トランスバール歴、412年某月某日、報告書(一部抜粋)…

先日、惑星オーブで発生した新型機強奪の件。
所属不明の者達からカオス、アビス、ガイアの3体を初めとした試作機が強奪される中、
マシンロボで構成された宇宙犯罪組織ギャンドラーが介入。
(強奪したグループとの関連性は無いと思われる)

その中で新たに所属不明機との遭遇。
パイロットはエルシオールで一時的に保護されたが、かなりの過労状態であることが判明。
よって所属不明機とパイロットはオーブの施設に搬送されることを決定。
また、乗員1名もパイロットの調査のためエルシオールを降りることになった。

乗員は、パイロットについての調査を択一エルシオールに報告するように指示を出す。
ギャンドラーと新たな機体について、更なる追求を要する。

執筆者:タクト・マイヤーズ

第5話「もう一人の勇者」

惑星オーブから無事宇宙へと戻ったエルシオール、アークエンジェル、ボルテール。
が、現在惑星オーブの衛星軌道上で補給作業を行っていた。

そして、エルシオールに乗り込んでいたアクアは、
格納された例の特機とそのパイロットについて調べるため、オーブにとどまることになった。
(元々オーブに戻るためにエルシオールに便乗していたので当然といえば当然なのだが)

補給ドッグ・ステーションにて、シン達と挨拶を交わすアクア。
そして彼女は、エルシオールから離れた。

その後エルシオールは、オーブ部隊旗艦アークエンジェルと、第二旗艦ボルテールと共に、ファルガイアへと旅立つ。
この情報は、クロノウェイブ通信を通じて先にファルガイアへ伝えられることになった。



その頃、ファルガイアでは…漸く地上に降りられたヴァルストーク。
新たな任務とは、ARMSの任務のサポートをしてほしいという幾つかの仕事であった。

トレイラーの仕事は信用第一ということもあり、これからに対するコネも必要と感じたブレスらは任務を承諾。
所謂お役所の「すぐやる課」見たいな感じで町の復興支援など…幾つかの仕事をこなすのであった。
(元々ARMSも戦いのみならずこうしたことも正式な任務として行っているのである)

が、そんな中緊急の任務が入る。
ヴァルストーク艦長ブレスに最も因縁のある人物が率いる組織の基地に、
アンノウンが出現したという連絡が入った。
カズマたちは、すぐさま援護に入るために発進する。向かう先は、極東都市トキオ。
そう、勇者の王達がいた場所である。

☆味方初期
氷竜、炎竜[氷竜、炎竜]
風竜、雷竜[風竜、雷竜]
ビッグボルフォッグ[ビッグボルフォッグ]
獅子王凱[エヴォリュダー凱(凱)]

★敵戦力
謎の敵(ラプトル)×8

★敵増援
ブレア[灼熱の将軍ブレア(ブレア)]

ネフューリア事件終結後にて、ギャレオンは宇宙に旅立ったが故、生身で戦わざるを得なくなった凱。
だが、最後の戦いで超進化人類エヴォリュダーとなった彼は、新たな敵であろうと臆せずに立ち向かった。

炎の鳥を象った謎の敵を確実に撃破してゆく勇者達。
その時、強烈な熱波を纏った影が降り立った。

その影は人の形をしており、全身が炎で成り立ってるような印象を受ける。
その者は自らをブレアと名乗り、自らを灼熱の将軍と名乗った。
全てを焼き尽さんと奮起するブレアの気迫に圧倒されつつも挑む勇者達。

だが、ブレアの力は原種等に引けをとらないほど圧倒的であり、ブレアの率いる怪物も苦戦を強いられる。

ブレア「フン! これで、この俺様を倒せると思ったか? ヘッヘッヘッ…残念だったな!
 俺様はまだ実力の半分も出しちゃいないんだぜェ!」
凱「なんだと!」
ブレア「……ま、てめェなんざ、この俺様が本気を出すまでもないレベルだったってことよ」
その時、凱の背後を怪物が取ってきた。

氷竜「隊長ッ!」
凱「しまったッ!?」

直撃は免れないはずのその一撃は、凱の身に食らうことは…なかった。
なぜなら、突如横槍として入ってきた一台のバイクが、その怪物をなぎ倒したからだ。

???「やめときな…今のアンタがかなう相手じゃねえだろ」
凱「お前は…!?」
???「勝ち目のない戦いを挑むのは、『勇気』とは呼べないんだぜ」

セイバーーチェェェンジ!!

バイクに乗り、木刀を携えたその少年は、右腕を掲げ光を放った。
その光に呼応するかのように、3体のビークルが突如トキオに出現する。
少年はバイクを駆り、現われたビークルの一つに乗り込む。
そして3体のビークルはおのずと形を変え、合体し、一つの巨人となった。

???「セイヴァーヴァリオン!!」

☆味方増援
セイバーヴァリオン[セイバーヴァリオン(???(シズマ))]

凱たちも見た事がない新たな戦士の登場に流れは大きく変わり始める。
そして、その流れを確実なものにするべく、ヴァルストークが到着した。

シズマ「そこのお前等! 命が惜しかったら、下がってな!」
凱「何を言うんだ…そんなことは、絶対に出来ない!」
シズマ「じゃあ、好きにしな!」

☆味方増援2
ヴァルストーク(ブレス、シホミ、アカネ、ホリス)
味方選択全機(ファルガイア組)

戦いの最中、ブラッド、デュオ、カトルは何かを感じていた。

カトル(デュオ…こいつ等から感じる、無条件に直接来る恐怖感…)
デュオ(ああ…2年前のあの戦いを思い出しちまうな…)
ブラッド(…まさかな)


シズマVSブレア
シズマ「会いたかったぜ…魔族のチンピラ野郎!」
ブレア「……そうか、わかったぞ。お前、あの時の死にぞこないか!」
シズマ「俺の身体を返しやがれッ!」

戦力の集中によって怪物たちは退けることが出来たが、リーダー格であるブレアはまんまと逃げられてしまった。
シズマ「逃がすか!」
凱「おい、待て!」
後を追おうとしているセイバーヴァリオンを留めた凱。
よくよく見てみると、機体は相当無理をしていることに気付いた凱は、情報交換を条件として、
セイバーヴァリオンの修理を任せたいと話を持ちかけた。
セイバーヴァリオンに乗る少年…シズマと名乗るその男は、暫く考えた後にこれを承諾。
こうしてカズマ達も含めて、一旦ファルガイアの衛星軌道上にあるGGGの基地…オービットベースに身を寄せるのだった。
(MAPクリア)

オービットベースにて、一堂に会したメンバー達。
それぞれの自己紹介もこなしたのだが、シズマだけはだんまりのままだった。
やむを得ず、シズマに対する関わり方は保留ということになる。

そして、GGGの大河長官はヴァルストークファミリーに対してこう話しかけた。
大河「ヴァルストークファミリーの諸君。これまでの働き、GGG長官として感謝させてもらう」
アカネ「依頼を片付けただけなのにそうほめられると照れくさいな」
そう言ってアカネは、すこし嬉しそうな顔をしているが、ホリスが飄々と釘を刺す。
ホリス「油断しては駄目ですよ、アカネさん。こういう人物はプロレスで言うパワーボムがお得意ですから」
アカネ「どういう意味?」
ホリス「持ち上げて落とすってことです」
アカネ「それならブレンバスターでもいいじゃないのさ」
火麻「オクラホマ・スタンピードでもいいんじゃねえのか?」
アカネ「中々いい趣味してるね、参謀さん」
火麻「おうよ、姉ちゃんもな!」
大河「…話を続けてよろしいかね?」
シホミ「申し訳ありません、大河長官」
マリス(…ファルガイアにもあるんだ。オクラホマ・スタンピード…)
大河「ふむ…シホミ君。君は実に母親のユウミさんに似ているな…」
シホミ「長官も母をご存知で?」
大河「我々ぐらいの年代のスペースマンでユウミさんとヴァルストークファミリーの名を知らないものはいないよ」
ミヒロ「へえ…お母さんって有名人だったんだ…」
大河「それをある日、ブレスフィールド・アーディガンという男が…」
ブレス「長官…話を進めるのではなかったのか?」
大河「おっと済まなかった。私から約束を破るところだったよ」
ホリス(ふむ…どうやら社長は長官達に過去の話を話さないよう口止めしているようですね)
カズマ(まただ…どうして親父は昔の自分のことを話されるのを嫌がる…?)
大河「今日、ここへみなさんをお呼びしたのは新しい依頼のことなんだ」
カズマ「依頼!? GGGが俺たちに依頼するのか?」
ホリス「ファルガイアを護る組織から依頼を受けるなんて随分と出世したものですねえ」
カズマ「それで依頼ってなんだい? 荷物の運搬? それとも、情報収集?」
大河「いや…我々と共にこのファルガイアの為に…銀河の為に戦ってもらいたい」
カズマ「え…」
ブレス「……」
大河「ここまでの航海で君たちも知っただろう。今、人類が瀕している危機のことを…
 我々は力を結集して、この事態に当たることを決め…
 既にARMSとアースガルズ、そしてプリベンターはGGGと事実上、協力体制をとっており、他からも協力を取り付けている。
 そして、君たちにも、この計画に…」
カズマ「親父…まさか、この依頼…受けたわけじゃねえよな…?」
ブレス「…まだ仮契約の段階だ」
カズマ「だったら、決まりだ! そんなもん、とっとと破棄しちまえよ!
 俺達はトレイラーだ! 軍の手先になって戦争なんかしてたまるかよ!」
火麻「待て待て。俺達はFCEじゃなくて…」
カズマ「俺からすれば同じようなもんだ!
 …戦いに巻き込まれた人は助けるし、悪党は見逃しちゃおけねえ…だがよ、
 個人的な依頼ならともかく組織に縛られて兵隊になるのは真っ平御免だ!」
リルカ「な…いくらなんでもそんな言い方はないでしょ!」
カズマ「姉ちゃん達だってそう思うよな?」
シホミ「……」
アカネ「あたしはカズマに賛成。戦争はあたし達のガラじゃない」
ミヒロ「私も…。できれば戦いはしたくないです…」
ブレス「…そういうことだ、長官。ここで俺とホリスが賛成しても、反対3、賛成2、無効1で…
 多数決の結果、この依頼は受けられないな」
大河「そうか…残念な結果だ」
火麻「おいおい! いいのかよ、それで!
 今回の計画…ギャラクシィ・ユニオンズにはFCE以外の戦力が必要なんじゃねえのかよ!」
アーヴィング「大河長官、話の途中で済まないが、ブレス艦長宛にコロニー・ビットから連絡が入った」
ブレス「ビットから? というこは、ガレントからか…」
スワン「正面モニターに回しマス」
ガレント「こちらガレントだ。キャプテン・ブレス、応答願う」
ブレス「ブレスだ。わざわざ通信を送ってくれるとは何があった?」
ガレント「こいつはゴールドタイガーの耳にも入れておいたほうがいいと思ってな…
 トランスバールから、月の天使達が再びファルガイアにやってくるそうだ」
大河「ほう…あの天使達がやってくるのか」
ガレント「ただ…もう二つつ情報が入ってな…」
大河「どういうことだ、『鬼の腕』?」
ガレント「トランスバールで、最果ての星を脅かしたあの異星人たちの偵察機が現われたことと、
 オーブのモビルスーツがまた奪われたらしい」
大河「なんだと…!」
ガレント「詳しい情報が入ったら送る。そちらでも何かしらの動きには注したほうがいい」
大河「そうか…協力に感謝する」
カズマ「エアロゲイターに新たなオーブの敵だと…いったいこのファルガイアはどうなっちまうんだよ…」


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