母さん知らない」
シン「そっか、きっと君も怖い目に遭ったんだね」
ステラ「怖い目?」
シン「ああごめん! 今は大丈夫だよ。俺がちゃんとここにいて守るから」
ステラ「ステラを守る…死なない?」
シン「うん、大丈夫。死なないよ」
ステラ「……」
シン「ああ、俺シン。シン=アスカって言うの。分かる?」
ステラ「シン?」
シン「そう、覚えられる?」
ステラ「シン…」
ルナマリア「全く…何この雰囲気?」
シン「な、ルナ……!」
カガリ「とりあえず、問題は無いみたいだな」
ステラ「……」
琉菜「この子、シンが助けたの?」
エイジ「この町の子か?」
シン「よくわかんないんだけどさ……」
スティング「ステラー!」
アウル「おーい!ステラー! どこだー! この馬鹿ー!」
ステラ「スティーング!」
アウル「あ?」
スティング「ステラ?」
アウル「あんなとこにいたんか!」
スティング「ステラ!」
ステラ「スティング!」
スティング「どうしたんだお前、一体」
シン「海に落ちたんです。俺達がちょうど傍にいて」
スティング「そうですか…それはすみませんでした。ありがとうございます」
ルナマリア「では」
ステラ「シン…行っちゃうの?」
シン「あー…ごめんね」
ステラ「……」
シン「でもほらお兄さん達来たろ? だからもう大丈夫だろ?」
ステラ「うん……」
シン「えっと……ほら! また会えるからきっと! ね?」
ステラ「え?」
エイジ「シン、行こうぜ」
シン「ああ、うん」
ステラ「……」
シン「ごめんね、ステラ! でもきっと、ほんと、また会えるから!」
ステラ「シン……」
シン「ってか会いに行く!」
ステラ「……シン」


琉菜「全くシンも隅に置けないわね。マリアが一緒にいながらあんな子にも…」
シン「ば…ちがっ! そんなんじゃないって!」
斗牙「だったら、どんな風に思ってたのかな?」
シン「なんつーか…その…」
エイジ「妹みたいな感じってか?」
シン「な…ドストレートに言うな! このシスコン!」
エイジ「何だとッ!」
ルナマリア「はぁ…って、どうしたの? カガリ」
カガリ「う〜ん…あの子、どっかで見たことがある気がするんだ…」
その時、道の一番へりに位置していたエイジだったが、うっかり足を滑らせて少ししたの浜辺にまで落っこちてしまう。
エイジ「あッ」
ルナマリア「エイジ!?」
エイジ「ひゃ〜〜〜〜〜あ〜〜〜あ〜〜〜あ〜〜〜………」
ドップラー効果で次第に悲鳴を低音に移行させながらエイジの体が見る見る小さくなってゆく。
シン「また落ちたのかよッ!?」
琉菜「アースガルツの一員なってから、エイジはいろんな場所からひっきりなしに落ちたり転んだりしてるわね…」
ルナマリア「感心してる場合!?」
斗牙「君たちはここにいて。僕がエイジを追うから」
シン「気をつけてな。斗牙」
そして、後を追う斗牙。その後シン達が聞いたのは、なんだか楽しそうな漫才をしている二人の声だったそうだ。


エイジ「いつつ…下が砂で良かったぜ…それにしても、斗牙は相変わらずのほほんとしてるな…痛くなかったのか?」
斗牙「対した事無いよ。グランカイザーを操縦しているときに比べたら」
エイジ「そ、そうか…」
このとき、エイジはふと不安を感じ、思案する…が。
斗牙「エイジ、危ない」
エイジ「えっ?」
斗牙の声に反応が遅れ、どしん、と向こうから着た誰かにぶつかった。
???「きゃ!」
エイジ「うわっと!」
エイジは斗牙をも巻き込んで砂浜の上にひっくり返る。斗牙も今度はこらえきれずに手をついた――エイジが転ばせた女の子の胸に。
???「―――ッ!」
と、女の子は目を見開いた。
エイジ「ご、ごめん。大丈夫…って!」
エイジも慌てて女の子に向き直る。エイジや斗牙と同じ、17歳くらいの少女。
トキオでよく見かけるタイプのかなり可愛らしい顔立ちで、髪は青みがかったプラチナブロンド。
そして、きつめの瞳は強い光を放ち、性格の激しさをうかがわせた。
斗牙はまだ、彼女の胸に手を置いている。エイジはそこで絶句した。
エイジ「バカ、斗牙! 早く起こしてやれよ」
が、エイジが台詞を言い終えるや否や、バチーン! 少女の平手打ちが斗牙の頬に炸裂した。
そして、斗牙を押しのけて立ち上がると、一言もものを言わずに足早に歩み去ってしまった。
斗牙は目を派チクロさせて、プラチナブロンドの少女を見送った。
エイジ「すげーな…お前に平手打ち食らわせられるなんて…」
斗牙「……」
相変わらずぼーぜんとしている斗牙。
シン達が慌てて迎えにくるまではしばらくこの状態だったらしい。

そして、改めて皆のいるところに戻ろうとするエイジ達を、立ち去ったはずのプラチナブロンドの少女が物陰からじっと見ていた。
???「斗牙……」
複雑な陰影をこめたその呟きを、耳にするものは誰もいなかった。


休暇の楽しみ方も人それぞれ。そんな中、機体の整備をしている人物がいた。
レティシアとムラクモとコスモスであある。

ムラクモ「ふう…大体こんなところだろう。すまんなレティシア、コスモス」
コスモス「お役に立てれば幸いです」
レティシア「それにしても、ネフューリア事件のときとはずいぶん表情が出てきましたね」
コスモス「…自分でもそう思います」
ムラクモ「後は俺がやっておくから、二人ともきりにするといい」
コスモス「ムラクモは行かないのですか?」
レティシア「人それぞれってことですよ。それじゃ行きましょう?」
コスモス「は、はい…」

ムラクモ(本当は行きたくても行けれないんだよな…)
レティシアとコスモスが出てから暫くした後、警報が鳴り響いた。

「付近にゼラバイアが出現! 出撃可能な機体は直ちに出撃してください」
ムラクモ「…留守番して正解だったな」


ビーチから少し離れたところに、なりを潜めていたゼラバイアが現れる。
ほぼ全員が出払っていたため、ムラクモが時間稼ぎをするはめに。

☆味方初期
ムラクモ[クラウドブレイカー(ムラクモ)]
★敵初期
ゼラバイア

☆味方増援(2ターン目PP)
戦艦選択3隻
グランナイツ[ゴッドグラヴィオン(グランナイツ)]
選択小隊15小隊
(このステージでは全パイロット水着)

ゼラバイアに対する一番の対抗策として先陣を切るグランディーヴァ。
6機のそれはエルゴフォームをとり、合体する。

そして合体が完了したとき、超重神グラヴィオンが誕生する。
合体後のポージングをするその瞬間、サンドマンが突然叫んだ。

「超重! 合神! ゴッド!! グラァァァァヴィオォンッ!!」

いきなりの叫びにサンドマンを始めとした何人が凍りつく。

レイヴン「い、今のは…?」
サンドマン「フッ…一度言ってみたかったのだ」

テセラ「カッコいい…」
マリニア「テセラ!?」



とりあえずゼラバイアを撃墜するも今度は謎の組織の軍勢が現れる。

★第3軍
ジュデッカ[イスマイル(ジュデッカ)、バフォーム×2]
スウェン[ストライクノワール(スウェン)、ウィンダム×2]
ファントムペイン[アビスインパルス×2]×4
ファントムペイン[ガルグイユ×2]×4
ファントムペイン[アッシュ×2]×4
ファントムペイン[ドーシート×2]×4
所属不明[ズワイ×2]×4
所属不明[ネレイド×2]×4
現れたのは水陸両用タイプの機体で構成された部隊とジュデッカの乗るイスマイルだった。

<戦闘会話1>
・アシュレーVSジュデッカ
ジュデッカ「待っていたよ、アシュレー=ウィンチェスター! さぁ、僕を楽しませてくれよ! はははッ!」
アシュレー「楽しいだと!? こんな戦争を引き起こして何が楽しいんだッ! ジュデッカ!」
ジュデッカ「キミにはわからないかなぁ。こんな素晴らしい殺戮ショーが楽しめるのはこういう時だけさッ!」
 あの人は僕の遊びを提供してくれますからね。君達を殺したら、次はトキオの市民で;楽しませてもらいますよ」
アシュレー「どこまで卑劣なんだ、お前はッ!」


ロンバルディアVSジュデッカ
リルカ「ちょっと、どういうつもりよ! こんなところでやり始めて!?」
ジュデッカ「ククク、一般市民がどうなろうが、僕には関係ないなぁ。僕は遊びの場を提供されたから、遊んでいるだけさ」
リルカ「あッッたま来るわね! いい加減にしなさいよ!」
ティム「遊びでの人殺しなんて許されるはずが無いんです!」
カノン「無駄だ、ヤツには何を言っても考えない」
マリアベル「こやつはもう一度やらねばならんの」
ブラッド「そういうことだ。やれるか? ロンバルディア」
ロンバルディア「勿論だ」


今回はやや手勢が少なかったためか若干余裕と思われた・・・しかし!
ジュデッカ「フッ、やりますね。ならば先ごろ完成したあの兵器を使ってみましょうか」
そういってジュデッカが呼び寄せたのは真っ黒な人という表現が似合う怪しげな怪人だった。
ルナマリア「何? あの怪人…」
マリアベル「あれは…まさかッ!?」
するとその黒い怪人たちは光を突然発する。そしてその光が消えた直後予想だにしなかった事態が目の前に起きていた。

★第3軍増援
コピーGU[ドッペルサンドロック(ドッペルゲンガー)]
コピーGU[ドッペルディアブロ(ドッペルゲンガー)]
コピーGU[ドッペルラッキースター(ドッペルゲンガー)]
コピーGU[ドッペルE.S.ディナ(ドッペルゲンガー)]
コピーGU[ドッペルバクシンガー(ドッペルゲンガー)]
コピーGU[ドッペルスタークダイン(ドッペルゲンガー)]

なんとその怪人たちはサンドロック、ディアブロ、ラッキースター、E.S.ディナ、バクシンガー、
スタークダインの6機に突然姿を変えたのである。
ディーゴ「これは!?」
カトル「いったいどういうことなんです!?」
マリアベル「おそらくあいつらは『ドッペルゲンガー』じゃ」
プレシア「ドッペルゲンガー?」
ミルフィーユ「何ですかそれ?」
マリアベル「ファルガイアに存在する怪物の一種で自身の体を目の前の姿に変える力を持っておるのじゃ。
 じゃが、本来のドッペルゲンガーは人間と同じぐらいの大きさのはず・・・・おそらくはこの前の怪獣兵器たちと同じものか・・・」
ジュデッカ「そのとおり。さすがのあなた達も自分達の機体にはかなわないでしょう」
ミン「ヘン、ただ機体を模しただけで結構強気なことで」
シュテッケン「たとえ我々の機体を模したところで所詮は心を持たぬ物。我々が切り捨ててくれる!」
コスモス「コピー機体、来ます!」

<戦闘会話2>
カトルVSドッペルサンドロック
カトル「見た目も全く同じ…でも、それだけでは僕には勝てない!」

プレシアVSドッペルディアブロ
プレシア「偽者なんかに負けないんだから!」

ミルフィーユVSドッペルラッキースター
ミルフィーユ「私の想いまではコピーなんかさせません! さっさとやっつけちゃいます!」

コスモスVSドッペルE.S.ディナ
コスモス「基本的なところは確かにコピーできていますが、肝心なところが粗末です。
 もとより負けるつもりはありません」

銀河烈風隊VSドッペルバクシンガー
ディーゴ「所詮は真似事、一刀両断に切り伏せるのみだ!」

ミンVSドッペルスタークダイン
ミン「どんなにやっても所詮は偽者。遠慮なくやっちまうよ!」

ドッペルユニットを倒しギャラクシーユニオンズはなんとか謎の軍勢たちも退けることに成功。
思った以上に早く終わらせることも出来、その後まだ時間もあるということで再びみんなは水遊びにいそしむのだった。

サンドマン「ハハハ…美しい波だ! さぁ、乗るぞッ!!」
大河&火麻「おうッ!!」

ちなみに年甲斐もなくボディボードにいそしむサンドマン、大河長官、火麻参謀を見た一部男性陣は
ただただ感心するばかりだったという。

ミヅキ「……カッコいい」
グランナイツ「ええッ!?」


その頃、帰還するギャラクシィ・ユニオンズの機体…とくにグラヴィオンに目を向けているものが一人。
プラチナブロンドの女の子である。

女の子…フェイ・シンルーは人ごみはなれたところで静に呟く。
「負けない、絶対に……」
(以下次回)


◇オマケ。
この日の夜…ギャラクシィ・ユニオンズのメンバー何人かは夜通しカラオケを敢行。
何かいろんな意味で盛り上がっていたそうな。
しかも、ネフューリア戦役終了直後に知り合ったとある人物にも再開し、飛び入り参加したトカ。

シン「……さ、さすがにルナたちに対抗しようと躍起になったのはいけなかったな…」
デュオ「ど、同感だぜ…ゲホッ、ゲホッ!」
タップ「さすがにはっちゃけすぎたかもな…」

ケーン「しっかし…タップたちも良くあんなの歌ったぜ」
ライト「とっさのトリオにしちゃはまりすぎてたし…」
リューン「ま、あの歌で皆ノリノリになって、終始テンションMAXだったの事実だな」
アクセル「まさに最初からクライマ…」
リューン「はいはい、それ言っちゃだめだぞ。案外事実とはいえ」
アクセル「ちっ…」

ラルミィ
…いーじゃん、いーじゃん、すげーじゃん…
リューン「ラルミィ…ひょっとしてデュオたちが歌ってたの気に入ったのか?」
ラルミィ「な、別にそんなことないぞ!?」
リューン(何かいろんな意味で飛び火してるな…)
作者は好きですよ、あの曲。

◇オマケ2
・夜通しカラオケ大会後その2〜アキッキーは1ドリンクで5時間歌った男(実話)〜
ルナマリア「いや〜盛り上がったわね。カラオケ大会」
ランファ「ホント、みんな意外と歌が旨かったしね。アスランはやっぱり歌わなかったけど・・・」
メイリン「そういえば普段はクールなラミアさんがファンタジー系ロボットアニメの歌をなぜか知っていたり、
 普段は引っ込み思案のエイナが妙に明るい感じで学園アクション系のアニメの歌を歌ってましたけど・・・・
 なんであの2人その曲を知ってるんでしょうか?」
ランファ「それは多分この会話を書いている謎のシナリオ師のAの思惑よ」
シナリオ師A(ギクッ・・・・!)
メイリン「でもランファさんが昔のスポ根ロボットアニメの曲を知っているなんて意外でしたね」
ランファ「いや〜地球のことを調べていたときに、このアニメのデータが見つかってね〜。
 といいつつもこれもAの思惑なんでしょうけどね〜(ジト目)」
シナリオ師A(ギクッ、ギクッ!!)
ルナ「後すごかったのがアクセルさんやフォルテさん」
ランファ「アクセルさんは私の思惑では別なものを歌うと思っていたのに
 何でAは今リメイク版が放送されているギャグアニメの歌を歌わせたのかしら?
 それにフォルテさんの曲はその後に放送されたもののOPだったし・・・」
メイリン「やっぱりAさんの思惑なんでしょうか?」
ルナ「っていうか思惑よ。絶対」
シナリオ師A(ゲホッ、ゲホッ)
ランファ「そういえばその後のヒイロ君もそれ関連の曲だったけど・・・・なんであれをAは歌わせたのかしら?
 キラ、キラ、キラ、キラ、スタースタ〜♪なんて絶対ヒイロ君のイメージに合わないわよ!!」
シナリオ師A(いやそれはただ単にネタとして面白いと思ったから)
ルナ「そういう風な点で以外だったのがラルミィさんよね」
メイリン「その後のサンドマンさんは無茶苦茶イメージにあったノリのいい曲を選曲していたのに
 (しかもシャウトまでしてたし・・・ゴッドグラヴィオォォォォォン!って…)
 普段は冷静なラルミィさんがあんなのりのいい系を選ぶとは私も思ってませんでした」
ランファ「それはただ単にAが彼女の中の人の持ち歌の中で知っているのがあれしかなかったからっていうだけよ」
Aっていうかアキッキー「グサッ!!(気絶)」
そんなこんなで休みは進んでいく・・・・。


<アキッキー氏原案のオリジナル怪獣兵器>
偽装コピー魔神『ギガドッペルゲンガー』
WA2に登場する雑魚キャラ『ドッペルゲンガー』の巨大版。
この状態で戦わず毎回目に付いた機体をコピーしてくる。
ちなみに若干イメージに「ナムコクロスカプコン」のドッペルユニットも混じっている。


◇アキッキー氏のオマケ曲解説(それぞれ何を歌ったか)
ラミア:『聖戦士ダンバイン』OP『ダンバインとぶ』。
出展は『アイドルマスターXENOGLOSSIA』キャラソンアルバム
『熱唱!サンライズ巨大ロボットアニメソング無敵』でラミア役の清水香里さん演じる如月千早が本当に歌っていた。

エイナ:『舞−HiME』OP『Shining☆Days』。
出展はラミアと同じく『熱唱!サンライズ巨大ロボットアニメソング無敵』からで
エイナ役の中原麻衣さん演じる秋月律子が本当に歌っていた。
なお、本来、舞−HiMEはロボットアニメではないのだが声優&スタッフつながりというお遊び。

ランファ:『疾風!アイアンリーガー』OP『アイアンリーガー〜限りなき使命〜』。
出展は上の2人の出展のアルバムの続編『熱唱!サンライズ巨大ロボットアニメソング嵐』で
ランファ役の田村ゆかりさん演じる水瀬伊織が同アルバム内でカバーした曲。

アクセル:リメイク版も放送されたタイムボカンシリーズの第2弾『ヤッターマン』のOP『ヤッターマンの歌』。
『アニカバー声優大集合 第2弾 ノンストップリミックスダンシング・ユーロ・ボカン』というアルバムでア
クセル役の神奈さんがカバーしていたことからこの選曲になった。

ヒイロ:タイムボカンシリーズの第4弾『タイムパトロール隊オタスケマン』OP『オタスケマンの歌』。
アクセルと同じく『アニカバー声優大集合 第2弾 ノンストップリミックスダンシング・ユーロ・ボカン』内で
ヒイロ約の緑川さんがカバーしていたのでこの選曲になった。
ちなみに同アルバムにはガロード役の高木渉さんやキョウスケ役の森川智之さんも参加している。

フォルテ:タイムボカンシリーズの第3弾『ゼンダマン』のOP『ゼンダマンの歌』。
百歌声爛という声優の企画メドレーアルバムの女性編IIでフォルテ役の山口さんがカバーしていた。

ラルミィ:『ネギま!?』OP『1000%SPARKING!』。
小林ゆうさん(ラルミィのイメージボイス)=桜崎刹那(ネギま!登場人物)のため。
(空神も、ラルミィの声のイメージは完璧にせっちゃんのイメージです)

サンドマン:言わずもがなグラヴィオン本編でサンドマンが熱唱していたグラヴィオン劇中歌『合神!ゴッドグラヴィオン』。


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