第3話 「詩声 -hymmnos-」

場所は変わって、惑星ファルガイア外周宙域。
そこには、クロノドライヴによってファルガイアに近づきつつある艦があった。
トランスバールに駐留している地球の艦「ヒリュウ改」である。
1週間前にトランスバールを目前にして消息を絶ったアイビス達が乗るハイペリオンの捜索と、
領域外の星系調査の任務を帯びて、エンジェル隊からランファ、ミント、ヴァニラ(ノーマッドとウォルコットもいます)と、
第4方面軍からアスラン、カガリと合流して向かっていた。
もう1回クロノドライヴすることで消息を絶った宙域にあった星に到着するという距離まで来たヒリュウ改だが、
そこに所属不明の船がこれまた所属不明の機械群に襲われている所を発見する。
襲われている船は、地球・トランスバールとも異なる通信パターンだが、救援信号らしきものを発していた。
黙って見過ごす事もできないので、ヒリュウ改はその救援を要請している船の救助に向かう事に。
交戦宙域に差し掛かったヒリュウ改。その先でクルーは、驚くべきものを目にする。
襲撃されている船を護るかのように動く数機のロボットはまだいいが、
生身の女性らしき移動体が、多数の小型機相手に大立ち回りをしているのだ。

☆味方初期
エルザ(マシューズ)、KOS−MOS(Ver.1)(コスモス)、VX-10000(シオン)、E.S.アシェル(Jr.、ケイオス)、
E.S.ゼブルン(モモ、ジギー)、
★敵戦力
バッタ、ジョロ、カトンボ、ヤンマ
☆味方増援
ヒリュウ改(レフィーナ、ショーン)、ジガンスクード・ドゥロ(タスク)、ガーリオン・カスタム(レオナ)、
ビルトビルガー・L(カチーナ)、ランドグリーズ(ラッセル)、カンフーファイター(ランファ)、
トリックマスター(ミント)、ハーベスター(ヴァニラ、ノーマッド)、セイバーガンダム(アスラン)、
ストライクルージュ(カガリ)

ヒリュウ改の到着により、襲撃を受けていた船…エルザのクルーは一安心といったところ。
だが、謎の小型機を一掃した矢先に突如新たに転移して現れたものがいた。
新たな敵に早速仕掛けるランファ。だが、攻撃が全てすり抜けてしまう。
半透明に見えて、正に幽霊のような存在にシオンはつぶやく「グノーシス」と。

★敵増援
ネェル・グノーシス「ルキフェル」、グノーシス「サイクロップス」、グノーシス「ミノタウロス」

見たことの無いグノーシスが混ざっているのに気付いたシオンだが、
かまわずKOS−MOSに超広域ヒルベルトエフェクトを実行させる。
ヒルベルトエフェクトの発動によって半透明だったグノーシスは完全に実体化し、攻撃が可能となった。
だが、例の新種のグノーシスには効果がなかった。それにエルザ・ヒリュウ改両方共焦りの色が浮かぶ。
その時、カガリのストライクルージュにあるヒュムノスシステムに異変が…
ヒュムノスシステムのブラックボックスの一部が起動し、その装置によって現れた新たなロックオンマーカーが、
新種のグノーシスを捕らえる。それにカガリは気付く。
カガリ「まさか…あれが、オーブの封印されていた伝説にあった…! みんな、ここ私に任せてくれないか!?」
アスラン「カガリ、どういうことだ?」
カガリ「あれがもし、伝説の『虚無の魔物』であるのだとしたら…揺らぎを止める必要がある。
 その揺らぎを止めるには、レーヴァテイルの詩の力が必要なんだ!」
一か八かの賭けを決意し、カガリは詩を紡ぐ。
その詩の波動は、新種のグノーシスをヒルベルトエフェクトにかかったかのようにこの世界に存在次元を固定させた。
これをチャンスに反撃開始。何とか撃破することに成功する。(MAPクリア)

戦闘終了後、エルザはヒリュウ改に接弦された。
ブリッジでの通信で、とりあえず暫く行動を共にする事に決まり、
クルーのメンバーがヒリュウ改のブリーフィングルームで紹介されることになる。

艦長であるマシューズから先陣を切り、ヴェクターと呼ばれる企業の技師シオン・ウヅキ、
クーカイ・ファウンデーションと呼ばれる財団の一員と言っている少年Jr.(ジュニア)、
エルザのクルーであり、カナードとそっくりな声をしている不思議な少年ケイオス、
レアリエンと呼ばれる合成人間の少女M.O.M.O(モモ)、モモの保護を任務としているサイボーグ・ジギー、
そして、先程生身で大立ち回りをしていた少女の姿をしている対グノーシス用アンドロイドのKOS−MOS(コスモス)。
彼女らはミルチアと呼ばれる異世界(正確には異世界宇宙の一宙域といったほうが正しいが)から、
ワープドライブの異常発生によるイレギュラーなワープでやってきた。
ある意味エンジェル隊以上に個性が溢れるメンバーに絶句するヒリュウ改のメンバー&ランファ達。
が、いろんな世界の人種と関わってきた地球の人たち故に直ぐに意気投合するのであった。
ちなみにタスクはこう呟いたそうだ。「KOS−MOSって奴…リュウセイが見たら惚れそうだ」と。

だが多くの謎も残っている。
シオン達はこの世界の人間ではない。だが、本来はシオン達の世界にいるはずのグノーシスなる存在が、
何故この世界にいるのか。そして、この世界でしか存在しないはずの「虚無の魔物」との関係は。
そして、エルザを襲った謎の小型機動兵器郡の正体は……それらの答えを見つけるべく、
ヒリュウ改はクロノドライヴを行い、惑星ファルガイアに到達した。

▽補足
ネェル・グノーシス「ルキフェル」
スパロボGAオリジナルのモンスター系ユニット。
ゼノサーガのグノーシスと同じ様な性質を持つが、存在次元のズレによって半実体的な存在であり、
ヒルベルトエフェクトが通用しない。
ネェル・グノーシスの存在次元を固定させる方法は、レーヴァテイルの詩のみである。
そのため、ネェル・グノーシスは惑星オーブの封印された伝説に伝えられる揺らぎある災厄「虚無の魔物」であると推測される。
ちなみに「ネェル・グノーシス」はシオンが命名。意味は「グノーシスに似たもの」。
(ネェル・アーガマのネェルと同じ意味合い)


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