サブシナリオ「凶祓いの刃」

ギガノスの月基地から脱出したマイヨとラルミィとプラクティーズ。
こんなこともあろうかとプラクティーズがドサマギに奪取しておいた往復可能なシャトルで、月面の引力圏から離脱。
これからどうするかを思案していた中、ラルミィはリュストゥング「スターティア」に封じられていた物を、
ヴェルセクトを介して感じ取ろうと試みていた。
そして、ラルミィは封じられていた物…リューンの記憶の断片を移した幻を見る……

(これは…誰かの記憶か?)
「……リュストゥング…揃う…封印……ける…」
(リュストゥング? 封印…?)
「その時は……本当…戦い……銀河…闇…ハンシ…」
(闇……まさか、これは闇遣いの記憶ッ!)
「…未来……ってほしい…今を……共に…」
その時、ラルミィははっと我に返る。
(……あの幻は…闇遣いの記憶の断片か? 闇使い…お前はいったい何者なんだ…ん?)
謎の映像について考察するが、ヴェルセクトのウィンドウが突如一箇所起動する。
誤作動かと思われたが、スターティアが反応しており、そのウィンドウには…とある場所が記されていた。

スレイハイム城。

旧スレイハイム王国の首都であった黄昏の廃墟である。
なぜ唐突にと思った矢先、ヴェルセクトが別のウィンドウを起動してメッセージを書き記した。
-ここに、スターティアとほぼ同系統の反応を確認。おそらく第三のリュストゥングと思われます-
ラルミィはすっかり忘れていた。
このヴェルセクトは、特殊なブラックボックスとして自律意思を持っている。
最近連戦続きでまともに話していなかったのだ。
ラルミィ「そういえば……すまなかったなヴェルセクト。それと…ありがとう」
-いえ、どういたしまして-
ラルミィ「スレイハイム城…赴いてみるとしよう。調整…すんでるか?」
-問題ありません。ですがマスター、もう少し機械に強くなった方が良いと思います-
ラルミィ「う……悪かったな、機械音痴で…」
(ラルミィは機械が苦手で、ヴェルセクトに指導されながらメンテナンスをしている)
そんなこんなで、マイヨ達と話し、身を潜めるのにも最適だと至り、スレイハイム城ヘ向かった。

しかし、そこに待っていたのはスレイハイムの人々の亡骸を糧としたデスアーミーらであった。
さらに待ち構えていたのは、DG細胞に侵食されたガンダムファイターミケロ・チャリオット。
だがラルミィたちは、そのミケロに生身で立ち向かっている女性を…否、
義体(シルエット)と呼ばれる体を持つ女性を見つける。そして彼女を…ラルミィは知っていた。
名前はカノン。ファルガイアの伝説に刻まれている「剣の聖女」の末裔の一人で、
ラルミィがギガノスに入る以前、互いを高めあった戦友であった。
(カノンの実力はガンダムファイターやシオン達にも引けを取らない)
しかし、デスアーミーの大群相手にガタが来てしまったらしく、動きが鈍い。
ラルミィたちは直ぐにカノンを助け、ミケロに立ち向かう。


☆味方初期
マイヨ[ファルゲン・マッフ(マイヨ)]
プラクティーズ[ゲルフ(ダン)、ヤクトゲルフ(ウェルナー)、レビゲルフ(カール)]
ラルミィ[ヴェルセクト(ラルミィ)]
★敵戦力
ガンダムヘブンズソード(ミケロ)、デスアーミー、デスバーディ、デビルガンダム(第1形態)

DG細胞の脅威の片鱗として、限りなくデスアーミーを生み出すミケロに苦戦するラルミィたち。
そんな中、4機のマシンが空から落ちてきた。ドモンと行動を共にしていたシャッフル同盟のメンバー達である。

☆味方増援
ガンダムマックスター(チボテー)、ガンダムローズ(ジョルジュ)、ドラゴンガンダム(サイ・サイシー)、
ボルトガンダム(アルゴ)

彼らの実力を間近に感じ取り、改めてシャッフル同盟の強さに驚くプラクティーズ3人組。
しかし、デスアーミーの数は減るばかりか逆に増えてくる…
そんな中でラルミィは気づいた。

ラルミィ「ヴェルセクト、リュストゥングの封印碑はッ!?」
-現戦場の最奥にある大型機の裏側に反応を確認しました-
-おそらく、封印碑から発する波動を媒体としてエネルギーを供給し、DG細胞の成長を促している様です-
マイヨ「ならば、元を断たねばならんか…レスタリア、いけるか?」
ラルミィ「元より、そのつもりだ…!」
チボテー「だったら、俺達が梅雨払いをするぜ」
ラルミィ「すまない、シャッフル同盟……突撃するッ!」
-了解!-
ラルミィは、空牙を構えて正面突破を敢行する。
立ちふさがるデスアーミーを真正面からなぎ払い、周囲のデスシリーズはシャッフル同盟の面々と、
マイヨ、プラクティーズが押さえている間、ラルミィは第3のリュストゥングの封印碑にたどり着く。
仁王立ちしているデビルガンダムを必殺のデュアルドラグーン・スレイヤーの一撃で動きを抑え、封印碑に触れた。
封印碑からの波動でラルミィの脳裏に確かなヴィジョンが浮かび上がる。
ラルミィ「(この力…龍を象った力…龍神の魂を宿す意思ある翼…!)」

目覚めよ! 神龍の翼、ガルツベルン!!

ラルミィがそう叫ぶや否や、ヴェルセクトの背部には2対4枚の翼が生えた。
いや…4枚の翼をもつ鋼の翼竜が出現した。
その翼が切り離されるとそれは2匹の飛龍となり囲まれていた仲間の窮地を救った。
その力に驚愕したミケロは、ハイパー銀色の脚スペシャルでヴェルセクトを葬ろうとする…しかし。
ラルミィ「リュストゥング・ガルツベルン……デトネイション!!」
そう叫んだ瞬間、ガルツベルンは光速を越えてヴェルセクトの腕に取り付く。
それと同時にガンダムヘブンズソードのハイパー銀色の脚スペシャルが叩き込まれる。

だがヴェルセクトは…否、ヴェルセクトの左腕に存在する盾が、全ての攻撃を防ぎきった。
その盾は、ひとりでに離れると翼をはためかせ、咆哮する。その姿は、鋼の翼竜…。
そう―――デトネイション形態のガルツベルンである。
ラルミィは意を決して放つ。

ラルミィ「神龍の翼よ、煉獄の波動を身に纏い、悪しき存在を焼き尽くせ!! ドラゴニック・インフェルノ!!」
焔の龍と化したガルツベルンが、ガンダムヘブンズソードを貫き、周囲に群がるデスアーミーを一機残らず消し炭にした。
だがミケロはDG細胞の力のおかげでかろうじて逃げ延びる。(MAPクリア)

スレイハイム城での戦いを乗り切ったが、このままでは実の隠しようが無い。
シャッフル同盟のメンバーにカノンを託し、ラルミィたちはすぐさま宇宙へ上がるようになった。


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