F.UC.99年某月某日、航海日誌…

トランスバールとオーブからやってきた仲間たちとの挨拶と紹介も無事におえ、
いよいよギャラクシィ・ユニオンズが本格的始動となりGアイランドシティを拠点に活動することになった。

が、その前にリルカがシエルジェの学業に暫くやっておきたいと言ってきた。
彼女はクレストソーサレスでまだまだ勉強中の身でありながらも、
死んだ姉に代わってARMSのメンバーとして頑張っているってのは泣ける話だ。
けど、学校には行かずに現場でトレイラーのイロハを叩き込まれてきた俺には…正直、あいつの気持ちはよくわからない。
他にも暫く部隊編成諸々の理由で準備期間という名の自由時間がとられている。
まあ、自由時間は人それぞれだ。俺は気楽に待機させてもらうとする…と

執筆者:カズマ・アーディガン

その時、突然カズマの部屋に来訪者が訪れる。
ノイン「ここにいたか、カズマ。9:00までに格納庫に来いと言ったはずだぞ」
カズマ「悪い悪い、ノインさん。すっかりすっぽり忘れてたぜ。…で、何の用?」
フォルテ「貴様ーッ!! 起きろ、起きろ、起きろ! とっととパンツを上げろ! 
 じじいの(自主規制)の方がまだ気合が入ってるぞ!」
カズマ「ちょ、ちょっと待った! フォルテさん、いきなり何だよ…!?」
フォルテ「口で(自主規制)たれる前と後に『サー』と言え! わかったか、蛆虫!!」
カズマ「サ、サー! イ、イエッサー!」
ノイン「私とフォルテ大尉は準備期間の間…お前の訓練の監督をするようにブレス艦長に頼まれたんだ」
カズマ「親父の奴、いつの間にそんな事を!?」
ノイン「旧OZでは私は士官学校の教官もやっていた。新兵の訓練の監督は慣れている。
 カズマ、お前の操縦センスは悪くはない。だが、まだまだだ」
フォルテ「このままでは、お前は確実に死ぬ!
 だが、ギャラクシィ・ユニオンズ隊員は許可なく死ぬことを許されん!
 わかったら、とっとと支度しろ! ノロノロしてるとお前の(自主規制)落として(自主規制)の(自主規制)に突っ込むぞ!」
カズマ「わ、わかったからさ…その下品な脅し文句はやめてくれよぉ…。俺、涙出てきちゃったよ…」
フォルテ「あはは…これはあたしが前にいた部隊の新兵訓練の定番だよ。久々に使ってみたけど、いいねえ。
 だけど、覚悟しな。教官が美人二人なんだ…その分、訓練はキツくいくよ…!」
カズマ「…とほほ…こんなことになっちまうのかよ…リルカ達が羨ましいぜ…」


その頃…
悠吾とマリスは、漸く調整の終ったリュストゥング「キャリバー」のテストのため、
何人かのメンバーと共にファルガイアに降り立っていた。
場所はシエルジェからゲートブリッジを越えて存在する半島の一ヶ所にある小さな集落…セボック村。
ここは、かつてブラッドがスレイハイム解放戦線後に戦犯として逃亡中の時のこと。
魔獣に襲われている追跡者を庇って倒れ、この村に住んでいる少女に助けられたことがある場所だった。

セボック村に到着した後、悠吾たちはテストを行うグループと、セボック村に向かうグループに分かれて行った。

◇テストメンバー
悠吾、マリス、リューン、ラルミィ、アラド、ゼオラ、シズマ
◇セボック村メンバー
アシュレー、ブラッド、ティム、ゼクス、デュオ、カトル

ブラッドは久しぶりに自分の恩人である少女…今では2年も経って成長している女性…メリルに。
ゼクスは、スレイハイム開放戦線の立役者であるもう一人のブラッド…ビリーへ会いに。

そして一通りの挨拶を終えた後、二人はアシュレーたちと合流し、村からも外れにある小さな家を訪れた。

そこには、二人の男女がいた。
紺色の髪にレザージャケットを着たすこし老成した感のある男と、
悠吾とおなじ空のような薄青い髪をした線の細い女性。
デュオは、まるで久しぶりに会う戦友の様に、その男に話しかけた。

デュオ「よ、久しぶりだな…ジョッシュ。それにラキ」

第9話「再び戦火へ」

かつて、一つの国の存続をかけた戦いがあった。
だが、その戦い…スレイハイム開放戦線とOZ・ホワイトファングとの戦いの裏には、もう一つの戦いがあった。

ファルガイアを滅亡に導かんとする謎の存在「ルイーナ」との戦いである。

かつての炎の災厄の二の舞にさせまいと、プリベンター・MO−Xのメンバーとスレイハイム開放軍の有志、
そして、ジョシュア・ラドクリフ達によってルイーナの首魁とも言える破滅の王「ペルフェクティオ」を
ファルガイアの中心にある巨大な塔「背塔螺旋」にある門「ファブラ・フォレース」の向こう側に追いやることに成功した。

新たにファルガイアを導く存在であった人物…トレーズ・クシュリナーダという英雄を犠牲にして…。

そして、ジョッシュたちはこのセボック村で静かに暮らすことを決めたのであった。

それから、かつての仲間であるデュオ達が、休暇などを利用して時々会いに来るのが定番となりつつある。
今回もまた、そんな定番の為に訪れたのだ。
ジョッシュ「そうか…そんなことがあったのか」
ブラッド「ああ。リムとウェンはどうしている?」
ジョッシュ「今は買出しに出かけてる」
カトル「そうですか…」
ジョッシュ「…それで、俺に話とは?」
ブラッド「実は、先日の作戦で魔族と呼ばれる敵と戦った」
デュオ「その時にな、「あの感覚」を感じたんだ。あの時の戦いで感じたあの感覚をな…」
ジョッシュ「…まさか…アイツは俺達の手で門ごと破壊したのでは…」
ゼクス「確かにそうだ。トレーズの犠牲によってな…」
ブラッド「だが、やつらにはあの時と同じ波動を持っていた。ひょっとしたら…お前の力が必要になるのかもしれん」
ジョッシュ「……協力したいのは山々ですが、俺は…ラキと一緒に生きることを決めました…
 今更戦いに戻っても、戦えるかどうか…」
グラキエース「…ジョシュア?」
アシュレー「そうか…無理強いはしないよ。また今度会ったら色々と話が出来たらいいね」
ジョッシュ「ええ…俺も同世代の友人が出来て嬉い、アシュレー」
ティム「グラキエースさん、色々と話せて楽しかったです」
グラキエース「私も全然知らない色々な事を教えてくれて嬉しい…」
ティム「あの…良かったら、これを…」
そう言ってティムは、グラキエースに小さな石版のようなものを渡した。
その石版は何かの足跡のようなものが象られており、石でありながらも何か暖かさを感じる不思議なものだった。
グラキエース「これは…?」
ティム「ミーディアムって言います。バスカーに伝わるもので、
 ファルガイアの守護獣(ガーディアン)の意思が宿った石版なんです」
グラキエース「ガーディアン…」
ティム「本当は、お母さんからもらったものですけど」
グラキエース「良いのか? その…お母さんからもらった大切なものを…」
ティム「なぜかよく分からないんですけど…グラキエースさんに持ってもらいたいと、何となく思ったんです」
グラキエース「…分かった。大切にする…」
そして、アシュレーたちはジョッシュたちの住む家を後にする。
入れ違いに入ってきたのは、ジョッシュの妹・クリアーナとグラキエースと同じ運命を背負う少年ウェントスであった。
リム「お兄ちゃん、ブラッドさん達来てたの?」
ジョッシュ「ああ。色々と話を聞いてきた」
ウェントス「そうなんだ…」
グラキエース「……ジョシュア、一緒に行かないのか?」
ジョッシュ「え?」
グラキエース「さっきの話が本当だったら…あの破滅の王と同様の存在が現われたということになる…
 その時には、私達のあの力が…」
ジョッシュ「……」
リム「お兄ちゃん…」
ウェントス「僕達は大丈夫だよ。どんな時でも一緒だって、言ってたよね?」
ジョッシュ「ウェントス…」
???「ふ、こんなこともあろうかと…だな」
ジョッシュ「な、アンタは!」


その頃、セボック村から結構離れた場所にある荒野。
そこには大気中のアラドとゼオラ、リューンにシズマ。そして起動準備を終えたラルミィと悠吾がいた。

悠吾「システム起動確認。MCS・FCSオールグリーン。リュストゥング・キャリバー、機能接続確認。
 ベーシック・BMセレクト、コード・グラディエイターにセットアップ。
 確認項目…016から189まで確認…リヴォウルト・キャリバー、準備完了!」
ゼオラ「インターフェイスはPTをベースにしてるのね…」
マリス「ええ。でもメビウス・リアクターのブラックボックスによって、悠吾しか操作出来ない機体ですけど…」
アラド「ふ〜ん…専用機といえば、シズマのヴァリオンも同じだな」
シズマ「…」
アラド「あ〜…そういやさ、シズマって年いくつなんだ?」
シズマ「…16だ」
アラド「え、マジ? 俺もそれくらい…なんだ」
シズマ「自分の年くらい覚えとけよ…」
アラド「といってもなぁ…俺、いつ生まれたのか全然覚えてないんだよ…スクールにいたときに色々やられてさ」
シズマ「どういうことだ…?」
マリス「アラド君たちは、スクールって言う地球の特殊機関で強化兵士として育てられたの」
シズマ「ッ! そうなのか…!」
アラド「だから、色々と体とか頭とかいじられてさ…」
シズマ「すまねぇ…」
アラド「気にすんなって。今こうしてゼオラたちといる訳だからな」
ゼオラ「アラド、おしゃべりはこの辺にして。悠吾君のテスト、見ておくわよ」
アラド「へいへい」
シズマ(…俺の他にも苦労してきた奴は、案外近くにいたな…)
リューン(悠吾…俺のセレスティと同じくメビウス・リアクターを動力とする機体の繰者…)

マリス「悠吾、最初はキャリバーの武装テストとして、ラルミィさんと一騎討ちを行います」
悠吾「分かった。ラルミィ…さん、お願いします!」
ラルミィ「呼び捨てで構わん。本気で来い!」

☆味方初期
リヴォウルト・キャリバー(悠吾)

★敵戦力
ヴェルセクト(ラルミィ)

□NPC
セレスティ(リューン)、ビルドビルガー(アラド)、ビルドファルケン(ゼオラ)、セイバーヴァリオン(シズマ)

戦闘台詞
悠吾「(リングバイトから仕掛けて…フランベルジェに繋ぐ…)行くよ…ラルミィ!」
ラルミィ「来い、悠吾!」


◇戦闘後

(悠吾勝利ver)
悠吾「これで、どうだッ!」
ラルミィ「ぐぅッ!?」
リューン「勝負ありだ。悠吾がラルミィを撃破…た」
悠吾「やった! …っと、ラルミィ大丈夫?」
ラルミィ「ああ。転機を生かしての戦法、いい筋をしているな。だが、まだまだだな」

(ラルミィ勝利ver)
悠吾「あうッ!」
リューン「勝負ありだ。ラルミィが悠吾を撃破…だ」
悠吾「あーもう…負けちゃったよ…」
ラルミィ「いい線までは言ってたのだがな…だが、まだまだだな」

(以降統合)
悠吾「う…やっぱり?」
リューン「14歳でエオニア戦役を終結させたんだ。これぐらい大目に見てやれ」
ラルミィ「むぐぅ…リューレイスが言うのなら…」
ゼオラ「でも、機体の動きはちゃんと状況に応じて対処していたわね。アラドと違って」
アラド「い、痛いとこつくなぁ…」
シズマ「…悠吾、剣を振るう時は、相手の面に対して垂直に斬る様に意識するんだ」
悠吾「え…?」
シズマ「どんな刃物も、刃の部分に真っ直ぐ当てないと切れないだろ?
 アンタの場合は剣で斬るというよりも、棒か何かで叩くという感じに近い気がするんだ」
悠吾「そうか…わかったよシズマ! 次は剣の刃を意識してやってみるよ!」
アラド「へぇ〜いいトコあるじゃん」
シズマ「俺は別に…あいつ剣の使い方がなってなかったのが気になってただけで…」
リューン「ん…?」
その時、リューンが何かに気付いた。
リューン「気をつけろ、何かが来るぞ!」
シズマ「! この感じは!」

★敵増援
ガープ[切り裂きのガープ(ガープ)]
風の魔族[台風男爵×2]×4

ガープ「ふ〜ん…あんた等がブレアを倒したって言うね…」
シズマ「てめぇは…! 風の魔族!」
ガープ「あたしの名前はガープよ。全く礼儀がなってないわね!」
アラド「何だコイツ…オカマ系?」
リューン「実もふたも無いことを言うな…」
ガープ「む…まぁ、いいわ。今日のあたしは寛大なの。とりあえず開いてをするだけで許してあげるわ」
シズマ「望むところだ…てめぇを倒して2つ目のアフェタを取り戻す!」
ガープ「…でも私はね、ブレアみたいチンピラとは違うのよ」

第2の魔族の将軍…ガープは風の力を用いてセイバーヴァリオンに肉薄する。
ガープ「この風で切り刻んであげるわよ!」
シズマ「なにッ!?」
ガープは風の刃の嵐でセイバーヴァリオンをことごとく切り刻む!

シズマ「ぐあぁぁぁぁッ!」
悠吾「シズマッ!?」

ガープ「あ、呆気無いわね…それでも剣の一族の末裔なのかしら?」
シズマ「ぐ…畜生…!」
ガープ「それじゃ、これでおしまいよ!」

アラド「そうはさせるかッ! ゼオラッ!!」
ゼオラ「ええ!」

◎NPCユニット、全機味方へ

BGM:WILD FULG
アラド「スピード勝負なら負けないぜ!」
強制戦闘…アラド対ガープ
アラド「ジャケット・アーマー、パージ! ウィング展開、ドライブ全開!」
ゼオラ「テスラ・ドライブ、出力最大ッ! ブーストッ!!」
ビルドビルガーのスタッグビートル・クラッシャーがガープの胴を挟み込み…
アラド「アインス!」
ゼオラ「ツヴァイ!」
ビルドファルケンがオクスタンライフルを零距離で撃ち込む!
アラド「ドライ!」
そしてビルガーがクラッシャーで直接殴りつけてふっとばし…そして2羽の鋼の鳥はその翼を広げて決める!
アラド&ゼオラ「ツインバード…ストラァァァァァイク!!」

アラドとゼオラのコンビが繰り出したツインバードストライクによって予想外のダメージを食らったガープ。
だが、反撃はこれで終わりではなかった。
悠吾「ここから切り拓くッ!」
さらにリヴォウルト・キャリバーがフランベルジェ・バイアネットの切り札をスタンバっていた!
悠吾「デトネイションコード入力! 必殺、エンシェント・フレアセイヴァーーッ!!」
シズマに教わったことを思い出し、相手に対して真っ直ぐにフランベルジェを振り下ろした!
怒涛の連撃にガープも流石に狼狽する。
ガープ「し、しまった、これは計算外よッ!!」
リューン「だったら、さらにイレギュラーを足してみるか?」

☆味方増援
ナイトブレイザー(アシュレー)、トールギスV(ゼクス)、デスサイズヘル(デュオ)、サンドロックカスタム(カトル)

ガープ「これじゃ拙いわね…ここは引かせてもらうわ。ただし、置き土産も一緒にね」

★敵増援
赤色爆雷蝦蟇ブラストードン×2
風の魔族[台風男爵×2]×8

アシュレー「あれは…! ブラストードン!」
ガープ「これを人間が住んでるあの場所に向かったらどうなるのかしらね…じゃね〜」
シズマ「こら、待ちやがれ!」
ブラッド「くっ…このままでは!」
???「ブラッド! 英雄ならかんなところで弱音を吐くな!」
ゼクス「! この声!」

☆味方増援2
ガナドゥール(ジョッシュ)
ストレーガ(リム)
ファービュラリス(グラキエース)
ストゥディウム(ウェントス)

ブラッド「ジョッシュ!? お前…!」
ジョッシュ「確かに俺は戦うことをやめた…けど、帰る場所を失うことを黙って見ていられるものかよ!」
リム「アニキの言うとおりだよ! だからあたし達も戦う!」
アシュレー「分かった…皆、あのブラストードンを戦闘区域から離脱させるな!」
全員「了解!」

そして、何とか魔族とブラストードンを先頭区域内で撃破することに成功。
セボック村も被害が及ばずに住み、一安心といったところである。
(MAPクリア)

アシュレー「そうか…ジョッシュたちも行くことを決めたんだな」
ジョッシュ「ええ。あの時、クリフが「こんなこともあろうかと」と、
 俺たちが使っていた機体をいつでも出せるようにしてたんです」
ブラッド「だがジョッシュ…彼女の方は大丈夫なのか?」
グラキエース「私なら大丈夫だ。最近は身体の調子もいい…でも、無理はしない」
ブラッド「そうか…」
アシュレー「それじゃ、決まりだな。オービットベースに連絡を入れて、迎えに来てもらうよ」
こうして、ギャラクシィ・ユニオンズに新たな仲間が加わることになった。
(以下次回)


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