F.UC.99年某月某日、航海日誌…

今日から俺も、ギャラクシィ・ユニオンズの一員として戦うことになった
その最初の任務は、ARMSのメンバーであるドラゴン(何かこの時点で凄いぞARMS)、
ロンバルディアが住んでいた「眠れる火山」の調査だ
なにやらでっかいドンパチがありそうだが行くしかない
トレイラー心得『受けた依頼は必ず果たす、金と恩と恨みは必ず返す』だ
ファルガイアの平和と倒産の危機の為に俺達は今日も戦う…と

執筆者:カズマ・アーディガン

第8話「紅蓮の道の終着点」

GGG・オービットベース…
そこに集合したメンバー達。
ロンバルディアが住んでいた場所「眠れる火山」の調査に当たっていたプリベンターのノインとゼクス、
サーペントテールの劾・イライジャ。
火口付近に発見された妙な反応の正体は列車砲レベルの巨大な砲台。
そしてその周囲には、ブレアに仕えている魔族らが。

皆まで言うまでもなく、この列車砲もどきはブレアが作り出したものに間違いない。
劾「今までのファルガイアに例を見ない大きさの列車砲だ、おそらく例の魔族とやらが造ったものだと思われる」
これが完成した時は、かなりの規模の破壊活動が行われることは誰にも予想がついた。
そして、これらに対する結論は…電撃戦による早期破壊。
ブレスのヴァルストークとVARSのモビィ・ディックで、眠れる火山を強襲。
真っ先にぶっ壊すという、相変わらずの力押し作戦に行き着いた。
そのついでに、ブレアも倒せば御の字である。

▽味方加入
トールギスV(ゼクス)
トーラス(ノイン)
アストレイBFセカンドL(劾)
ドレッドノート・Η(イライジャ)

そしていよいよ、ブレアとの決戦に挑むため「眠れる火山」に突入を仕掛けるギャラクシィ・ユニオンズ。
そこにブレアの部下の魔族が迫ってくる。

☆味方初期
ヴァルストーク(ブレス、シホミ、アカネ、ホリス)
モビィ・ディック(愛美、ロンロン)
シズマ[セイバーヴァリオン(シズマ)]
聖勇者[バーンガーン(瞬兵、バーン)、マッハスペリオン(ヒロ、スペリオン)]
味方選択全機(ファルガイア組)※凱は除く


★敵戦力
ラプトル[ラプトル(魔族)×2]×9

始めは偵察部隊らしく、数は以前より少なかった。難なく撃破し始めるシズマ。だが…
撃破したラプトルから妙な音が少し発せられた。

シズマ「なんだ、この音は…?」
ヴァリオン「信号解析…これは誘導信号」
シズマ「誘導信号?」
愛美「敵のトラップよ! 今、あったが倒した魔物たちは、破壊されることによって誘導信号を発する、
 一種の警報装置だったのよ! すぐに増援が…!」
シズマ「来やがったな!」

★敵増援
ラプトル[ラプトル(魔族)×2]×20
(無限増援)

◇勝利条件
増援出現から5分(ターン)の間生き残る。


(5ターン経過)
シズマ「クソッ…! これじゃ、キリがねぇ!」
カズマ「このままじゃジリ貧だぜ…!」
ヴァリオン「……巨大な物体接近、回避不能!」
シズマ「なにッ!」
ミヒロ「お兄ちゃん、避けて!」
カズマ「くっ!」

ヴァルホークは急いでその戦闘区域を離脱したが、シズマの戦っていた場所に爆炎が広がる。

アカネ「な、なんて威力…ッ!」
ロンロン「見てよ…エネルギー計測器がお釈迦になっちゃった…」
ブレス「まさか…例の列車砲が完成したのか…!」

カズマ「し、シズマッ!」
シホミ「ヴァリオンのダメージ、危険ゾーンに突入!」
ロンロン「こ、このままじゃ機能停止も時間の問題よぉ!」
愛美「シズマ! 返事をしなさい、シズマ…!」
シズマ「……っきしょぉ! ヴァリオン!」
愛美「大丈夫なの!?」
シズマ「あぁ、これくらい何でもねぇ! ヴァリオンを…」
愛美「心配御無用! 必ず修理して見せるから!」
ブレス「ぐずぐずしてはいられん! 回収を急げ!」 

愛美(こんなところで、立ち止まるわけには行かない…まだやらなければならないことが沢山あるんだから…
 そのためにはどうしても…シズマが必要なのよ)
(前半MAPクリア)



戦闘区域から一時離脱し、再び行動を開始するため、
眠れる火山のふもとで身を潜めているヴァルストークとモビィ・ディック。
そしてモビィ・ディック格納庫では、懸命の修理作業が進められていた。
幸いコアユニットは無傷で済み、外装甲を中心とした部分を交換すれば再びヴァリオンは戦えるとのこと。

その頃、先程の砲撃の解析を行っているのはヴァルストークブリッジ。
また、GGGも遠隔通信で解析を行っていた。
猿頭寺「計算の結果、例の列車砲はすでに完成していて、今回の砲撃はそのテストであると推測されます」
愛美「そうなると、相当厄介ね…このまま後手に回るわけには行かないし…」
ブレス「現状の戦力では、先程の戦術で押され気味になる…せめてニ方面からの攻撃が出来ればと思っているが…」
愛美「…こうなったら、あの手段で行くしかないわね…ブレス艦長」
ブレス「何だね?」
愛美「次は火口部分を直接強襲しましょう。列車砲の砲撃はヴァルストークでも防ぎきれません。
 ですが、モビィ・ディックならシールド込みで何発か耐えられます」
ブレス「まさか…モビィ・ディックをヴァルストークの盾として使うのか…!」
愛美「現状ではこれが最も成功しやすい作戦です」
ブレス「成る程…一見無謀かもしれないが、根拠を併せ持つその自身があるなら信用できる。芹沢君、その作戦で行こう」
大河「ふむ…ブレスが言うのなら行ける作戦だな…それに、タイミング次第では助っ人が来るかもしれない」
愛美「助っ人…ひょっとして…!」
大河「うむ! 『天使』達にもこの作戦を伝えておいた」
ブレス「ならば、我々も渡り鳥の意地を見せないとな」
愛美「そうと決まれば…ロンロン! ヴァリオンの修理は?」
ロンロン「あらかた終ってる! 後は再出撃を待つのみよ!」
大河「よし、頼むぞブレス、愛美君! これ以上魔族の暴威を震わせないために…!」


列車砲前…
ゴーデスの声「ブレアよ…」
ブレア「出たな、ジジィ!」
ゴーデス「首尾は如何じゃ?」
ブレア「言っただろ? 俺様には奥の手があるって…見ろ! この『轟爆』の姿を!」
ゴーデス「ほほぉ…これを使って、遅れを取り戻すというんじゃな」
ブレア「チッ…口の減らねぇジジィだな…ま、これであいつ等が何匹集まろうと、轟爆のまえじゃ虫けら同然よ!
 大体人間ってのは、昔っから炎を恐れるもんだって相場が決まってんだ!」
ゴーデス「相変わらず自信たっぷりだな…ならば、その威力とやらをじっくり見物させてもらうとしよう」
ブレア「フン、ジジィが…俺様の力を見せてやるぜ…さぁヤロウ度ども!
 この轟爆で、人間どもを震え上がらせてやろうぜ! ヒャーーーーーッハッハッハ!
 燃えてきたぜ! いっくぜーーーーッ!!」


そして、眠れる火山河口付近。
いよいよ再突入が開始されるところであった。
シズマは、セイバーヴァリオンのコクピットで出撃態勢に入っている。
シズマ「……いよいよだな。あのヤロウ…必ず倒してやる!!」
その時、モビィ・ディックのブリッジから通信が入った。
愛美「…ほんっとに好戦的なヤツだね、あんたって」
シズマ「悪いか?」
愛美「とんでもない! やんちゃな悪ガキって…大好きだよ」
シズマ「な、何だよ…!」
愛美「次から次へと問題は起こすし、派手に暴れてはメカは壊すし…ホント、飽きないヤツ!」
シズマ「……ほっとけ!」
愛美「……頼りにしてるからね、シズマ…」
シズマ「ッ…るせぇ!」


愛美「やれやれ。よーし…それじゃ行くわよ、ロンロン!」
ロンロン「おっけ〜! 主砲、エネルギーチャージ開始…メインブースター全開、シールド全開!」
愛美「モビィ・ディック、突撃ぃ!!」

ブレス「ヴァルストークも全速前進! モビィ・ディックの上部甲板で速度同調だ!」
ホリス「了解! 少々荒っぽいですが、やって見せましょう!」


ブレア「あのクソ勇者ども…一気に轟爆でぶっ飛ばしてやらぁ!」
火口付近にある列車砲「轟爆」が、モビィ・ディックに狙いを定め、業火を浴びせる。
その砲撃はモビィ・ディックのシールドに確実にダメージを与えていた。

愛美「ロンロン、まだなの!」
ロンロン「もう少し…! 主砲充填率80%!!」
愛美「よし、余計なエネルギーを全部シールドに回して!」
ロンロン「発射5秒前…! 4、3、2、1!」
愛美「主砲、発射ッ!!」
モビィ・ディックの前方下部が鯨の口のように展開し、そこから主砲が放たれた。
その砲撃は、眠れる火山河口部にある轟爆の防衛用シールドを焼き払う。さらに…!
ブレス「続けて…デュアルプロトンキャノン、撃てぇぃ!!」
ヴァルストークの切り札、デュアルプロトンキャノンが轟縛を設置した足場に撃ち込まれ、
轟爆はバランスを崩して火口の一段下の場所に落下した。

愛美「チャンスッ! シズマ、これで舞台がバッチリ整ったわよ!」
シズマ「少々荒っぽいが、上出来だぜ! 行くぜ、ヴァリオン!」
愛美「それじゃブレス艦長、お先に!」

☆後半戦味方初期
モビィ・ディック(愛美、ロンロン)
シズマ[セイバーヴァリオン(シズマ)]
聖勇者[バーンガーン(瞬兵、バーン)、マッハスペリオン(洋、スペリオン)]

▽モビィ・ディック行動不可


★敵戦力
轟爆[列車砲・轟爆]
ラプトル[ラプトル(魔族)×2]×18
量産型アルファエル×6



(開始1ターン後)
シズマたちの前に、再び現われたブレア。
ブレア「てめぇ…! いつの間に!」
シズマ「そろそろ決着つけようぜ! 魔族のチンピラ野郎!」
ブレア「ヒャーーーッハッハッハ! てめぇ見たいなヤツのことを、飛んで火に入る何とやら…って言うんだぜ!
 お前達だけで先につっ込んでくるとはな!」
シズマ「そいつはどうかな!」
ブレア「何だと!」

☆味方増援
ヴァルストーク(ブレス、シホミ、アカネ、ホリス)
ファルガイア組味方全機

ブレア「ハッ! さっきと同じヤツラじゃねぇか! それがどうしたってんだ!」
悠吾「残念だけど、僕達だけじゃないよッ!」
ブレア「何だとぅ!」
シホミ「上空から大型戦艦の反応あり! 識別は、GGGから提供されたものと一致しました!」

☆味方増援2
エルシオール(タクト、レスター、ウォルコット、アルモ、ココ)
アークエンジェル(マリュー、ノイマン、メイリン、ミリアリア)
トランスバール・オーブ組選択8小隊

タクト「こちらはトランスバール皇国所属、エンジェル隊旗艦エルシオールの艦長、タクト・マイヤーズだ」
ブレス「こちらはファルガイア所属、ギャラクシィ・ユニオンズ旗艦ヴァルストークの艦長、ブレスフィールド・アーディガンだ」
カズマ「ちょ、親父! なに張り合いみたいな挨拶してんだよ!」
ブレス「カズマ、コミュニケーションはまず相手に合わせることだ」
カズマ「だからって、今やらんでも!」
レスター「…頭が痛くなってきた。タクトが二人いるみたいだ」
タクト「おいおいレスター、それじゃあの艦長さんに失礼じゃないか」
レスター(…自分のことは否定しなくなった分マシか)
タクト「とにかく、話は大河長官から聞いてるからすぐに援護に入る!」
ブレス「了解した、援護を感謝する!」
タクト「聞いての通りだ、皆これから新生ギャラクシィ・ユニオンズの援護を頼む! エンジェル隊、出撃だ!」
ミルフィー達「了解!」
マリュー「こちらも、MS部隊を出撃させて!」
メイリン「コンディション・レッド発令! パイロットは直ちに出撃してください!」
ミリアリア「各機、発進どうぞ!」
シズマ「これで形勢逆転だぜ! 覚悟しなッ!」


リューン「ん…?」
ラルミィ「どうしたリューレイス?」
リューン「あの機体…どこか懐かしいような気がする」
そう言ってリューンは悠吾のリヴォウルトを示す。さらにその逆もまた叱りだった
悠吾「あれは…なんだろう…」
これが、無限永久機関メビウス・リアクターを核とする二つの銀河の翼の邂逅の時であった。


そしてシズマの言う通り、形勢逆転によって遂にシズマがブレアに決死の一撃をお見舞いした。
ブレア「こ、こんなバカな…!」
シズマ「さあ…俺の身体を返してもらおうか!」
セイバーヴァリオンが右腕を前にかざし、赤い光を放つ。
ブレア「グアァ…! 俺様の力が…!」
シズマ「貴様の力? 違うな…これは、俺の力だッ!!」
次第に光は強さを増し、そして、セイバーヴァリオンの中に収束した…
そしてブレアは、完全に消滅したのであった。
ヴァリオン「『炎のアフェタ』、回収終了」
シズマ「まだ1つ目だ。先は長いな…」
(MAPクリア)

こうして、魔族の将軍の一人ブレアを倒したものの、VARSの戦艦モビィ・ディックは既に航行不可能にまで陥っていた。
だが、愛美達はなぜかポジティブにこれからへのいき込みを持っている。
その後、モビィ・ディックをエルシオールとアークエンジェルが牽引し、彼等は再び、オービットベースへと帰還した。
ドサクサに紛れて、ブレアが使っていた轟爆も何かに使えそうかと思い、一緒に回収されたのだが。
そして改めて、彼等のメンバーが一堂に会することになる(以下次回)


NEXT 戻る