第16話「折れた槍、焼かれた花」

ウルカヌス…
ビクター・ゲインツの私室に、独りの客人がいた。

ゲインツ「まさか貴女がここに来るとは思いませんでしたよ、ネフューリア」
ネフューリア「EDENの機体と、地球とか言う星の機体のデータがほしかったからよ」
ゲインツ「相変わらず単刀直入な人ですね。後ほどデータはお渡ししますよ。その代わり」
ネフューリア「分かっているわ。戦力提供も抜かりはないのだから…あと、私も見に行こうかしら」
ゲインツ「ほう…これまた唐突な」
ネフューリア「唯の気まぐれよ」
ゲインツ「そうですか。では、レゾム閣下によろしく伝えてください…」



その頃、エルシオール・ガンドール・アークエンジェルは、懐かしき仲間…
メキボスらと再会する。
ゼゼーナンを追うため、独自に調査をしていた彼らであったが、
最終的にファルガイアのP3が関与していることを突き止めた。
そして、ジェスと同じジャーナリストであり、情報屋見習いをしているベルナデット・ルルーが、
メキボスらに協力してくれたことを明かした。
残るはP3の本拠地を突き止めること、そこにゼゼーナンもいるはずである。
そんなこんなで、また本体と別行動をとることになったメキボス達であった。
そして、メキボス達がもたらしたもうひとつのP3前線基地に強襲をかけることになる。
出撃準備中、エクセレンは元々同じチームであったヤヨイたちと組むことになった。


☆味方初期
エルシオール(タクト、レスター、ウォルコット、ココ、アルモ)
アークエンジェル(マリュー、ナタル、メイリン、ノイマン)、ガンドール(テッサ、カリーニン、マデューカス、葉月)
エクセレン&如月兄妹[ヴァイスリッター(エクセレン)、エスメラルダ(ヤヨイ、リュウヤ)]
選択18小隊

★敵戦力
ヴァーゲ、ダークエンジェル翼Ver、シルス高速戦闘機、グノスト+リスニル、スコル+ガロイカ、タントール+ビルゴ

片方にP3の主力を傾けていたためか、思わぬ強襲にP3側戦力は少ないものであった。
しかし、少ないだけであった。
レスター「妙だな…静か過ぎる」
その時、突如謎の黒い戦艦……"黒いアークエンジェル"が出現した。
ナタル「な、アークエンジェル!」
ベルモット「でもなんか黒! しかもアンテナが微妙にちが!」
シン「同型艦…なのか?」
ネフューリア「お久しぶりね。貴方達」
タクト「その声は…ネフューリア!」
レスター「やはりレゾムたちはP3ともつながっていたのか!」
ネフューリア「まぁ、そういうことよ。今回は特別に貴方達と遊んであげるわ。さあ行きなさい」
そういうな否や、ネフューリアが乗っている黒いアークエンジェル「ドミニオン」から、
3機のMSが出撃した。
その姿は、ストライク、イージス、ブリッツとは大きく異なるものであった。
シャニ「漸く再戦か…」
クロト「今度こそこいつで抹殺してやる!」
オルガ「そうだな。殺されるより殺す方がまだましだからな」

★敵増援
ドミニオン(ネフューリア)
オルガ[カラミティガンダム(オルガ)、バスターダガー×2]
シャニ[フォビドゥンガンダム(シャニ)、ロングダガーFS×2]
クロト[レイダーガンダム(クロト)、ザロム×2]
火器運用試験型ゲイツ+ゲイツ、グノスト+リスニル、スコル+ガロイカ、タントール+ビルゴ

シン「こいつら…パワーアップしてやがる!」
カナード「だが、能力が特化した分短所も出ているはずだ、そこをつくんだ!」

新型のGにパワーアップしたオルガ達に苦戦しながらも、何とか撤退させることに成功した。
残るはドミニオンのみ。だが…
ネフューリア「さて…お遊びはそこまでよ」
そういって出撃した機体…それは、青色のアルトアイゼンであった。
アクセル「な……ゲシュペンストMk−V!! お前…キョウスケに何をしたッ!」
ネフューリア「何を勘違いしているの? 彼はここにはいないわよ」
エクセレン「何ですって!?」
ネフューリア「彼は今頃、あいつらの本拠地に向かっているころ。でも私には関係ないわね…
 さあ、仲間の機体で蹂躙される様…見せてもらおうかしら」
アクセル「よく言うぜ…あいつが乗ってないゲシュペンストMk−Vなんざ、俺達の敵じゃねぇ!」
メルア(アクセルさんが言うとすごい説得力が…)

★敵増援
アルトアイゼン・ナハト(ネフューリア)、アルトアイゼン・ナハト(自動操縦スレイヴ)×4、
グノスト+リスニル、スコル+ガロイカ、タントール+ビルゴ

そして、ネフューリアが乗っていると思しきアルトアイゼン・ナハトに致命傷を食らわせたと思ったその時。
ネフューリア「……かかったわね」 エクセレン「!!」
突如ネフューリアのアルトアイゼン・ナハトがヴァイスリッターに肉迫する!
ネフューリア「このモーションを再現するのに手間取ったわ…味方の技で哀れに散りなさい!」
まさにキョウスケの切り札が寸分違わず再現され、ヴァイスリッターは全て直撃してしまう。
リュウヤ「!!」
ヤヨイ「え、エクセレン少尉!!」
リュウセイ「へ、返事がねぇ…!」
ネフューリア「無駄よ。この攻撃を食らって、誰も無事ではすまなかったはずよ。
 でも、確実にとどめはさしておこうかしら」
リュウヤ「そうは…」 ヤヨイ「させない!」
フルブーストでアルトアイゼン・ナハトに突っ込み、ヴァイスリッターから引き離す。
だが、ネフューリアはそれを見計らったかのように…自爆した。
テニア「な、そんなッ!?」
統夜「ヤヨイッ!! リュウヤさん!!」
リュウヤ「……な、何とか無事だ…だが…エスメラルダもぼろぼろだ…」
リュウセイ「あのやろう…最後は自爆かよ!」
ベルモット「だけど…アイツは多分死んでないと思う」
レスター「どういうことだ? ベルモット」
ベルモット「あの通信の映像…よく見てみたら偽映像だと言うことが分かるんだ…
 結構良くできたカモフラージュ映像で、多分あれも無人機だったと思う」
アルモ「それより、エクセレン少尉の救出を!」
タクト「そ、そうだった! いそいでエルシオールに収容してくれ!」
(MAPクリア)



エルシオール・ブリッジ
タクト「ココ、戦況報告を頼む」
ココ「はい。基地内のP3構成員は全員投降。基地も機能を停止させました」
レスター「だが、こちらの被害がさらに増えてしまったか…」
ココ「はい…ヴァイスリッターとエスメラルダは中破。戦闘は不可能に近いです」
タクト「これからどうするかだな…」
アルモ「司令、地上のアーヴィングさんから通信です」
タクト「繋いでくれ」
アーヴィング「マイヤーズ司令…そちらの状況はどうですか」
タクト「思った以上に被害が出てしまってね…地球の部隊と合流が出来たのいいんだけど」
アーヴィング「そうか…地上にも被害が出てしまってな。ナデシコ、ヒリュウ改、アスタンテUは、
 そちらに合流するようにしておいた。P3との決着も近いであろうからな」
タクト「すまない…あとはメキボス達次第…か」
レスター「…エクセレンたちは?」
アルモ「医務室で寝ています。ケーラ先生からはたいした怪我はなく、ヴァニラのナノマシンで治療したそうです」

エルシオール・医務室
ケーラ「…もう大丈夫そうね」
エクセレン「ありがとうございます」
リュウヤ「とにかく無事でよかたっな」
ヤヨイ「でも…ヴァイスリッターとエスメラルダはもう…」
ヴァニラ「ヤヨイさん…」
エクセレン「でも、いつまでも寝てるわけには行かないものね」
リュウヤ「そうだな、俺達の隊長のためにも…」
その時、扉の開く音がした。
クレータ「そういうと思っていましたよ」
エクセレン「クレータさん! どうしてここに?」
ミルフィーユ「私が呼んだんです」
リュウヤ「ミルフィーさん…」
クレータ「エクセレンさん…ヤヨイさん、リュウヤさん……ヴァイスリッターとエスメラルダを、生まれ変わらせます!」


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