現在、C.U.B.Eの力を用いたハイパー・クロノドライヴによって、
一気にファルガイアの木星圏に向かっている白き月。
予定より早くたどり着く可能性があるために、エルシオールらの部隊は優先して調整を行っていた。
紋章機のリミッター解除である。

さらにエスメラルダ・マキシには、設計時にヒュッケバインMk−Vと同様コアトルーパーシステムを用いていた。
そのため、専用のアーマードモジュールの開発も考慮に入れていたのだが、連戦によって少し滞り気味であった。
しかし、白き月のサポートのおかげで1基なら何とか間に合う目処がついたと言う。
如月兄妹は、高機動タイプか、砲撃戦タイプかどちらかをチョイスし、開発を頼むのであった。
(高機動タイプを選択→AM「フリューゲル」を入手、砲撃戦タイプを選択→AM「シャイニアス」を入手)

そして、紋章機のリミッター解除を無事におえ、いよいよファルガイア星系にたどり着こうとしていた白き月。
発進準備を終えたエルシオールだったが、その船体にクロノ・ブレイク・キャノンは取り外されていた。



その頃……
ギャラクシィ・ユニオンズは、現在木星圏に向かっている途中である。
木連の白鳥九十九は、プライベート通信で月臣たちがクーデターの準備を進めているとの情報を得たのだが、
原種の襲来によって半分うやむやになってしまい、現在身を潜めているとのこと。

そして、原種が狙っているのは、木連が独自に調査を行っている木星に秘められた謎のエネルギー…
「ザ・パワー」である可能性が高いと、月臣は告げる。

このことは、すぐさま艦長たちに伝えられ、木連の人たちを救出する意味もこめて木星へ急ぐのであったが…
リエ「どうしました!?」
リーアム「ロンド教授! 前方の宙域に大規模な重力震が発生しました!」
ロンド「何だと!」
途端に大きく揺れ始める船体。
樹里「きゃっ!!」
リエ「総員、第一種戦闘配置!」
大河「な、何事だ!? まさか、原種の仕業か!?」
リエ「どうやら彼らの策にはまったようです」
ユリカ「機関全速! この宙域から離脱して!!」
ルリ「それはちょっと遅いみたいです」
スワン「艦隊周辺に強力なレプリションフィールドが発生しまシタ!!」
猿頭寺「空間が歪曲していきます!」
麗雄「い、いかん!!」


パリアッチョ「…封印完了…情報収集、指令伝達終了。端末機能解除…融合開始……最終計画発動」
木星圏に差し掛かった途端、突如特異な場所に入り込んでしまった。

リエ「な、何なの、ここ!?」
ロンド「もしや、亜空間か!?」
葉月「いや、似てはいるが違う…ここは次元の狭間だ!」
麗雄「そう、クラインスペースとでも言うべき湾曲空間…原理的にはディバイディングエネルギーの応用だが、桁違いの湾曲率だ!」
エイジ「理屈はどうでもいい! 俺達ここから出られるのかよ!?」
ルリ「駄目です。この空間は完全に閉じられています」
ロンド「下手に亜空間へ突入すれば、我々は次元のくびれに巻き込まれて消滅するかも知れん!」
ネルフェア「そ、そんな!」
リーアム「亜空間センサーに反応! この空間へ侵入してくる者がいます!」

現れたのは、ゾンダーメタルによって複製されたメカの大群だった。
凱「や、奴らは!?」
護「ゾ、ゾンダーだ!」
戒道「なら、この空間を作り出しているのは原種か」
火麻「くそっ、用意周到な奴だらぜ!!」
テッサ「迎撃部隊を出撃させてください!」
マデューカス「ですが、ここは歪曲空間ですぞ!?」
テッサ「獅子王博士の考えが正しければ、この空間自体は安定しているはずです!」
シオン「ええ、時間制限はあるでしょうけど…」
テッサ「敵がここへ侵入してきた以上、脱出方法は必ずります!
 ですが、それを見つけだす前に倒されるわけにはいきません! 各部隊を出撃させてください!」
カリーニンな「了解です」

☆味方初期
母艦選択3隻
凱[スターガオガイガー(凱)]
選択15小隊
★敵戦力1
ゾンダーメカ、複製MS、怪獣兵器

麗雄「この空間からの脱出方法はボクとロンド君で何とか見つけ出す! 凱、お前達はゾンダーを倒せ!」
凱「わかったぜ、父さん!」
大河「各機、攻撃を開始せよ! 勝利への道を切り開くのだ!!」

<敵10小隊以下>
少しずつ確実に撃破していくギャラクシィ・ユニオンズだが、空間を捻じ曲げて再びゾンダーが現れる。
カンジ「敵の増援か…!」
エイジ「でも、どうせ雑魚ばっかだろ!」
リューン「ここが歪曲空間だってことを忘れるな! 敵の本隊は外にいる。長引けば長引くほど不利になるぞ!」
マオ「ねえ、脱出方法はまだ見つからないの!?」
ネルフェア「おじさま、どうなんですか!?」
ロンド「慌てるな、見当はついた」
麗雄「早速ガンドールのコンピューターでシミュレートしてくれ」
凱「よし…! みんな、それまでの時間を稼ぐぞ!!」


そして、空間に侵入してきたゾンダーをあらかた撃破したギャラクシィ・ユニオンズ。
ケイオス「あれ? もう終わり?」
Jr.「俺達に恐れをなしたようだな!」
ジギー「いや、様子を見ているだけだろう」
シオン「そうね。すぐに増援を送り込んでくるわよ」
ロンド「だが、その時こそが脱出のチャンスだ」
カンジ「教授、脱出情報が見つかったのか!?」
ロンド「ああ…危険を伴う方法だがな」

アスタンテUから、一隻のシャトルが発進する。
凱「シャトル…? 誰が乗っているんだ!?」
麗雄「…ボクだ」
凱「父さん!!」
大河「博士、お一人で大丈夫ですか?」
麗雄「この仕事はボクにしか出来んからのう。任せておきんしゃい」
雷牙「頼むぞ、麗雄」
麗雄「ああ。では、作戦を手短に説明する
 この空間にはレプリションフィールドとアレスティングフィールドの最大曲率が一致する特異相克点が存在し…
 敵はそこからゾンダーロボを送り込んできている。
 そして、このシャトルに積んだ特殊センサーなら、その相克点がほころびる瞬間を捉えることが出来る。
 そこへギャラクシィ・ユニオンズの一斉砲撃によるブロウクンエネルギーを叩き込めば…」
凱「脱出口が作れると…!?」
麗雄「その通り」
ロンド「しかし、通常空間への脱出口を維持できる時間は50分の1秒だ」
凱「何だって!?」
カンジ「ほ、ほんの一瞬じゃないか!」
麗雄「じゃが、方法はそれしかない。問題はいかにしてそのタイミングに攻撃を合わせるかだが…」
ネルフェア「だ、誰にそんなに正確な射撃をやらせるっていうんですか!?」
麗雄「それは…」
「…私に任せてもらおう」
そう言って現れたのは、ソルダートJが乗るジェイアーク。
麗雄「!!」
凱「ジェイダー!」
ゴルディマーグ「Jの奴、生きてやがったのか!?」
J「無論だ。今回ばかりは私の役目だからな」
アシュレー「待て! この作戦に失敗したら、確実に死んじまうんだぞ!!」
J「私は死など恐れん。そして、原種共を倒すまで死ぬつもりはない」
凱「J…!」
J「お前達の生命、私に預けてもらおう」
凱「わかった…!」
そして準備を整えるギャラクシィ・ユニオンズ。
麗雄「センサーに反応があった! まもなく敵の増援が来るぞ!」
リエ「総員、攻撃準備! チャンスは一度しかないです!!」
J「アルマよ…通常空間に復帰したら、すぐに仕掛けるぞ」
戒道「わかっている。頼むぞ」
凱「頼むぞ、J!」
J「そちらも抜かるな!」
凱「勝負は一瞬だ! みんな、タイミングを合わせてくれ!」
麗雄「来るぞ!!」
空間のゆがみが発生し、敵が新たに現れたその瞬間。
大河「攻撃開始!!」
ジェイアークの砲撃を合図に、ギャラクシィ・ユニオンズが一斉に攻撃を放った。

第31話「勇者 -Held-」

ファルガイア星系・木星圏。

★敵戦力2
機械原種[機械原種、EI−02、EI−05]×11
[ZX−07(腕原種)、EI−20×2]、[ZX−16、EI−07、EI−15]、
[ZX−19、EI−07、EI−15]、[ZX−25、EI−07、EI−15]

腕原種「ギャラクシィ・ユニオンズめ、今頃はクラインスペースの中で絶望に打ちひしがれていよう…」
ほくそ笑む腕原種だったが、突如近くにいた肺原種が爆発する。
腕原種「何っ!?」
原種「肺がやられただと!?」

☆味方初期1
J[ジェイアーク(ソルダートJ、トモロ)]

腕原種「ソルダートJ! 貴様、どうやってクラインスペースから脱出した!?」
J「お前達を消去するまで私は死なん! …そして、あの者達もな!」

☆味方初期2
母艦選択3隻
凱[スターガオガイガー(凱)]
選択15小隊

腕原種「あ、あやつら!!」
J「メガ・フュージョン!!」
戒道「J、原種核は?」

J「心配するな、回収済みだ」
凱「機界31原種! お前達の罠は打ち破ったぞ!」
エイジ「残るはてめえらだけだぜ!」
腕原種「有機生命体の分際で小賢しい真似を…!」
Jr.「小賢しい!? それはこっちの台詞だ!!」
リルカ「そーよ! 私達をあんな所へ閉じ込めようなんて!」
腕原種「だが、その消耗した戦力で我らを倒せるか?」
凱「人間の力を甘く見るな! 俺達の底力を思い知らせてやる!!」
大河「ギャラクシィ・ユニオンズの諸君! これより我々は機界31原種殲滅作戦の最終段階へ入る!」
リューン「了解だ!」
氷竜「見せてあげましょう…!」
炎竜「僕達の誓いを!」
ビッグボルフォッグ「そう、勇気ある者達の誓いを!」
腕原種「愚か者めらが。すぐに絶望の底へ叩き込んでくれる」
命「獅子王博士、これ以上は危険です! アスタンテUへ戻って下さい!」
麗雄「いや。ボクはこのまま木星へ向かい、ザ・パワーの状態を確認する」
凱「父さん!」
麗雄「この戦いに生命を懸けておるのはお前達やソルダートJだけではない。ボクもそうだ」
凱「わかったよ、父さん! くれぐれも気をつけてくれ!」
麗雄「お前達もな。信じているぞ、勇気ある者達の誓いを」
雷牙「気をつけろよ、麗雄…」
大河「全生命体の存亡はこの一戦にあり! 各機、攻撃を開始せよ!!」


<4PP>
ゼクス「さすがは機界31原種…! そう簡単には倒れんか」
スタリオン「長官! クラインスペースでの戦闘による消耗が予想以上にひびいています!」
大河「むうっ…!」
雷牙「敵のエネルギー総量はこちらを遥かに上回っておる! このままではいずれ押し切られるぞ!」
トロワ「数だけで決まる戦いではないということか…!」
ケーン「ええい! あいつらのエネルギーを何とかする方法はねえのかよ!?」
腕原種「これは定められた運命だ…そして、機界昇華こそがお前達有機生命体を絶滅から救う唯一の方法なのだ」
テッサ「絶滅…?」
腕原種「そう…言うなれば有機生命体の補完だ」
レオナ「補完!?」
カチーナ「それは、どういう意味だ!?」
腕原種「大いなる災いの時は近い…。お前達がそれから逃れるには、機界昇華しかない」
凱「………」
腕原種「か弱き者共よ…我々はお前達に救いの手を差し伸べているのだ」
タスク「そういうのはな、大きなお世話ってんだよ!!」
腕原種「だが、時が経てば経つほどお前達は疲弊していく。それが有機生命体の限界なのだ」
木星から麗雄の乗ったシャトルが現れる。
腕原種「む?」
凱「と、父さん!」
麗雄「諦めるな、凱! 勇気ある者の誓いを思い出せ!」
腕原種「悪あがきを!!」
腕原種が超重力波を麗雄の乗ったシャトルへ放ち、そして…
凱「と、父さん!!」
雷牙「麗雄!」
護「博士ぇっ!!」
雷牙「れ、麗雄!!」
凱「う…あ、ああ…!! うわあああああああっ!!」
大河「な、何ということだ…!!」
護「そんな…! 嘘でしょ!? 嘘でしょ、獅子王博士ぇぇっ!!」
命「あ、あああ…!」
腕原種「ククク…ゴミが木星へ落ちたか」
凱「貴様ぁぁぁぁぁぁあっ!!」
腕原種「サイボーグ凱! ノコノコやってきたのが貴様の運の尽きだ! 貴様も木星の海へ沈むがいい!!」
凱「!!」
更に、麗雄のいた場所に突っ込んで来たガオガイガーも…
命「凱ーーーーっ!!」



麗雄「………ボクは…死んだようだな…」
闇の中で、一人の女性が麗雄の前に姿を現す。
麗雄「絆…お前なのか…?」
絆「はい…。木星で遭難した私は、不思議な力を使って心だけの生命体になったのです」
麗雄「ザ・パワーの力か…」
絆「何度かファルガイアに交信しようと試みましたが、木星に危機が迫っていることを伝えるのがやっとでした…」
麗雄「絆…」
絆「あなた…」
麗雄「会いたかった…絆……」

凱「………このまま俺は…死ぬのか…?」
「獅子王凱…」
凱「……!」
「凱…私の声が聞こえるか…?」
凱「あなたは…?」
カイン「我が名はカイン…」
凱「あなたが護の…?」
カイン「今、こうして話している私はギャレオンの中に保存されているコピーに過ぎない…
 肉体を失い、ギャレオンの一部となった私には我が子を育てることは出来なかった…」
凱「それで天海さん達に護を…」
カイン「私の人格コピーはEI−01との最初の戦いで傷つき、機能を失った…。ザ・パワーの力でようやく話すことが出来る」
凱「ザ・パワー…」
カイン「宇宙には多くの未知なるエネルギーが存在する…。ザ・パワーもその一つと言えよう。
 そして、ザ・パワーの力を得た者はその能力を増幅出来るのだ」
凱「………」
カイン「凱…君には感謝している。本来なら、私がギャレオンとフュージョンするはずだった…」
凱「いえ…感謝するのは俺の方です。大切な人を守る力の全ては、あなたがあたえてくれたのだから…」
カイン「ありがとう、凱…。私の寿命もこれまでのようだ…」
護「………」
凱「護…!?」
護「………」
カイン「ラティオ…お前は心も身体も立派に成長した…。今こそ最後の封印を解くとしよう」
護「………」
カイン「この力を正しきことに使う時が来た。凱…全てを君に託す…」
凱「カイン…」
護「………」
カイン「ラティオ…私はいつもそなたの側にいる…」
護「僕…わかったよ。Gストーンの本当の使い方が…そして…緑の星でいつも僕を見守っていたあの優しい目…。
 ギャレオンと同じ優しい目…それは……」
カイン「………」



腕原種「カインの遺産は抹消した! 残るはアベルの遺せし災いのみ!」
J「ぬうっ…!」
腕原種「その次はギャラクシィ・ユニオンズ…貴様達だ!」
「そうはいくかぁぁっ!!」
腕原種「!?」

木星から、再び現れたスターガオガイガー。
命「凱っ!!」
凱「待たせたな、命!!」
腕原種「あやつめ、生きていたのか!?」
凱「俺は倒れん! 勇気ある誓いある限り!!」
麗雄「凱…ザ・パワーの力を借りるのだ…」
絆「お行きなさい、凱…」
凱「父さん…母さん…!」
絆「でも、気をつけて。ザ・パワーにおぼれてはいけませんよ」
凱「父さん…母さん…カイン…! あなた達の子供の戦いを最後まで見守っていて下さい…!」
腕原種「この力…まさか!?」
凱「うおおおおおおおおっ!! ブロウクン・ファントムッ!!」

ザ・パワーによって、弾丸Xのときとは更に上を行く一撃が、腕原種に叩き込まれる!

腕原種「ぐうっ!!」
凱「腕原種! これ以上お前達の好きにはさせない!!」
命「が、凱…!!」
牛山「ガ、ガオガイガー…! 復活したのか!!」
九十九「まさか…ザ・パワーを味方につけたのか!」
大河「何っ…!?」
レティシア「まさに勇者の成せる業…攻勢に出る好機ですね!」
凱「それだけじゃない! 月の天使達も…来てくれる!」
腕原種「何!」

凱がつぶやいたその瞬間、突如ガオガイガーの背後に、巨大な白い人口天体が姿を現した。
アシュレー「あ、アレはッ!」
宗介「白き月ッ!!」

フェアリ「ドライヴアウト完了! ギャラクシィ・ユニオンズは、原種と呼ばれるものと戦闘中のようですね」
タクト「よし! エルシオール発進! エンジェル隊全機、PT部隊、出撃!」
「了解!」

☆味方増援
エルシオール(タクト、レスター、ウォルコット、アルモ、ココ)、アマテラス(シノン、ミユリ、シメイ)
(以下小隊から5小隊選択)
エンジェル隊1[ラッキースター(翼展開)(ミルフィーユ)、ハッピートリガー(翼展開)(フォルテ)]
エンジェル隊2[カンフーファイター(翼展開)(ランファ)、ハーベスター(翼展開)(ヴァニラ、ノーマッド)]
エンジェル隊3[トリックマスター(翼展開)(ミント)、シャープシューター(翼展開)(ちとせ)]
統夜&光珠[グランティード・ドラコデウス(統夜、テニア)、ソウルランサー(光珠、フェアリ)]
カルヴィナ&アル[ベルゼルート・ブリガンティ(カルヴィナ、カティア)、ラフトクランズ(アル=ヴァン)]
シャドウミラー[クストウェル・ブラキウム(アクセル、メルア)、アンジュルグ(ラミア)]
ATX[アルトアイゼン・リーゼ(キョウスケ)、リヒト・ヴァイスリッター(エクセレン)]
リュウセイ&如月兄妹[ART−1(リュウセイ)、エスメラルダ・マキシ(ヤヨイ、リュウヤ)]
特装型戦闘機[アメノハバキリ(ファルス)、アマノムラクモ(レグ)]
ジーク&サリー[クラウドハーケン(ジーク)、クロイツ・ヴァールハイト(サリー)]

ショーン「…まさか白き月が直接ファルガイア星系に来るとは思いませんでしたな」
シン「もう何でも来いって感じですね」
ノア「アレは…三重連太陽系の!」
タクト「知ってるのか!」
ノア「ええ。EDENと同盟を結んで、共にヴァル・ファスクと戦ったわ。
 でも、機械昇華によってクロノ・クェイクが起きる前に滅んだって聞いたけど…」
レスター「その話は後だ! 今はやつらを倒すのが先決だ!」
タクト「そうだな…!」

凱「みんな、戦いはこれからだ! 一気に原種との決着をつけるぞ!!」
そう言って、ガオガイガーはギャラクシィ・ユニオンズ全機にザ・パワーの力をもたらすッ!
超竜神「これが…ザ・パワー!」
エイジ「お、俺達の機体のエネルギーまで上がっていく!!」
リューン「こ、これがザ・パワーの力なのか!?」
腕原種「馬鹿な! この惑星のエネルギーがこれほどとは!」
護「勝負だ、機界31原種!」
凱「俺達に託された想い…ザ・パワーと共にお前達へぶつけてやる!!」

<凱が戦闘>
凱「くらえ、原種! これがザ・パワーの…! 俺達の勇気の力だぁぁぁっ!!」

<Jが戦闘>
J「破滅をもたらす光…ザ・パワー! その力で貴様ら原種を葬り去ってくれよう!」

<腕原種撃破>
腕原種「お、おのれぇぇぇぇ!!」
〔敵ユニット撃破〕
戒道「J…!」
J「奴との決着はつけた…。後は我らの悲願を果たすのみだ!」

<敵全滅>
命「原種の全滅を確認!」
スワン「原種核は全てガオガイガーとキングジェイダーが回収していマス!」
護「戒道!」
戒道「ああ…!」
〔凱、Jへ接近〕
護「クーラティオー!」
戒道「テンペルム!」
護「テネリタース セクティオー サルース コクトゥーラ!」
戒道「ムンドゥース インフィニ トゥーム レディーレ!」
大河「おお、原種核が浄解されていく…」
雷牙「浄解去れたゾンダークリスタルが一つに組み合わさっていくぞ…!」
その時、ひとつの欠片がその流れを断ち切った。
凱「何っ!?」
命「げ、原種核の一体が逃走!」
腕原種「ここで終わるわけにはいかぬ!!」
J「ぐうっ!!」
腕原種「お前は赤の星で消去しておくべきだった!」
J「貴様!!」
凱「J!」
大河「いかん! ゾンダークリスタルが奪われた!!」
パリアッチョ「木星エネルギー、ザ・パワー全解析完了。…Zマスター融合」
腕原種「これで原種は全てそろった!」
パリアッチョ「復元…」
パスダー「再結合開始」
スワン「木星表面上超高密度エネルギーが発生しまシタ!」
凱「超高密度エネルギー!?」
ケーン「な、何が起きてやがんだ!?」
モモ「も、木星のザ・パワーがある一点へ流入しています!」
ケーン「まさか、原種が復活しやがるのか!?」
琉菜「それどころじゃないみたい!!」
J「気をつけろ…! 奴が…機界31原種の全集合体…Zマスターだ…!」
凱「Zマスター!?」
J「原種達は31体にして一つの存在…それぞれが全宇宙の機界昇華を司るZマスターの一部なのだ…」
戒道「まさか…原種がクリスタルから再生するとは…!」
瞬兵「な、何が起きるの!?」
戒道「合体した原種は機界昇華を数百倍のスピードで行うことが出来る…!
 それがもし木星の持つパワーを利用しているとしたら…!?」
大河「我々は木星そのものを相手にすることになるのか!?」

★敵増援
Zマスター

Zマスター「………」
バーン「あ、あれが…!!」
斗牙「機界31原種の集合体…」
スペリオン「Zマスターなのか!?」
Zマスター「………」
猿頭寺「Zマスターの周辺に大量の素粒子Z0を確認!!」
スワン「ゾンダー粒子デス!」
雷牙「奴め、機界昇華を始める気か!!」
Zマスター「…見るがいい。ザ・パワーによってマスタープログラム再結合を果たしたこの力を…
 そして…我が分身達よ、荒野の星へ…」
凱「!!」

スワン「ESウインドウが開かれまシタ!」
雷牙「いかん! Zマスターはファルガイア全土にゾンダー粒子をばらまく気だぞ!!」
タップ「そ、それじゃ防ぎようがないぜ!」
ケーン「諦めんな! だったら、こっちもESウインドウに突っ込むまでだ!」
ライト「バカ! そんなことをしたら、こっちが先にゾンダー化されるぞ!」
護「みんな、諦めちゃいけないよ! 僕と戒道にはわかるんだ!!」
ツグミ「え!?」
戒道「あのZマスターの内部には、31個の原種核が揃っているはず…」
護「もう一度全ての原種をクリスタルに浄解すれば、機界昇華を止められるよ!」
ジーク「あのデケェヤツをぶっ潰せばいいんだな?」
護「うん!」
J「フッ…ここが戦士の死に場所か」
ランファ「はい、そこ! そーゆーこと言わない!」
J「何?」
光珠「そーゆーリキみ方はよくないよ。ホントに死んだら、仲間を悲しませちゃうんだから!」
ミルフィーユ「そう、あたし達は生きて帰らなきゃ…! この戦いで全てが終わるわけじゃないもの…!」
J「…確かに…お前達はそうだな」
護「Zマスターの全身を操っているのは中心にいる心臓原種なんだ! そいつを倒せば…」
凱「勝てる!」
スワン「木連より入電! ゾンダー粒子がファルガイア圏へ到達したそうデス!」
マリュー「!!」
スワン「計算の結果、5分以内にZマスターを倒さなければファルガイアは壊滅的な打撃を受けマス!」
リューン「ファルガイアの命運を懸けた5分間か…!」
大河「ギャラクシィ・ユニオンズ、総攻撃開始! この5分間に全てを決するんだ!」
Zマスター「心弱き者共よ、どこまでむなしくあがき続けるのか…」
凱「黙れ! そのあがきこそ、勝利への執念…! それをお前に見せてやる! 決着をつけるぞ、Zマスター!!」

[敵増援1出現の次PP]
ゾンダー粒子によって姿を変えつつあるトキオ…
数納「わあああ〜、もう駄目だぁぁ!」
レイコ「もう! 泣いてる場合じゃないでしょ!」
数納「けど、何なんだよぉ、あれ!? 街が変な機械みたいになってくよぉ!」
末男「ありゃあゾンダーだ! 一番上のアニキが言ってた!」
数納「じゃあ、GGGは何やってるのぉ!?」
末男「ア、アニキ達は今木星へ行ってて…」
数納「それじゃどうにもならないよぉ!」
華「みんな、あきらめちゃ駄目! 護君やギャラクシィ・ユニオンズを信じて!!」
レイコ「そうよ! あの人達は木星で戦っているのよ!」
数納「ファルガイアと木星じゃ、距離があり過ぎるよ! そんなのでどうやって僕達を助けるの!?」
末男「るせえ! アニキ達は必ず勝つ!!」
華(護君、頑張って…! 私、信じてるから…!)



Zマスター「フフフフフ…フハハハハハ…」
凱「何!?」
スワン「Zマスター、ダメージをうけていマセン!」
大河「奴はバリアを持っているのか!?」
猿頭寺「ええ、まあ…。エネルギーの総量が桁違いなので、海に角砂糖を溶かすようなものです」
火麻「チッ、敵は甘かねえってことか!」
ムウ「くそっ! あんな巨大な物体をどうやって倒せばいいんだ!?」
シン「駄目だ…! こんな戦い方じゃ間に合わない!」
Zマスター「感じるぞ…激しい憎しみと怒りを…お前達こそあふれ出るマイナス思念の源…宇宙を混沌へ導くものよ…滅びよ…」
J「もがきあがくことこそ、生命の本質! 我ら生命ある者のあがき、とくと見せてやる!」
Zマスター「愚かな…滅びの道を自ら選択するつもりか…?」
アシュレー「誰がそんなことを!!」
Zマスター「機界昇華こそが破滅から逃れる唯一の術…。破滅から逃れる唯一の術…。
 全宇宙を救うための答え…全ての有機生命体は機界昇華によって補完されねばならぬ…」
ティム「それじゃ、逃げてるだけじゃないか…!」
ネルフェア「ティム君…!」
ティム「何もせずに破滅から逃げてるだけじゃないか!」
Zマスター「逃げではない…救いだ」
リルカ「悪いけど、ティムの言う通りだよ! あんたの価値観を押し付けないでよね!」
Zマスター「だが、非力なお前達ではこの私を倒すことはかなわぬ…」
カノン「さっきもそれを聞いたのだが?」
ガイ「その手の台詞で俺達が怯むと思ったら大間違いだ!!」

[凱vsZマスター]
Zマスター「マイナス思念は宇宙に滅びを与える…
 生命体はマイナス思念を持たぬ機界生命体ゾンダーへと昇華されるべきなのだ」
凱「そんな勝手な結論で俺達の未来を! 希望を! 生命を渡してなるものか!
 Zマスター! 滅びるのはお前の方だ!!」

[JvsZマスター]
J「マイナス思念と呼ばれる負の感情こそ生きている証…! それなくして何の生命か!」
Zマスター「だからこそ生命体は機械と融合を果たした。次なる次元に向かうために」
J「そんなものは逃げでしかない!」
Zマスター「やがて訪れる破滅の日を乗り越えるための最善の策…理解出来ぬのなら滅びよ!」

[Zマスター撃破]
Zマスター「馬鹿な…これは何かの間違いだ…」
凱「宇宙に必要なのは、お前達の機界昇華じゃない…俺達の熱い勇気だ!
 それをマイナス思念と呼ぶのなら、滅ぶべきはZマスター! お前の方だ!」
Zマスター「…おおおおおお…!!」
ジギー「やったか!?」
戒道「まだだ…! まだ、奴は生きている!」
J「行くぞ、アルマ!」
ジェイアークがZマスターへ取り付く。
ファルス「おい、何をする気だ!?」
J「私が心臓の内部に入り、奴を倒す!」
Zマスター「…やめろ…!」
戒道「ザ・パワーは滅びの力でもある…」
J「それを忘れたのは愚かだったな!」
Zマスター「……!!」
トモロ「ザ・パワー、全開」
J「ぬおおおっ!!」
雷牙「ザ・パワーがZマスターの心臓部から溢れ出している!」
ロンド「そのエネルギーが奴を絶対崩壊の臨界点へ導いているのか…!」
エイジ「おい! ジェイアークはどうなるんだ!?」
雷牙「駄目だ…もう助からん…!」
凱「J!!」
J「凱…決着はいずれつける…。貴様も死ぬな…」
護「戒道!!」
戒道「ラティオ…もうザ・パワーの流れを止めることは出来ない…」
護「でも…でもっ!」
戒道「心配ない…ファルガイアのみんなを頼む」
護「わかった…! だから、戒道も死なないで!!」
トモロ「J…アルマ…」
J「我々は最後まで一緒だ」
戒道「僕らの目的はこれで達成される…(母さん…)」
凱「!!」
護「戒道ぉぉぉっ!!」
凱「J…!!」
Zマスター「我は滅ぶ…だが…」
大河「Zマスターが!!」
スワン「Zマスター、消滅していきマス!」
凱「護…!」
護「うん…二つの力を一つに…! ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…ウィータ!!」
スタリオン「マスタープログラムの浄解を確認!」
牛山「木星からのエネルギー反応、消えました!」
大河「作戦…終了か…」
雷牙「ああ、ボク達の勝利だ…!」
大河「これで…ファルギアは救われたか」
スワン「ハイ。ファルガイア圏のゾンダー粒子も消滅したそうデス」
ケーン「よっしゃあ!!」
ライト「ふ〜っ、やれやれ。一時はどうなるかと思たぜ」
シン「でも、良かった…」
ムウ「ああ、わざわざ木星まで来た甲斐があったな」
アクセル「正直、木星と合身したZマスターを見た時はさしもの俺も冷や汗かいたが…何とかなるもんだ」
忍「図体とパワーだけで俺達を倒せると思ったのが大間違いだぜ」
沙羅「とは言っても、桁違いだったけどね」
凱「護、よく頑張ったな」
護「ううん…。みんながいてくれたおかげだよ」
大河「諸君、よくやってくれた。現時刻を以て、木星圏での作戦を終了する」
凱「俺達は勝った…。カイン、そしてザ・パワーの力を借りて…
 それに、ありがとう…父さん、母さん…俺達にも原種にもザ・パワーは制御できないものだった…。
 もう二度とあの力を使うことはない…さらば、木星…さらば、Jジュエルの戦士達…」
命「よかった…凱…。これで…全て…終わった…のね…」


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