第6話「天照の船出」

機動兵器教導隊とホーリィ・ソード隊がエルシオールに合流して暫く…。

タクトは、改めてルフト将軍に通信を入れた。
内容は、前回の通信で伝えてなかった謎の伝言と、改めての増援依頼である。
白き月との密接な関りがあるメッセージと普段と異なって真剣なタクトを見て、ルフトは増援を何とかする事を承諾。
また、オーブで発足されたエルシオール支援部隊も候補に入れることになった。

そして、無事に補給部隊と合流したエルシオール。補給部隊の中には、ヴェザリウス級のボルテール、
ヘルハウンズ隊の母艦であるステノ級高速戦艦「ケルベロス」、そして見慣れぬ艦が1隻あった。
その艦と接続して、エルシオール格納庫にてゲートハッチが開かれる。
挨拶のために格納庫まで寄ったタクトとレスター。そこに現れたのはなんと、シヴァ女皇であった。
さらにかつて共に戦ったクロガネの艦長代理・香月シノンも、
特装型戦闘機の母艦を兼ねた新型航行艦「アマテラス」の艦長として合流した。意外なほうからの衝撃で絶句する二人。
シヴァ女皇の傍らにはエオニア戦役時からシヴァに付き添っている侍女、セシリアの姿もあった。

侍女セシリア「御無沙汰しております、マイヤーズ司令、それにクールダラス副司令」
タクト「あ、セシリアさんも一緒でしたか。お久しぶりです」
侍女セシリア「こちらが補給品目のリストです。お受け取りください」
レスター「は、はい……。確かに頂戴しました」
タクト「だけど、どうしてシヴァ陛下が、自ら……」
シヴァ「なに、そなたらに用があったのでな」
タクト「オレに、ですか?」
シヴァ「うむ。それに気掛かりな事もある」
タクト「それは、いったい……」
レスター「あああああッ!!」
タクト「ど、どうしたんだレスター! そんなに大声出して」
レスター「た、タクト…受領品目の中に……。『クロノ・ブレイク・キャノン 1基』……とある」
タクト「ク、クロノ・ブレイク・キャノン―――ッ!!」
シヴァ「ルフトと私が話し合って、そなたが一番必要としているものを持ってきた」
タクト「いや、確かにオレは戦力の増援を頼みましたけど……まさか、クロノ・ブレイク・キャノンがやって来るとは」

タクト達が驚くのも無理はない。エオニア戦役終結後、クロノ・ブレイク・キャノンはエルシオールから取り外されていたからだ。
あまりにも威力がありすぎる故に。
だが、何故再び持ってくるようになったのか…それは、後に行ったミーティングルームで明かされた。


合流前、トランスバール本星。

オーブ支援部隊が白き月に到着し、聖母シャトヤーンとシヴァ女皇との面会を果たす。
そんな中ミーアはシャトヤーンにある事実を告げる。
それは、惑星オーブに封印されている虚無の魔物の封印が半ば解かれているとの事だった。
さらにこの封印はもうひとつの惑星にも施されており、
それも解かれると虚無の魔物を統べるものの封印が完全に解けてしまうという。

エオニア軍の残党に消息を絶った地球の航行船、その上に虚無の魔物の再来の可能性と新たなる驚異の連続に、
シヴァ女皇も頭を痛めることに。だが今は、出来ることをするしかない。

ルフト将軍や聖母シャトヤーンとも協議した結果、白き月で建造していた新型航行艦と、
外宇宙戦闘試験として偶々テストをしていた新型機動兵器の部隊、そしてエルシオール支援部隊が、
例の物と共にエルシオールと合流し、虚無の魔物の封印が施されているもうひとつの惑星……
ファルガイアへ向かわせる事が決定した。

そして、出港準備が整い始めていたときに謎のMS部隊が襲撃する。
だがそれを追ってきたかのようにトランスバールのダブルJ9も現れた。

☆味方初期
ケルベロス(リセルヴァ、レッド、ベルモット)、ボルテール(ルル、ロレッタ、風花、リード、ミーア)、
アマテラス(シノン、ミユリ、シメイ)、デュエルAS(イザーク)、バスター(ディアッカ)、ブレイズザクファントム(レイ)、
ガナーザクファントム(シホ)、ASソレアレス(セレーナ、エルマ)、ガンバレルストライク(ムウ)、
オオツキガタ(カミュ)、ムラサメ(ギネス)、アストレイブルーフレームセカンドL(劾)、専用ザクファントム(イライジャ)、
ベクタープライム、ブライガー(キッド、アイザック、ボウィー、お町)、サスライガー(ブルース、ロック、ビート、バーディ)
バクシンガー(士郎、ディーゴ、シュテッケン、ライラ、佐馬)
★敵戦力
スコーピオ(パトリック)、メリクリウス(ジョナサン)、ヴァイエイト(ガスト)、サーペント、ビルゴ
★敵増援
ネェル・グノーシス「ルキフェル」、ネェル・グノーシス「アムドゥシアス」、グノーシス

謎のMSを撃破し、指揮官らしきパイロット3人を捕らえることに成功。
だがその時、虚無の魔物ネェル・グノーシスが現れる。
そんな中ミーアは、詩を紡ぐ事になった。その詩の力はヒュムノスシステムが無いにも関わらず、
カガリやルナマリアの詩を遥かに凌駕する力を持っていた。
詩の力により、全てのグノーシスの存在次元を固定させる事に成功する。
だが、一瞬の隙を突かれて一体のグノーシスがアマテラスに肉薄する。
そのとき、白き月の裏側から唐突に現れた1機のPTが逆にグノーシスに肉薄して一撃のもとに粉砕。
そのPTの名は、ART−1。
地球圏でスタートしたEOTの安定性・信頼性向上を目的とした計画「レイオス・プラン」の一環として、
次世代のRシリーズ開発計画「RXR計画」の試作機であった。
パイロットは勿論SRXチームのリュウセイ。現在彼はART−1のテストを兼ねて、
偶々テストの相手をしていたエスメラルダのパイロットであるヤヨイ達と共にきていたのだ。

☆味方増援
ART−1(リュウセイ)、エスメラルダ(ヤヨイ、リュウヤ)

そして、グノーシスを撃破することに成功。その後敵MSを操縦していた者たちの尋問を行う事に。(MAPクリア)

今回現れた敵MSの正体は、トランスバールで数々の悪事を働いていた組織「ブラディシンジケート」のものであった。
ちなみにパイロットたちはブラディシンジケートに雇われただけのMSパイロットで、
暫くはアマテラスの雑用係としておくことで許す事になった。(電童のチップ3人組みたいな感じ?)
真・正統トランスバール皇国に密接に関わる事だと判明し、ますます頭を痛める状況となった。
その後、補給を終えた支援部隊はエルシオールを追うために出発し、今に至る。

……と言うことで、シノンは状況を整理して報告を終えた。(場所はエルシオールのミーティングルームに変わります)
短期間で一気に混迷化を見せるトランスバール。
だがひとつだけ言えるのは、これからの戦いの鍵は、惑星ファルガイアにあるという事のみである。
その前に先ずはレゾム達が根城にしているであろうレナ星系に向かう事に。(以下次回)

▽補足
新型航行艦アマテラス…原作・スターシップオペレーターズ
スパロボではトランスバールと地球の技術を組み合わせて開発され、特装型戦闘機の母艦としての役割をかねている。
艦長は前作でクロガネの艦長代理として活躍した香月シノン。オペレーターは引き続き秋里ミユリが担当。
また、メインコンピュータ管理の担当として白き月のコンピュータ解析の第一人者(という設定で)結城シメイを追加。
武装はパルスレーザー、ホーミングミサイル、ステルスミサイル「魚雷」、連射型リニアガン、5連レーザー「リボルバー」、
そして艦首プラズマキャノン。
また、複数の対レーザー防御システムの応用によって、戦艦の光学兵器の威力を大幅に軽減させる事が可能。


パトリック、ガスト、ジョナサン…アニメ版GAに登場した悪役3人組。(というかそれくらいしか記憶が……)


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