半年前、大切な人と離れ離れになり、故郷を見限り自らが出来ることを見つけて生きてきた。

しかし、その果てに待つのは大切な人との対立と、歪められた正義。

本当に護るべきものを見失った少年を救ったのは大切な少女が紡いだ力ある詩だった。

そして今、今度こそ大切なものを護る為に。

新たなる道を歩み始めようと、少年――シン・アスカ――は決意する。










































儚く散った光が、僕らを今呼び覚ます
悲しみは音を立て、消える・・・あの場所から・・・・・・







第2次スーパーロボット大戦GA −遠き大地−

序章・シン・アスカ篇
「決意の眸」

惑星オーブ。
半年前のエオニア戦役にてエンジェル隊がトランスバールを救うのに一役買った星である。

エオニア戦役の最終戦にて黒き月の力によって機械に体を蝕まれた少年シン・アスカは、
大切な存在であったレーヴァテイルの少女ルナマリア・ホークによって助けられ、暫く療養生活をしていた。
そして、漸く軍役復帰できるほど体力が戻った。

数日後シンは、エオニア戦役で乗り続けていたMS「インパルス」に乗り、
ルナマリアと共に自衛軍基地からかなり離れたとある場所に向かった。

そこには、何かの施設らしきものが幾つかあるのみであった。
それの調査を始めようとした矢先、突如MSの襲撃を受ける。

☆味方初期
フォースインパルスガンダム(シン)、ネストミール(ルナマリア)
★敵戦力
ジン数機
★敵増援
フリーダムガンダム(カナード)

施設内からとも戦ったカナードと彼が乗るフリーダムが現れ、いきなり襲い掛かる。
辛うじて攻撃を防ぎ、ルナマリアはシンのサポートをするために詩を紡ぐ。
詩の力を纏ってシンはカナードのフリーダムを辛うじて止める事ができた。
この戦いは、エオニア軍製のMSであるインパルスの再テストを兼ね、実践に基づいた訓練であった。
カナード「コレだけやれれば問題なさそうだな」
シン「そうですね。わざわざありがとう御座います。ところで、この施設って一体なんでしょうか」
ルナマリア「そうね。私もこの区域に入るのは初めてだから」
カナード「ここは、俺の人生が変わった場所だ」
シン「え?」
カナード「俺がキラ・ヤマトの子孫と言うのは知ってるな。
 俺は、今までの子孫と比べて能力が低くてさ。そのためか『キラ・ヤマトの子孫のくせに』と言う周囲の視線がつらかった。
 そんな時、この施設で出逢ったプレアって言う少年が俺の全てを変えた」
ルナマリア「…その子、どんな子だったんですか?」
カナード「まだ10歳もいかなかったな。
 アイツは、レーヴァテイルを兵器として利用しようとした連中によって生み出された、
 レーヴァテイルのクローンだった」
シン「な、何だって!?」
カナード「でも、アイツはその研究施設からも失敗作として処分されようとしたところを、
 まだ人間が出来ていたスタッフによって救われて、この施設に預けられた」
シン「でも、クローンだからそんなに長くは生きられなかった…ラウ・ル・クルーゼのように」
カナード「ああ。それでも、アイツはいろんなことを話していたな。
 どんなにつらくてもつらさや苦しみを分け合える人がいるから精一杯生きられるって
 クローンでもどんなのでも、自分は自分だって教えてくれた。
 そしてアイツが死んじまったときに気付いたんだ。命は何にだってひとつ。
 キラ・ヤマトはキラ・ヤマト。俺は俺だってね」
シン「カナードさん……」
カナード「さて、昔話はここまでにして戻るとするか。
 アスランはカガリと一緒に第4方面軍に転属になったから、俺達が頑張らないとな!」
シン「はい!」
そして、フリーダム、インパルス、ネストミールは基地に帰還した。


戻る