サブシナリオ「その名は超竜神」

ARMSたちが月面に向かっているころ。

Gアイランドシティでは、つい先日戦闘を行ったEI−02の解析を行っていた。
その結果、強い負の感情を増幅させ中にいた人間をゾンダーと化したということが判明した。
新たな敵の出現に頭を抱えるアーヴィングであった(通信でゾンダーについての助言をもらっていた)
その時、オデッサとゼラバイアが出現したという報告が入る。
唐突な襲撃によって混乱している周辺地域、非難しようとしている人々の中には、
護たちもいた。
麗雄「…まずいな。とてもじゃないが、凱やボルフォッグは出撃できる状態ではないぞ」
大河「く…! 全島に警報発令! 市民や職員を速やかにシェルターへ誘導するんだ!」
火麻「博士! 凱やボルフォッグの代わりに氷竜と炎竜を出せないのか!?」
麗雄「難しいのう。GSライドが予定のエネルギーを出しきれていない。現状でのシステムチェンジは困難だ」
牛山「やはり地球のテクノロジーでコピーしたGSライドではあれが限界なんでしょうか…?」
麗雄「うーん…。理論上は可能なんだがなぁ…」
大河「………」
進退窮まったかと思いきや、突如2対の未確認機が現れた。

???「まったく…テスト中にオデッサとゼラバイアが現れるなんて」
???「しょうがないっすよ隊長。グラヴィオンやARMSも今は宇宙に上がってるんですから」
???「そうね…今、力のない人々を守るのは私達だけ…いくわよアレックス!」
アレックス「了解です、フェイ隊長!」
フェイ「GGGへ。こちらFCE独立機動兵器部隊・・・グラントルーパー隊のフェイ・シンルー!
 これより、援護を行います!」
アーヴィング「グラントルーパー…! FCEが独自の戦力として開発していたと聞いたが、もうここまでこぎつけたのか…」
大河「協力感謝する。グラントルーパー隊の諸君。現在、居住区域では民間人が避難中だ。
 すまんが、そこでの戦闘は極力避けてくれたまえ!」
アレックス「了解!」


☆味方初期
グラントルーパー[グラントルーパー・フェイ(フェイ)、グラントルーパー・アレックス(アレックス)]
★敵戦力
ゼラバイア、ダウツェン(オデッサ兵)、ゲバイ(オデッサ兵)

グラントルーパーが戦闘している中、シェルターに避難しようとしているのは護たちトキオの子供達と、
タウンメリアから編入されてきた少年達(トニー、スコット、ティム)であった。
数納「ねえ! 僕達、まだシェルターの中へ入れないのぉ!?」
末男「しょうがないだろ! 順番があるんだから!」
レイコ「あら、心配することないわよ。きっとチョベリカチョロン様が現れて、敵を追っ払ってくれるから!」
数納「でも、あの黒いロボット出てきてないじゃん。こないだので壊れちゃったのかも…」
護(…この感じは……! 何だか、すごくイヤな感じがする…)

護の懸念通り、居住区域にオデッサの怪獣兵器…エレバルトが出現した。
オデッサのコキュートスが一人、カイーナが召還したのだ。
数納「あああっ!!」
華「あたし達の街が!!」
護「ちきしょぉ…! 何だって、こんな所で戦いなんか起こすんだよ…! ちきしょお! ばかやろうぉぉぉぉぉっ!!」

護の叫びに呼応するかのように、緑色の輝きと共に変化が訪れた。

牛山「こ、これは…!!」
麗雄「何が起こっているんだ!?」
牛山「格納庫内の氷竜と炎竜が!!」
大河「どうした!?」
スワン「凄まじいエネルギー発生量デス!」「氷竜と炎竜のGSライドが200%以上のエネルギーを発生していマス!!」
麗雄「計測不可能!!」
猿頭寺「どうなってんだぁ!?」
大河「博士! これならば!」
麗雄「うむ…いけるぞ!!」
大河「よぉぉぉし! 氷竜、炎竜! 緊急発進だ!!」

★敵増援
雷電戦闘奇獣エレバルト
☆味方増援
氷竜&炎竜[氷竜、炎竜]

フェイ「! あれは!?」
アレックス「GGGの機動部隊ってやつか!?」
氷竜「大丈夫か、炎竜? 着地に失敗したようだが…」
炎竜「どうもAIの調子が悪いみたいだ」
氷竜「それは違うぞ、炎竜。私の計算では、お前の考え方には大きなリスクが伴っている」
炎竜「リスクを恐れて、平和を守れるものか! 確率なんて、気迫で補えばいい!」
氷竜「ロボットのくせに非論理的な発想だ。AIが欠陥品なのではないか?」
炎竜「完全同型のAIで、僕だけが欠陥なわけはない! 氷竜こそ、単純計算しか出来ないのなら、ソフトの書き換えを行うべきだな!」
氷竜「失敬な奴だ。どうやら余計な追加装備のおかげで熱暴走しかかっているようだな」
炎竜「そっちこそ! フリーズシステムでAIまで凍っちまってるんじゃねえか!?」
麗雄「やれやれ…。こりゃまたシンパレートが下がるのぉ」
フェイ「二人でケンカしてる…。まるで人間の兄弟みたい…」
麗雄「…彼らに搭載されているのは自己判断・学習機能に加えて感情表現まで可能としたAI…
 まさに超AIと呼ぶに相応しいものなのだ」
命「でも、同じAIに同じソフトをドライブさせているのに…こんなにも意見が食い違うなんて」
大河「氷竜、炎竜! お前達の役目は何だ!?」
氷竜「それは人々の平和を…」
炎竜「守ることです!」
大河「…ならば! 今すべきこともわかっているな!?」
氷竜&炎竜「了解!」
麗雄「どうやら、基本的には問題なさそうじゃな…」
大河「よぉぉぉし! 氷竜、炎竜! 仲間達と協力して街を救うんだ!」

そして何とか怪獣もろとも、オデッサ・ゼラバイアを撃破したフェイ達。
だが、カイーナは新たな怪獣を召還した。オデッサの理想を…ただひたすらヴィンスフェルトのために躍起な形相で。

★敵増援2
赤色爆雷蝦蟇ブラストードン

カイーナ(先日出現したゾンダーとやらの機能を応用した生体コアで制御もうまく言ってるな…
 ヴィンスフェルト様の理想を阻む愚か者共に制裁を下してやる…!)
麗雄「あ、あれは!?」
猿頭寺「データ検証…前回現れたものに限りなく近いもの思われます!」
大河「別のEIかっ!!」
猿頭寺「いえ、構造は酷似してますが魔術反応もあります…おそらくEIを基にして人為的に作られた怪獣兵器かと」
麗雄「だが、あやつの内部には…!」
火麻「人間が入ってるってのか!!」
???「どうやら…俺の出番らしいな…」

☆味方増援2
ガオガイガー[ガオガイガー(凱)]

麗雄「な…! ガイガーだと!?」
命「凱っ! 無茶はやめてっ!!」
凱「命…奴の中に入っている人を助けるには、ヘルアンドヘヴンしかない…!」
命「で、でもっ!!」
凱「長官! ファイナルフュージョンの承認を!!」
大河「し、しかし…今の君の身体では!!」
命「長官の言う通りよ! 凱、戻って!」
麗雄「猿頭寺君! 今の状態でファイナルフュージョン成功の可能性は!?」
猿頭寺「…30%が限界です」
火麻「もし、失敗したらどうなるんだ!?」
麗雄「衝撃で凱もマシンも粉々に吹き飛ぶ…!」
命「そ、そんな…っ!!」
凱「ぐずぐずしている時間はない! 早く承認を!」
大河「…行くぞ、卯都木君! 我々は凱を信じて、全てを託す!」「ファイナルフュージョン承認!!」
命「は、はい! ファイナルフュージョン! プログラム…ドラァァイブ!!」
凱「うおおおおっ! ファイナル! フュゥゥゥジョォォォォォォン!! ガオ! ガイ! ガァァァァァッ!!」
命「ファイナルフュージョン完了!」
大河「うむ!」
命(凱…無理をしないで…!)
氷竜「あれが…」
炎竜「僕達の隊長…」
凱「待たせたな、氷竜、炎竜!」
末男「おい、見ろよ! あのロボット! こないだの黒い奴だぜ!」
数納「い、生きてたんだねぇぇっ!!」
護「あの人が…来たんだ…!」
カイーナ(く…まだ隠しだまを持っていたのか…だが、お前達は何もできない)
フェイ「あなた、大丈夫なの…?」
凱「…あ、ああ。後から出てきて、こんなことを言うのも何だが…あの怪獣兵器は俺に任せてくれ」
フェイ「よし、ガオガイガーを援護する。ただし…」
アレックス「俺達でトドメを刺さないようにすればいいですね?」
フェイ「ええ」
凱「すみません、こちらの援護をお願いします!」


そして、ブラストードンにダメージを与えたとき、猿頭寺はあることに気付いた。
猿頭寺「こ、これは…!」
大河「どうした、猿頭寺君!」
猿頭寺「えらいことがわかりました。あの怪獣の内部には、数十万トンの液体爆薬と同質の体液が満載されています」
大河「何だと!?」
火麻「お、おいおい! 爆弾怪獣とでも言うのか!!」
スワン「もし、あの場所で爆発した場合…予想される被害は…!! 半径20キロ圏内は完全に壊滅シマス!!」
大河「ぬ、ぬう…それではGアイランドシティどころか…」
火麻「トキオとタウンメリア一帯に被害が及んじまう!!」
大河「……!」
カイーナ(ふふふ…うかつな攻撃は全てを炎の海にする。これでヴィンスフェルト様の理想を阻むものが一つ消える…)
大河「獅子王博士! ディバイディングドライバー…いや、イレイザーヘッドなら!」
麗雄「し、しかし、長官…。あれを使うには氷竜と炎竜のシンパレートが100を突破しない限り…」
炎竜「!!」
氷竜「……!」
凱「みんな、下がってくれ! 俺がこいつを海の真ん中まで引きずって行く!!」
氷竜「待って下さい! 私の計算では、ヘルアンドヘヴンで敵の核をえぐり出した場合…一時的に防御力を失うガオガイガーは…」
麗雄「! いかん!!」
大河「装甲は保っても、衝撃波で中の凱は…!」
命「!!」
氷竜「隊長殿…!」
炎竜「隊長ォッ!!」
凱「迷っている時間はない! えぐり出した核は、思い切りそっちへ投げ飛ばす!! 後は頼んだぜぇぇぇっ!!」
炎竜「僕達にはっ!」
氷竜「私達には!」
氷竜&炎竜「そんな命令を聞きいれるプログラムは…ありませんッ!!」

命「!! シンパレートが…!」
スワン「氷竜! 炎竜!!」
麗雄「シンパレート100!!」
大河「よぉし! シンメトリカルドッキング、承認!!」
炎竜「シンメトリカル!」
氷竜「ドッキング!!」

超竜神「超ォォォ竜ゥゥゥ神ィィィン!!」

フェイ「合体した!?」
アレックス「す、すげえ…!」
火麻「よし、これでイレイザーヘッドも使えるぜ!!」
麗雄「凱! 爆発は超竜神に任せろ! お前は核をえぐり出すことに集中するんじゃ!」
凱「了解! 頼むぜ、超竜神!」
超竜神「お任せ下さい!」

☆味方増援3
超竜神

そして、ガオガイガーがヘルアンドへヴンでブラストードンの生体コアにされている人物を抉り出した!
凱「うおおおっ!!」
火麻「今だ! イレイザーヘッド! 射出っ!!」「受け取れ、超竜神!!」
超竜神「了解!!」
核を抉り出した直後、ブラストードンは大爆発を起こすが、超竜神が放ったイレイザーヘッドが、
膨大な爆炎を遥か上空に放り出した。
(MAPクリア)

カイーナ(GGG…ヴィンスフェルト様の理想を阻む敵として、危険すぎる…次の手を考えなければ…!)
そう心の中でつぶやいたカイーナは魔鍵ランドルフで転移門を開き、Gアイランドシティを後にした。

その後、緑の髪の少年の手によって生体コアにされた人間は元に戻り、凱の身体状況も回復した。
(生体コア化させるのにゾンダーメタルをカイーナが独自に改良したのを使用していたため、護の浄解が通用した)
少年は再びその場を去ってしまったが、麗雄博士はその正体の一端をつかんでいるようである。
グラントルーパー隊は、戦闘データの報告のため戦闘終了後すぐに撤退してしまったが、
暫く後にARMSから連絡が入った。月面のマスドライバーの破壊に成功したことと、
ファルガイアから程なく離れた宇宙にあるトランスバールからの来訪者がくるという報告を受けたのであった。


戻る