第1話「闇の遣い手」

ゴルゴダ刑場の事件から1週間。

漸く取れた休養を利用して、アシュレーはアイビス達を自分が住んでいる町・タウンメリアに案内していた。
そんな中、アイビスがおいしそうな香りを感じ取る。その先には、アシュレーが居候しているパン屋があった。
早速中に入ると、そこにはアシュレーの帰りを待ち続ける幼馴染み、マリナの姿があった。
挨拶と会話もそこそこに、マリナの焼いたパンを早速堪能するハイペリオン三人娘。
だが、どうやら最近会わずにいるのか少しずつすれ違いになっている感があるアシュレーとマリナの会話を聞くアイビス。
そんな中、新たな任務を告げる通信がアシュレーの通信機に入る。
なるべく早く戻ってくると約束しアシュレーはアイビス達が乗るハイペリオンに同乗し、次の任務の場所へと向かった。

向かう途中、アイビスはアシュレーに話しかける。
「まだ会ったばかりだからうまく言えないけど…マリナさんとの仲、良くなればいいね…」そう励ますアイビスであった。

今回の任務は、とあるロボットのテストであった。
そのロボットは、ファルガイアの最北端にある遺跡に納められていたものである。
それは、現存するグラヴィオンを初めとする特機とも、ゴーレムを初めとするロストテクノロジーの遺産でもない、
全く未知のロボットであっだ。
そして、そのパイロットも遺跡に『封印されて』いた。

リューレイス・ヴィンスレット。

彼は、遺跡に納められていたロボット「セレスティ」のパイロットであること以外、
何もなく、人に限りなく近い人ならざるもの「亜精霊」であった。
彼は、ARMS結成直後に遺跡が発掘され、そのままARMS内で保護する形となり、
嘱託隊員としてアシュレーたちと行動をともにしていた。
(ゴルゴダ刑場の事件当時は、セレスティの調整を行っていたため)
封印されている間にも世界情勢に関する情報は把握しており、人並みの常識は持っている。

そして、テストはアイビス達のハイペリオンとの一騎打ち形式で行われる事になった。

☆味方初期
セレスティ(リューン)
★敵戦力
ハイペリオン(アイビス、スレイ、ツグミ)

ハイペリオンの機動力に苦戦しつつも、それなりの成果を上げることが出来たリューン(リューレイスの愛称)。
そのとき、基地からの緊急通信が入る。セレスティと同じ様に納められていたもう1機のロボットが何者かに強奪されたのだ。
現在、ジャンク屋等民間のARMS協力者である人物たちが対応しているらしい。
リューン達はすぐに向かった。

☆味方
リ・ホーム(リーアム、樹里、プロフェッサー)、アストレイ・レッドフレーム(ロウ)、
セレスティ(リューン)、ハイペリオン(アイビス、スレイ、ツグミ)
★敵戦力
ヴェルセクト(ラルミィ)、ダイン、ゲバイ、ドーラ

奪われたのは、セレスティと似通った特機であるヴェルセクト。奪ったのはギガノスのパイロットらしき女性ラルミィであった。
真っ向から対立するリューンとラルミィ。そんな中、ゼバライアが容赦なく近くの基地を襲撃する。
アシュレーはすぐに基地に入り、内部に侵入した小型ゼバライアをナイトブレイザーで変身して撃破。
内部のはブラッド達に任せ、アシュレーも戦線に加わる。

★敵増援
ゼバライア
☆味方増援
グラヴィオン(斗牙、エイジ、琉菜、エィナ、リィル)、ナイトブレイザー(アシュレー)

そして、何とか撃退することが出来た。
だが、未知の機体であるセレスティの同型機であるヴェルセクトを奪われたのは痛い。
どんな力が秘められているのかはまだ分からない以上、なるべく早く奪還する必要がある。
こうして、リ・ホームを旗艦としたARMS機動部隊を編成してヴェルセクト奪還任務を中心とし、
FCE内で独自の行動をとるようになった。


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