場所はシエルジェ自治領。
ファルガイア南東の雪原大陸の中心に結界を張り、魔法・科学の研究を進めている学術都市。

ギャラクシィ・ユニオンズは、前回に現われた風の魔族ガープの行動と
ファルガイアに起ころうとしている異変の原因を突き止めるため、
そしてある程度の学業を修めたリルカを迎えにいくためにこの街に来ていた。

ドサマギにカズマ達も同行し、同行者のなかで物珍しく見ていたのは主にエンジェル隊。
特にランファは、魔法とかには興味津々な為、シエルジェの町並みに目を奪われていた。
ランファ「まさにマジックアカ…」
リューン「それ言っちゃ駄目ッ!」

そして、再開したリルカにランファは魔法の事について教えてほしいとせがんで来た。
実は勉強が苦手な彼女だが、何とか人に説明できるようになるまで強くなったらしい。

ファルガイアの魔法は、基本的に守護獣の力の具現現象の一種であり、
ファルガイア人にとっては超自然現象や奇跡に代表される説明不能な現象ではなく、
守護獣の力の現れと言うごく自然なものだった。
無論、自然現象である魔法を解き明かそうという動きが見られ、次第に体系化していったのである。
魔法の体系化によって、リルカ達が使う紋章魔道のほかに、
科学技術が用いられる物理魔道(インダストリアル・ソーサー)と呼ばれるものがあるが、
これはぶっちゃけARMとゴーレムとかがそれになるので割愛する。
魔法体系化の中で、ラ・ギアス同様に4つのエレメンタルの存在が明らかになった。

大地のエレメンタル「ジオ」、炎のエレメンタル「フレイ」、風のエレメンタル「ウイング」、水のエレメンタル「ミューズ」。

これらのエレメンタルを組み込み、複雑な術式(フォーミュラ)に乗っ取って、魔法が発現される。
しかし、普通にこれをやるとめっぽう時間がかかり、実戦では向かなかった。
そこで考案されたのが「クレストグラフ」というアイテムである。

そしてリルカは、どこかともなく一枚のカードを取り出す。
そのサイズはランファが使ったことのあるタロットカード状のもので、
表には二つの模様が組み合わさったような紋章が書き込まれていた。
リルカ「このクレストグラフに、さっき言ったエレメンタルのうち、二つのエレメンタルを組み合わせた紋章を書き込むの。
 そうすれば、エレメンタル同士の相乗効果で魔法が発現できる様になる訳」
ランファ「つまり、めんどくさいことを事前に済ませていつでも使える様にしたのがこのカードなのね…
 やっぱ魔法も利便性追求が必要なのね…」
ちとせ「感心するのはそっちなんですね…」
リルカ「でもやっぱり、あたしはお姉ちゃんみたいに上手く行かないし…
 魔力だってティムと違ってこのマントと胸元にについてる魔力増幅器(アンプ)が無いと全然なの…」
ランファ「そ、そうなんだ…でも諦めちゃ駄目よ!」
リルカ「ランファさん…」
ランファ「リルカちゃんだって、お姉ちゃんの代わりにARMSとして頑張ってきたんでしょ?
 どんなに苦しくっても、その明るい優しさでどうにかなったんだから…」
リルカ「…うん。へいき、へっちゃらッ! よね!」
ランファ「そうそう!」
リルカ「何か、ランファさんってお姉ちゃんみたいだね。性格は反対だけど、色々と相手をしてくれて…」
ランファ「そ、そう…?」
ミルフィーユ「あ、ランファ照れてる〜」
ランファ「ちょ、ミルフィー! こんな時にからかわないでよ!」


その頃、シエルジェの天文台前にある一室。
そこでは、ギャラクシィ・ユニオンズの主要メンバーがおり、先程の魔族・ガープとかつてのルイーナとの関連性について調べていた。
クリフ「ふむ…以前に対峙したというガープと、君達が倒したブレアという者が持つ共通のエネルギー波が、
 ルイーナのメリオルエッセが発していたものと同調している…メリオルエッセと同一の存在であることはほぼ間違いないだろう」
ジョッシュ「そうか…」
シズマ「…だが、決定的に違うのが一つある。それは「アフェタ」だ」
クリフ「アフェタ?」
シズマ「俺の体に宿っていた6つのエレメンタルの象徴…ヤツラは暗黒剣の力によって具現化したんだ」
リム「まって…体って…どういうこと?」
シズマ「…今の俺は、母さんによって生み出された練気体という仮初の身体だ」
アシュレー「そうだったのか…」
シズマ「俺は別に正義のためだとか、英雄とかになんか興味はねえ。バルドーをぶっ潰す…それだけだ」
凱「シズマ…」
クリフ「とにかく、これ以上のことについては追求しないといかんな。この件はこれで終りだ。
 そういえば、ここの天文台スタッフから聞いた話だが…
 数ヶ月前、膨大な量のデータが混在しているエネルギー波がファルガイアを彗星のように通ったらしい」
マリアベル「彗星か…何か嫌な予兆でなければよいが…」
ウェントス「どういうこと?」
マリアベル「ファルガイアでは昔から、彗星が空を乱している時は凶兆の証とも言われておる。
 これはなぜか当たる確率が高くてな…」

その時、緊急事態が発生する。
愛美「どうしたの?」
シエルジェ研究員「何者かがアルトネリコのデータタブレットを奪取・逃走した模様です!」
マリュー「なんですって!?」
カナード(アルトネリコのデータ…まさか!?)
シホミ「シエルジェ結界に覆われている都市…ということは」
ブレス「相手も魔術に長けた者がいるということか」
凱「だとしたら、相手はオデッサの残党か…或いは…!」
愛美「相手の逃走先は!」
研究員「シエルジェから西にあるゲートブリッジ方面です」
ブレス「よし、機動力のある機体を先に出すんだ!」

第10話「蜥蜴と道化と究極ロボ」

☆味方初期
カナード&アスラン[フリーダム(カナード)、ジャスティス(アスラン)]
シン&悠吾[デスティニー(シン)、リヴォウルト・キャリバー(悠吾)]
カズマ[ヴァルホーク(カズマ、ミヒロ)]
アシュレー[ナイトブレイザー(アシュレー)]
ARMS[ロンバルディア(ブラッド、リルカ、ティム、カノン、マリアベル)]
シズマ[セイバーヴァリオン(シズマ)]←凱搭乗。


シズマ「どう言う事だ? 凱。あんたが付いてゆくなんてよ」
凱「オデッサ残党にももう一つの可能性が否定しきれないからな…そいつが現われたときのためだ」

そして逃走している部隊に追いついた先行隊。
そこには、ブラディシンジケートとマリーメイア軍の機体、そして未確認の人型がいた。

???「おやおや、追いつかれてしまいましたか」
凱「お前は…テロ組織バイオネットのギムレットッ!!」
ギムレット「いけませんねぇ…こんな時にアナタが出てくるとは。しかし、彼女が別任務でいないのは幸いでしたね」
シズマ「凱、やつを知ってるのか?」
凱「ああ。国際テロ組織バイオネット…規模はオデッサを凌ぐといわれるほどのヤツラだ」
ギムレット「オデッサ戦争の間では彼等にお株を奪われて活動しにくかったのですがね。
 今回は鬱憤晴らしとばかりに、やらせていただきましょう」
凱「そうは行くか! この準備期間の間、俺達は何もしてなかったわけじゃないッ! 長官!」
大河「うむ! ファントムガオー発進! そして、ファイナルフュージョン承認!!」
命「了解! ファイナルフュージョン、プログラムドラアアアイブッ!!」

凱「ファイナルッ! フュゥゥゥジョォォォォォォンッ!!」

☆味方初期2
勇者王[ガオファイガー(凱)]

凱「ガオ! ファイ! ガァァァァァッ!!」

カズマ「すげぇ! アレが勇者の王…ガオファイガーか!」
凱「ギムレット、データタブレットを返してもらうぞ!」
ギムレット「いけませんねぇ…ここまで舞台が出来てしまっては私もでなざるを得ませんね」


★敵戦力
バイオネット[ギムレット・アンプルーレ(ギムレット)]
バイオネット[サーペント(AI)×2]×3
バイオネット[トーラス(AI)×3]×4
バイオネット[サーペント+リスニル]×4

戦闘台詞
凱対ギムレット
ギムレット「いけませんねぇ、あなたも。せっかく素晴らしい力があるのにそんなつまらない事に使うなんて」
凱「黙れ、ギムレット! この身体は人々の平和を守るために与えられたものだ!
 エヴォリュダーの力、その身で受けてみろ!」

アシュレー対ギムレット
ギムレット「黒騎士くん、あなたのおかげでオデッサがいなくなってせいせいしてますよ。これには感謝しておきます」
アシュレー「ふざけるなッ! 僕達がオデッサを倒したのは、大切なものを護るためだ。
 決してお前達のようなヤツを野放しにするためじゃないッ!」

カナード対ギムレット
カナード「ミーアの力を…これ以上利用されるわけには行かない! 返してもらうぞ、ギムレット!」
ギムレット「いけませんねぇ。堕天使までも現われるとは…」

悠吾対ギムレット
ギムレット「いけませんねぇ。そんなオモチャで遊んでいてはケガをしますよ」
悠吾「リヴォウルトは玩具なんかじゃない! 皆を守るための力なんだッ!」


ギムレット撃破
ギムレット「いけませんねぇ、これは。今日のところは出直すとします」
カナード「逃がすかッ!」

カナードはフリーダムのサーベルを抜き、一気にギムレット・アンプルーレに肉薄する。
そしてすれ違いざま、胸部に積んであったカーゴブロックを切り離し、切り離された小型ボックスをキャッチする。

ギムレット「おやおや、奪還されましたか」
凱「仲間達ももう来る。これで終りだ!」
ギムレット「それはまたの機会になるでしょう。幸いアナタの相手をする人も来ましたしね」
凱「何!」


そこに突如空間転移で巨大な機体が現われた。
シズマ「な、何だアレは!」
凱「バイオネットの新型か!」
悠吾「ってちょっと待って!」
アシュレー「アレはもしかして…」
アスラン「いや、色が緑色だがもしかしなくても…」
カズマ「ヴァルシオンだーーーーッ!!」

☆味方増援
ヴァルストーク(ブレス、シホミ、アカネ、ホリス)
エルシオール(タクト、レスター、ウォルコット、アルモ、ココ)
アークエンジェル(マリュー、ノイマン、メイリン、ミリアリア)
選択14小隊


ブレス「なんだあの機体は…」
タクト「アレは…ヴァルシオン!」
フォルテ「よりによって、カズマの訓練でデータ使ってたやつが出るとはね…」
レスター「ちょっと待て…あのヴァルシオン、データが桁違いに上がってる…!」
ブレス「つまり、相当の強化が施されたヴァルシオンと言うことか」
リューン「つまり、今まで戦ったヴァルシオンとは違うのか」
凱「ギムレット…何故これほどまでに強化ししたヴァルシオンを!」
ギムレット「いやいや、これはわたくし達のものではありませんよ。詳しいことは彼に聞いてください」
アシュレー「彼?」


そして通信に現われたのは…
トカ「待ちかねたぞ、諸…」
アシュレー「よし、通信を切れ! 総攻撃開始だッ!
リルカ「おっけー!」
トカ「ちょっち待って! まだ何も言ってないのに何この酷い扱い!」
ゲー「げっげー!」
アシュレー「というか、またアンタらか! 性懲りもなく!」
悠吾「……なんだろ、あのトカゲの着ぐるみみたいなの」
マリス「私も、あんな物を見た事ないわ……」
リューン「なんか自然な反応ッ!?」
トカ「初対面の方もいるのでお見知りおきを! 今や全国津々浦々に轟き渡る、バイオネットの錬金術師……
 トカとゲーとは我輩らの事よ。決して怪しい者ではないので、よろしく」
アラド「全身から怪しさ爆裂なんだけど…」
トカ「わーお! もしかして褒め言葉!?
 我輩たちから滲み出るサイキックなエナジーが一般市民へダイレクトに影響を与えているトカ!?」
ホリス「……あのキャラ、どこから突っ込めば…いや、あのボケの塊に突っ込まなかったら、
 私のキャラ生命に関わりかねません……ここは意地でも……!」
アカネ「ホリス、何言ってんの!?」
ブラッド「そんな事より、その機体は何だ。以前に戦ったあれと似ているが…」
トカ「何という質問の嵐……! では、順にご説明しましょう!
 まずこれこそ、我輩たちが求めていた叡智の光を得て完成した究極ロボ…その名もヴァルシオンだトカ!」
カズマ「やっぱヴァルシオンじゃねーかッ!!」
マリアベル「叡智の光って…まさかさっきの話で出たあの彗星か…?」
トカ「どんな話かは知らんがまさしくその通りだッ! 突如彗星のように現われたその光は、
 我輩超特製の観測システムで検出され、ものっそい量のデータをゲットだぜ!」
悠吾「げ、ゲットだぜって…」
トカ「そしてそのデータの一部を引っこ抜いて参考にして作られたのがこのヴァルシオンなのだッ!」
リューン「んなご都合主義なオチありなのか?」
トカ「ご都合主義と笑わば笑え! 
 我輩の頭脳がこの強力ヴァルシオンを完成させたという宇宙の真理は揺るぎませんともッ!」
ゲー「げー」
凱「だったらやるしかない…トカ、ゲー! 正々堂々と勝負だッ!」
トカ「うむ、我輩も正々堂々とやり合いたいのだが……
 実の所、オデやら何やら言う特殊なシステムの起動に失敗して我輩達コクピットの中に閉じ込められてしまったトカ」
ランファ「……え?」
トカ「まさに制御不可能な状態。創られた存在の反乱……一流のハードSFだトカ」
エイジ「おい! そんなんアリかよ!」
トカ「うむ、不覚を取ったと言わざるをえない……というわけで、そこのお方達!
 どうかこの哀れなトカゲ達をお助けください」
カズマ「お前ら、バカだろッ!?」
ミント「カズマ君に言われたらおしまいですわね」
リルカ「言えちゃってる〜」
カズマ「おいコラ! そりゃどういう意味だ!」
ギムレット「(流石の私もこれは予想外でしたね。これ以上はフォローし切れません)それでは、トカゲのニ方、後は頼みましたよ」
トカ「あああっ! やっぱ我輩ら利用されるだけの踏み台キャラだったトカ!?」
リューン「もう訳がわからん…」
ブレス「ともかくだ。こうなったら、倒す他に手はない」
フォルテ「相手は歪曲フィールドを持っている。強力な攻撃でぶち抜くんだ。いいねカズマ!」
カズマ「了解ッ!」
アシュレー「ただしトカゲの方の生死は問わない。一気にいくぞ!」
トカ「そんな殺生な! 鬼! 悪魔! 外道主人公ッ!」
悠吾「そこまで言う!?」
アシュレー「……しょうがない。もう二度と悪さをしないと約束するなら助けてやるぞ」
トカ「トカゲのしっぽに誓ってやりませんとも! お助け〜〜〜〜〜ッ!!」
ゲー「げー!」
アシュレー「よし、全部隊へ! 攻撃開始だ! ただし、内部に生命反応がある部分は避けてくれよ!」


★敵増援
ヴァルシオン(緑)(トカ&ゲー)

敗北条件
カズマ、悠吾、カナード、アスラン、シン、凱、シズマの撃墜


◇機体解説…ヴァルシオン(緑)
数ヶ月前、どこからもなく突如膨大なデータ量が混在したエネルギー波がファルガイアを通り過ぎる現象があった。
この時の現象は巨大な彗星が空を乱すように目視されていた。
しかし、このエネルギー波からデータの抽出に偶然成功したトカはこのデータを元に一つの機体を作り上げる。
それがこのヴァルシオンである。
ディティールはビアン・ゾルダークが搭乗していたオリジナルと全く同じだが、カラーリングは緑を中心にしている。
更にトカがあり得ない魔改造を施したおかげで、オリジナルを遥かに上回るスペックを持つ強敵となった。
しかし、最強技であるメガグラビトンウェーブの再現は微妙だったらしく、
名前も「トカグラビトンウェーブ」となり、自分も巻き込む自機中心型のMAPWとなっている。
◇武装
ディバインアーム
クロスマッシャー
トカグラビトンウェーブ


そして、トカゲ達のはた迷惑なオチにつき合わされつつも、ヴァルシオンに致命傷を与えた。
シホミ「目標、沈黙しました!」
ブレス「データタブレットも無事奪還したことだし、よしとするか」
ホリス「ん? 艦長、対象が再び起動しました!」
ブレス「なんだと!?」

ヴァルシオン、再起動。
トカグラビトンウェーブを放つ。

カズマ「うわッ! 暴走したのかよ!」
悠吾「このままじゃヤバイ…どうすれば!」
フォルテ「そうだ…キョウスケ達からもらったヴァルシオンとの戦闘データで…これだ!」
カズマ「フォルテさん?」
フォルテ「カズマ。今回の戦闘が最後のテストにするよ」
カズマ「え!?」
フォルテ「あいつを倒すには歪曲フィールドを打ち消して、一気にぶち抜くしかない。
 あんたのヴァルホークにある攻撃が最後の決め手だよ!」
カズマ「わかりました! やって見せます! ミヒロ、しっかりつかまってろ!」
ミヒロ「う、うん!」
フォルテ「カナードとアスランはあたし達と一緒に後方から援護、
 悠吾とシンは同時に当たって歪曲フィールドに干渉するんだ! そしてバリアの突破は…」
凱「俺とシズマだな!」
フォルテ「ああ、一番効果的に出来るのはあんたたちだ、頼んだよ!」

BGM:Break Out

アスラン「よし、いくぞカナード!」
カナード「ああ!」
一旦距離をとり、カナードとアスランはヴァルシオンの攻撃を引き付け、フルバーストで牽制する。

その間に、シンのデスティニーはアロンダイトを、
勇吾のリヴォウルトはエンシェント・フレアセイヴァーを持って、同時にヴァルシオンへ突撃。
両機ともヴァルシオンの歪曲フィールドに阻まれるが、両機の間にフィールドの崩壊点が発生し始める。
悠吾「シズマ、今だッ!」
シズマ「おう!」
シズマは、セイバーヴァリオンを最もパワーのあるマックスヴァリオンにチェンジさせ、崩壊点に繰り出す。
シズマ「食らえ! マックスアンカーブロー!!」
マックスヴァリオンの怒涛の乱打がフィールド崩壊点を更に大きくする。だが、破壊には至らない。
シズマ「くっ…凱!」
マックスヴァリオンは垂直に飛び上がり、そこから現われたのはガオファイガー。
凱「ヘルアンドヘブン! うおぉぉぉぉぉッ!」
ガオファイガーが最初に放つヘルアンドヘブンで、遂にヴァルシオンの歪曲フィールドが完全に崩壊した。
トカ「おお!」
これには素直に感心するトカ博士。しかし、次の攻撃に寒気がした。
トカ「あ…何がなんだか、イヤーな予感がしないでもない!」
ゲー「げー」

カズマ「止めだ! ヒートエッジエクスプロイダーーー!!」

飛行形態のヴァルホークが放つ最強技、「ヒートエッジエクスプロイダー」が丸裸にされたヴァルシオンに突撃する。
そして、ヴァルホークはヴァルシオンを貫き、撃破に成功した。
トカ「どぅぶれあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
(MAPクリア)

カズマ「や、やったぜ…ミヒロ、怪我してないか?」
ミヒロ「うん、大丈夫だよお兄ちゃん…操縦上手くなったね」
カズマ「そ、そうか?」
フォルテ「ノイン、ここまでやってのけたら、いいんじゃないか?」
ノイン「そうだな…一応な」
リルカ「あれ、アシュレー。蜥蜴の人たちは?」
アシュレー「ん? どこに行ったんだあいつ等…」



シエルジェ自治領、周辺の雪山。

トカ「……ゲー君、これはもしや我輩らは貧乏クジというものではないか?」
ゲー「げー」
トカ「……身震いするほど、腹が立つトカ。あと眠気が…」

果たして二匹のこれからはどうなるのやら。

F.UC.99年某月某日、航海日誌…
今回はある意味無茶苦茶としか言いようのないやつとやりあった。
トカとゲー。あの二匹はオデッサのメンバーだったらしい。
しかし、あんな世界観の違うヤツラすらも配下にするなんて、オデッサは相当懐が深かったんだろうなと思う。
そして今回の戦いによって俺の特訓の方も一段落ということになった。
ノインさんとフォルテさんにはとりあえずの合格点をもらえたのだが、
あくまで『一応』で『とりあえず』の基礎課程レベルで補習、最履修、お情けの嵐だったけど
そして、それぞれの組織もこれから活動を本格化させるだろう。
ヤツラに対抗して、この星の明日のために改めて決意をしめす…と

執筆者:カズマ・アーディガン


NEXT 戻る