第15話「狂気の平和主義者」

ファルガイア某所に存在する小惑星「ウルカヌス」
表向きはただの無人の小惑星だがその正体はかつてエオニア軍が解析した地球やバルマーの兵器や、
試作機を実験的に生産する無人兵器工場だった。
そして現在その小惑星は1人の男が自らの拠点として運用していた。
その男ビクター・ゲインツは表向きは平和主義組織「P3(パーフェクト・ピース・ピープルの略。正確にはPの3乗と書く)」
のリーダーであるがその裏の顔は暗黒組織ブラディシンジケートのナンバー2に位置する男である。
彼はかつてエオニアを狂信しておりエオニアの意思を次ぎ世界を自らが武力で支配しようと言う曲がった思想の持ち主だった。

そして舞台はウルカヌス内の彼の私室。
そこで彼は自らの右腕にしてブラディシンジケート諜報部の部長であるマティスから自分が拾ってやった2人(アズラエルとジブリール)
の失態報告を聞いていた。
ウイルス発生用MSやかくまっているセゼナーンからもたらされたゾウォークメカを使っても勝てない2人に憤慨を感じるゲインツ。
しかし、そんな彼にマティスは自らが次の作戦の陣頭指揮をとる事を宣言する。
そして、ゲインツはならばと先ごろ完成した新型量産機とレゾムが奪った3機のMSを元にして開発した2機のMSを彼女に与える。
マティス「フフッ、ターゲットはイレギュラー7と烏丸ちとせという子。
 この2人さえ抑えればイレギュラー13のうちの半分以上は潰せる…」


その頃、ギャラクシィ・ユニオンズの宇宙居残り組。
エルシオールの格納庫脇にある通信室で、ちとせが一人でメールを打っていた。
メールの送信を終えるところで、通信室にミルフィー、キョウスケ、エクセレン、リュウセイが入ってきた。
ミルフィーユ「あれ、ちとせじゃない。こんなところで何してたの?」
ちとせ「あ、ミルフィー先輩。実は、地球に向けてメールを送ったんです」
キョウスケ「地球にか?」
エクセレン「でも、お父さんはもういないんでしょ? 誰に送ったの〜?」
ちとせ「え…そ、それは……ライさん…です」
リュウセイ「ま、マジで?」
ミルフィーユ「ちとせって、ライさんと知り合いだったの?」
ちとせ「はい。ライさんは仕官学校時代の私の先輩で…時々話しもしたことがありますので」
リュウセイ「ふ〜ん…」
エクセレン「リュウセイ君、相変わらずニブチンね…」
キョウスケ「プライベートに関わることだ。お節介をやくなよ」
エクセレン「分かってるわよキョウスケ。あの色男さんにも私達の仲のよさに負けないようにしてほしいし」
キョウスケ「……それが余計なおせっかいなんだが」
エクセレン「う……(汗)。そ、それにしてもそろそろあたしの機体もヴァイスちゃんのままじゃ辛いわね」
リュウセイ「そういえば、フューリア戦役が終わった後も、ずっと元のヴァイスリッターのままで戦ってたんだっけ。
 相変わらずすごい腕してんなぁ…」
エクセレン「そんなにおだてたって何もないわよ、リュウセイ君」
キョウスケ「だが、確かにエクセレンの言うとおりだ。フューリア戦役でアインストによって強化されたヴァイスならともかく、
 通常のヴァイスではこれからの戦いも厳しいものになるだろう」
ミルフィーユ「アインスト?」
ちとせ「1年と半年前に地球で突然出現したなぞの未確認生命体の総称です。
 私も良く分かりませんが、エクセレン先輩は一時的にアインストの力を得たヴァイスリッターで戦ったそうなんです」
リュウセイ「でもよ、もうアインストはいないんだし、
 強化するのにもライン・ヴァイスと同レベルかそれ以上のパワーアップをするにはどうすればいいんだ?」
しばらく考え込む一同。
ミルフィーユ「…紋章機のパーツを組み込む、というのはどうかな?」
リュウセイ「紋章機のパーツを…悠吾のリヴォウルト見たいにか?」
ミルフィーユ「うん。ヴァイスリッターはすばやく動いて、バンバン撃って戦うのが得意な機体だし、
 紋章機のブースターとかを使ってさらにすばやく飛びまわれると思うの」
ちとせ「成る程…! ヴァイスリッターの機動力の底上げを図るプランですね!」
エクセレン「確かに、ミルフィーちゃんたちの紋章機と同じくらいのスピードが出れば、
 キョウスケのサポートも楽になるわね!」
そんな話をしている中、エルシオール全艦に警報が響く。


☆味方初期
エルシオール(タクト、レスター、ココ、アルモ、ウォルコット)、ケルベロス(リセルヴァ、レッド、ベルモット)
アークエンジェル(マリュー、ナタル、ノイマン、メイリン)、アマテラス(シノン、ミユリ、シメイ)、
ボルテール(ルル、ロレッタ、風花、リード、ミーア)、
第4方面軍[セイバーG(アスラン)、Sルージュ(カガリ)]、ATXチーム[アルト・リーゼ(キョウスケ)、ヴァイス(エクセレン)]、
エンジェル隊[ラッキースター(ミルフィーユ)、シャープシューター(ちとせ)]、
ヘルハウンズ隊[オオツキガタ(カミュ)、ムラサメ(ギネス)]、セレーナ[ASソレアレス(セレーナ、エルマ)]+選択14小隊
★敵初期
マティス艦[ガーティ・ルー(マティス)、タントール×2]、
アズラエル艦[ガーティ・ルー(イアン、アズラエル)、グノスト×2]、ジブリール艦[ガーティ・ルー(ジブリール)、グノスト×2]、
アッシュ[リジェネイトガンダム(アッシュ)、グノスト]、ヨップ[テスタメントガンダム(ヨップ)、グノスト]、
アレックス&ミュラー[メリクリウス・シュバイン(アレックス)、ヴァイエイトシュバイン(ミュラー)]、
破壊将軍[ハイドラガンダム(ヴァルター)、グノスト]
※以下小隊名は全員ブラディシンジケート
ダークエンジェル(翼展開)+シルス高速戦闘機×2
グノスト+リスニル×2
ザロム+レストレイル×2
レーヴェ+グラシドゥ・リュ×2
タントール+ビルゴ2×2
ヴァーゲ×3
スコル+ガロイカ×2


展開された敵戦力の中にゾヴォークでもMSでもない機動兵器が混じっていた事に驚いたが、すぐに戦闘を開始する面々。
マティス「さあ、うまく罠にかかりなさい…」
※リジェネイト破壊2ターン後のPP
突然、動きを止めるセイバー。
カガリ「どうしたアスラン?」
しかしセイバーからの返答はなく変わりにストライクルージュが攻撃を受ける。
驚く一同、理由がわからずとりあえずセイバーの攻撃をよけるしかなかった。
◇特殊イベント1
ストライクルージュ撤退&セイバーが黄軍になる。
敗北条件にセイバーの撃破が追加。
※セイバー黄軍化から2ターン後のPP
いまだわからぬセイバーの暴走に焦る一同。しかしその時、全メンバーにケルベロスの格納庫にいるベルモットから緊急通信が入る。
ベルモット「みんな!カメラを通さずセイバーを直視するんだ!」
意味不明な一言だったがとりあえず実践する一同。
そして全員は驚愕した。カメラを通しても何もなかったセイバーの背中に、
さっき倒したリジェネイトのバックパックがくっついていたからだ。
ベルモット「やられた。ここにいる全機強力なコンピューターウイルスに感染してるぜ!」
実はリジェネイト爆発の瞬間、ヨップのテスタメントがゲルフィニートの物をさらに強力にしたウイルスを発動させ、
全機体からリジェネイトの本体であるバックパックを見えなくさせていたのである。
すると正体を見破られたとたんセイバーに異変が起こる。
機体色が炎のような赤から闇のような黒へと変化したのである
★敵増援1
ダークセイバー(アッシュ)

アスランに連絡をとるが本人が気絶しているのかウイルスのせいなのか通信ができない。
やむえずセイバーを攻撃して動きを止めようとする。
◇特殊イベント2
勝利条件にダークセイバーのHPを10%以下にするが追加。
※ダークセイバーのHPを10%以下にした
ダメージを受けても動きを止めないセイバー。
そこでちとせは起死回生をねらいピンポイント射撃でセイバーとリジェネイトの連結部分をねらおうとする。
しかしその時姿を隠していたと思われる1体の人型機動兵器がシャープシューターに襲い掛かってきた!
キョウスケ「ちとせ、危ないッ!」
★敵増援2
ゲトゥビューム(アナ・スタシア)

持ち前の突進力を全て推力に変えてぎりぎりで合間に入ったキョウスケ。
しかし、敵はシャープシューターとアルトアイゼン・リーゼに纏めて集中砲火を浴びせ、
さらにアルトの頑丈さを逆に利用してシャープシューターにアルトごと体当たりさせてきた。
キョウスケ「ぐぁっ…!」 ちとせ「きゃ…!」
コクピットの二人も衝撃で頭をぶつけて気絶してしまう。
そしてアッシュはシャープシューターとアルトアイゼン・リーゼを捕獲し撤退してしまう。
◇特殊イベント3
ダークセイバー撤退&シャープシューター離脱。

エクセレン「ちーちゃん! キョウスケッ!!」
突然の襲撃に驚く一同。しかしただ1人セレーナだけは別な意味で驚いていた。
セレーナ「あの機体は・・・まさか、アナ・スタシアなの?」
目の前の機体とそのパイロット、それはかつてセレーナが所属していた傭兵部隊「チーム・ジェルバ」の同期にして親友であったアナ・スタシアだった。
しかし、アナ・スタシアは今は自分とセレーナは敵対関係だと容赦なく襲ってくる。
※ゲトゥビュームのHP10%以下
何とかアナ・スタシアを説得しようとするセレーナ。
しかしアナ・スタシアは答え代わりといわんばかりにグレネードランチャーと至近距離でソレアレスに撃ち込み、
その隙を付いてビームソードでソレアレスをズタズタにしてしまった。
イライジャ「セレーナッ!?」
劾「いや…かろうじてコクピットははずれている。セレーナは無事のはずだ」
そしてアナ・スタシアはエルシオールに強襲してくるが土壇場でヘルハウンズ隊が盾になってくれたおかげで大破の危機は免れた。
その後、撤退命令が出たために退いたアナ・スタシア。
ヘルハウンズ隊は全員命に別状はないがケルベロスとムラサメ、オオツキガタは完全に大破してしまい使用できないという状態だった。
今まで敵に逃げられはしたものの着実に勝利をしてきたギャラクシィ・ユニオンズだったが、
今回はアスランとちとせ、そしてキョウスケが敵の手におちるという過去類をみない敗戦を喫してしまう。
落ち込む面々。するとそこへ見慣れない戦艦が現れる。するとその戦艦から通信が入る。
テッサ「こちらは地球圏トランスバール支援部隊艦長テレサ・テスタロッサです。エルシオール、応答してください」
今、地球からの助っ人が到着したのだった。


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