空に浮かび上がったトキオ。その中心にいたのは、全長300mを越える物体。

心弱き者共よ…時は来た…

火麻「あ、あいつは…!」 麗雄「間違いない!」
牛山「2年前、ファルガイアに進入した…」
命「私のお父さんと、お母さんの命を奪った…!」
大河「EI−01だッ!!」

第23話「飽くなき勇気、命を超えて…」

(MAP開始)
☆味方初期
全母艦6隻
ガオガイガー[ガオガイガー(凱)、ゴルディマーグ]
ビッグボルフォッグ[ビッグボルフォッグ]
氷竜、炎竜[氷竜、炎竜]
グランナイツ&アレックス[グラヴィオン(グランナイツ)、グラントルーパー・アレックス(アレックス)]
聖勇者[バーンガーン(瞬兵、バーン)]
アシュレー[ナイトブレイザー(アシュレー)、ユニット選択]
選択14小隊

★敵戦力
EI−01(パズダー)、ゾンダーメカ(EI−02、05、15、20)、
MS、ACE雑魚敵、ゼラバイア

トキオ中心の巨大な物体は、トキオのエネルギーをかき集め、その姿を変えていく…
命「巨人…あの姿はまるで…!」 スワン「焔の災厄…ロードブレイザー…!」
(現代のファルガイア人にとってロードブレイザーは地球で言う魔王サタン等と同格の認識をしている)

パスダー「カインの遺産を受け継ぐ者よ…我が名はパスダー…ゾンダリアンの支配者であり、この星を創りかえる者だ」
宗介「ふん…ご大層な名乗りだが正面から来るとはな」
トウマ「お前の手下の四天王は俺達が倒した! それでも、まだ抵抗を続ける気か!?」
パスダー「フフフ…心弱き者共よ…。お前達は、まだ真の我が力を知らない…長く続いた戦乱により人間の心は疲れ、弱っている…。
 その弱き心に我が分身であるゾンダーメタルは容易に入り込むだろう」
アシュレー「その野望を阻止するために僕達はここにいる…!」
パスダー「…確かにお前達を無視して我が目的は達成されないだろう。ならば、邪魔者は消去するのみだ!」
シオン「能書きは結構よ…! 私達はあなたと話をするためにここにいるんじゃない!」
凱「行くぞ、パスダー! 俺達はここで貴様を倒して全ての戦いに終止符を打ってやる!」
テッサ「皆さん、急いでください! 現在EI−01はトキオそのものを巨大な宇宙船として、
 そのまま大気圏を突破するつもりです!」
ナタル「何だとッ!」
マリュー「まずいわ…トキオがこのまま上昇したら、トキオに残された住民が全て…!」
リューン「トキオが生存限界高度に達するまで後何分だッ!?」
葉月「計算では…残り10分だ!」
麗雄「聞いたか、諸君! 何としても10分の内にEI−01を打ち破らなくてはならん!
 周囲の護衛にはかまわず、EI−01に攻撃を集中させるんだ!」
バーン「この戦いが全ての決着をつけるのか…!」
エイジ「望むところだぜ! あいつらとの最後の戦いなら全てを懸けてやる!」
凱「行くぞ、みんな! EI−01を倒すんだ!」

(1ターン目EP)
パスダー「カインの遺産よ…。我が力を受けるがいい」
命「ゾンダーの反応、増大!」
麗雄「こ…これは!?」
突如EI−01から膨大なゾンダーエネルギーが発せられた。
それと同時に、ギャラクシィ・ユニオンズの機体に変化が起こる。
エイジ「何だ…! 機体のパワーが下がっていく!」
斗牙「く…それだけじゃない! 僕たちの頭をグラグラさせるこの衝撃は!?」
琉奈「EI−01が発した光の力なの!?」
パスダー「フハハハハ!」
エィナ「あ…あの光はゾンダーメタルと同波長のエネルギーです!」
ゴルディマーグ「それがどうして俺達のパワーを抑えているんだよ!?」
凱「く…GSライドのエネルギー出力がどんどん低下していく…」
麗雄「いかん!」
ミズキ「獅子王博士、何がおこっているんです!?」
麗雄「ゾンダーメタルのフルエネルギーを放出しておる! 元々、ゾンダーメタルとGストーンは相反する性質を持ったエネルギーだ…
 両者がぶつかり合えば対消滅が起こり、お互いに消し合ってしまうのだ!」
リィル「じゃあ、GSライドを搭載した勇者ロボは…」
麗雄「そうだ! このパワーダウンは、対消滅によるものだ!
 これだけのエネルギーだ! 勇者ロボ以外のメカのパワーも押さえ込まれてしまうぞ!」
ランファ「でも、それならEI−01も条件は同じはずよ!?」
麗雄「忘れてはいかん! EI−01はトキオ全てのエネルギーを味方につけている!
 奴のエネルギーの総量はこちらを遥かに上回っている!」
ココ「勇者ロボのエネルギー低下、危険領域に 突入します!」
麗雄「早く手を打たんとGSライドのエネルギーが消え失せてしまうぞ!」
命「じゃあGストーンで生きている凱も…」
麗雄「………」
命「ガ…ガイィィィ!」
パスダー「心弱き者共よ…お前達の希望、カインの遺産と心を力に変えるモノ…この私が消去してやろう!」

○全味方機気力80(勇者ロボのみ気力50)、精神コマンド使用不可

(2ターン目PP)
パスダー「心弱き者共よ、そろそろ遊びも終わりだ…!」
麗雄「いかん! EI−01は再びゾンダーメタルを拡散する気だ!」
ジギー「逃げろ、凱! 今の状態で再びあれを食らったらGストーンは…!」
パスダー「…とどめだ」
凱「く…!」
???「そうはさせん!」
その時、突如高速で飛行するものがEI−01を掠めて動きを止めた。
凱「ピッツァ!」
ピッツァ「…無事か、サイボーグ…?」
凱「どうして、敵であるお前が俺をかばう!?」
ピッツァ「…貴様との決着は…まだついていないからな…」
パスダー「ピッツァよ…、私に逆らうとは…所詮、心弱き者の宿命か!」
ピッツァ「私は戦士として死ねる場所を捜していただけだ…そう、凱…お前のおかげで大切な事を思い出せた…礼を言う…。
 そう…私は、私は…! うぉぉぉぉっ!!」
ピッツァは全エネルギーを攻撃に回し、EI−01に突撃する。
パスダー「ピッツァ! 何をする気だ!?」
ピッツァ「私はピッツァではない! 私の名はッ…!」
全てを言い切る前に、ピッツァのEI−26はEI−01に正面衝突し、その爆炎は火の鳥となって……
ピッツァ(………空は良い…)
凱「ピッツァァァァァァァッ!!」
アシュレー「……あいつも僕と同じ…内なる物と戦っていたのか…凱! あいつの思いを無駄にしないためにも…ヤツを倒そう!」
凱「……ああ。絶対に負けられない!」
パズダー「おのれ…だが、今の貴様らに何が出来る…」
アクセル「まだ、わかっていないようだな、パスダーとやら!」
統夜「戦っているのは俺達だけじゃない! ファルガイア中の人達が平和のために戦っているんだよ!」
マイヨ「たとえ我々が倒れても必ずや、その後に続く者がいる!」
カンジ「そして、いつかは必ず人間はお前という闇を払ってみせる!」
ケーン「もっとも、俺達は負けるつもりはないがな!」
パスダー「強がりもそこまでだ。その傷ついた身体で何が出来ると言うのだ!」
凱「く…!」
麗雄「…事実、このままではいずれはこちらの敗北は必死だ…」
凱「………大河長官、聞こえているか!? …目には目を! エネルギーにはエネルギーだ!」
大河「なっ!?」
麗雄「弾丸Xか!?」
凱「奴に勝てる手段があるとしたらそれだけだっ!」
大河「………」
ランファ「その弾丸Xってのが何だか知らないけど、切り札なら早くしてよね!」
シン「カッコはつけてみたけれどどうにもピンチなのは変わってねぇし!」
大河「………」
凱「俺達の勝利を信じる人々のためにそして、このファルガイアの未来の為に…! だから、頼む…弾丸Xを…!」
ジギー「凱…お前…(同じサイボーグの俺にはわかる…。
 あの凱にあれだけの覚悟を決めさせるんだ…その弾丸Xというのはおそらく凱の生命を…!)」
大河「………」
凱「長官、頼む!」
麗雄「長官…凱達を信じよう! 敵のパワーを上回るには…弾丸X…それしかない!」
大河「うむ! 私は懸ける! これまでも幾度となく奇跡を起こしてきた勇者達の可能性に!
 よぉし! 弾丸X出撃を承認する! 頼んだぞ、ギャラクシィ・ユニオンズ!」
麗雄「凱、聞こえるか! 弾丸Xは発射されたぞ! あと1分で、こちらに着く!」
凱「ありがたい…。これで勝機が見えてきたぜ…!」
パスダー「心弱き者共よ、何をするかは知らぬが、お前達に希望は与えん…!」
アシュレー「弾丸Xとやらはあと1分でこちらに到着する。この1分を耐え抜くぞ!」
タクト「みんな! この1分に俺達の勝利をファルガイアの未来が懸かっている!」
ミルフィーユ「はい!」
フォルテ「各機、互いをカバーし合うんだ! この1分を何としても耐え抜くよ!」
リューン「く…これまで生きてきた中で最高に長い1分になりそうだ…!」

(3ターン目PP)
GGG基地方面から空を切り裂く轟音と共に、巨大な弾丸がトキオに着弾する。
パスダー「ぬうっ!?」
凱「来たか…!」
瞬兵「あれが、弾丸X!」
ボルフォッグ「皆さん…早くあの中へ!」
凱「ああ!」
勇者ロボ軍団全員が弾丸Xの中に入っていく。そして、弾丸Xはそのまま閉じてしまう。
エイジ「あの弾丸X…一体何なんだ!?」
斗牙「それは、僕にも分からない…でも、アレが最後の切り札だ!」
凱「すまないみんな…もう1分だけ、この弾丸Xを守ってくれ!」
瞬兵「分かりました! バーン、凱さんたちを!」
バーン「ああ、分かった!」


そして、EI−01の豪腕が放つ衝撃波、そしてガラス片を用いた変則反射するレーザーの猛攻を掻い潜り、
最後の1分が過ぎ去ったその瞬間。弾丸Xから緑色の光があふれ始める。

みんな、分かっているな…この弾丸Xは……

覚悟の上です…隊長…!

勇者として望むところ…!

さっさとおっぱじめようぜ!

ああ…!

最強勇者ロボ軍団「全ては、EI−01を倒すためにッ!!」

凱たちの声に呼応し、弾丸Xからまばゆい光が立ち上がる。
そのふもとには、Gストーンのエネルギーの全てを解き放ったガオガイガー、超竜神、ビッグボルフォッグ、ゴルディマーグの姿が。
そしてその光はギャラクシィ・ユニオンズの機体にも膨大なパワーを宿す…
琉奈「あの緑の光…、あれが弾丸Xの力なの…!」
エイジ「やったぜ! 機体のパワーが回復していく!」
エィナ「あの弾丸Xの光がゾンダーのパワーを押し返したんです!」
ミズキ「では勇者ロボは…!」
凱「………」
ジギー「凱…」
凱「うおぉぉぉぉっ!」
パスダー「この力…まさか!」
麗雄「弾丸X…それはGストーンに封印された高エネルギー集積体を爆発的に解放させる事で…
 限界以上のパワーを引き出す最強最後のミラクルマシンだ…」
カナード「限界以上の力だと…」
凱「行くぞおおおおおおっ!!」
勇者ロボ「うおぉぉぉぉっ!!」
凱の叫びと共に、勇者ロボ軍団が一斉に突撃し桁外れのパワーとスピードで、EI−01のフィールドとエネルギーを打ち破った!
リューン「なんてパワーだ…!」
アシュレー「これが弾丸Xの力か…!(体が、持つのか…!?)」
麗雄「反エネルギー体同士がぶつかればお互いに消滅するのみ…しかしパワーが上であれば最後に残るのは…」
凱「EI−01! 最後に残るのは、お前ではない! 俺達、ギャラクシィ・ユニオンズだ!」

○全ユニット気力150にUP(勇者ロボのみ気力300)、精神コマンド封印解除

Gストーンの秘められた力の恩恵を受けたギャラクシィ・ユニオンズは、
その限界以上の力によってEI−01の猛攻を全て打ち払い、そしてついに……
凱「こいつの核はどこだ!? どこにある!?」
パスダー「馬鹿な…! こんな事があってたまるか…!」
凱「見えた…そこかぁぁ! ゴルディマァァァァグ!!」
ゴルディマーグ「おおっ!!」
凱「ハンマーコネクト!! ゴルディオン・ハンマァァァァァァァッ!!」
パズダー「ぬうっ! させぬ!」
パズダーのEI−01の腕と、ガオガイガーのゴルディオンハンマーが正面から激突!
互いに拮抗している中、ゴルディオン・ハンマーにひびが…
パズダー「ふん…何ッ!!」
「うおぉぉぉぉぉっ!!」
残りのエネルギーを全てぶつける超竜神とビッグボルフォッグ。
そして、同じファルガイアを守る勇者として、バーンガーンとグラヴィオンが、ドラゴンブレイクと超重剣で、
ガオガイガーに加勢する!
凱「バーンガーン! グラヴィオン!」
エイジ「お前だけにいいカッコはさせないぜ!」
瞬兵「僕たちだって、ファルガイアを守る勇者だから…!」
凱「…ありがとう」
全てを越えた一撃で、ついにEI−01が光となり始める…!
凱「EI−01! これで、とどめだぁぁぁぁっ!」

光に、なれぇぇぇぇぇぇぇッ!!

凱、瞬兵、バーン、そしてグランナイツの声がひとつとなり、EI−01はついに光となった……
麗雄「やったか!」
モモ「EI−01エネルギーレベルゼロ! …完全に消滅しました!」
トニー「やったあ! トキオは救われたんだ!」
護「ありがとう、ギャラクシィ・ユニオンズ!」
凱「ぐ…!」
全ての機体が、所々に爆発し、その機能が停止する。
護「凱兄ちゃん! みんな!」
スコット「獅子王博士! みんなのメカに何が起きたんですか!?」
麗雄「弾丸Xによって各機のエネルギーは限界まで引き出された…それはメカの生命の炎を燃やし尽くす様なものじゃ」
ティム「じゃ…じゃあ…、ギャラクシィ・ユニオンズのメカは、もう二度と動けないの!?」
麗雄「凱たち以外の機体はかろうじてといったところか…」
エイジ「…ってことは、GSライドを使っている勇者ロボ達の生命は…!」
ジギー「凱! 返事をしろ! ボルフォッグ! 氷竜、炎竜! ゴルディマーグ!」
麗雄「…やはり、運命の壁は乗り越えられなかったか…」
護「凱兄ちゃん!」
命「…全ての…Gストーン…、エネルギー量ゼロ…全回路無力化…再起動不可能…」
護「嘘…嘘だよね…!」
命「う…うう…」
ブラッド「…もしかしたら凱は最初からこの結末を知っていたのかも知れない…」
リルカ「え…」
ディアッカ「でもよ…! 自分の生命が燃え尽きちまうのがわかっていて…何故…!?」
ブラッド「何故だって…? そんな事は聞くまでもない…自分が凱の立場だったらどうするか考えてみろ…」
ディアッカ「あ…」
宗介「そうだ…。凱はギャラクシィ・ユニオンズとして…戦士として覚悟を決めたんだ…」
ブラッド「…ましてや、あいつはゾンダーと戦う事を宿命づけられた者…勇者だからな…」
ガイ「馬鹿野郎、凱! 何がファルガイア最強のサイボーグだ! 最強を名乗りたければそんな…簡単に死ぬなよ…!」
アキト「凱…さん…」
イツキ「そんな…そんな…」
命「凱…」
護「うそだよね…凱兄ちゃん! ギャレオン! みんな返事をしてよっ! 目を覚ましてよぉぉぉっ!!
 凱兄ちゃん! 応えてよおぉぉぉぉぉっ!!」
命「え…!?」
護「う…うう…」
凱「…どうしたんだ? GGGの隊員がベソかいてちゃみっともないぜ…」
護「ああ!?」
命「凱!」
エィナ「み…見て下さい、皆さん! 護君の光が私達のメカにもエネルギーを与えています!」
命「凱!」
麗雄「ゴルディマーグ! 氷竜! 炎竜! ボルフォッグ!」
ティム「それに、みんなのメカも!」
護「みんな…みんな、生きているんだね!」
凱「ああ…」
麗雄「奇跡だ…!」
タクト「獅子王博士、奇跡なんかじゃありませんよ…」
凱「そうさ…これは俺達と人類が自らの力でつかんだ勝利だ!」
麗雄「うむ…そうだ…そうだな…」
命を越えた戦いによって、ゾンダーとの戦いがついに決着のときを迎えた。
護が起こした奇跡によって、ギャラクシィ・ユニオンズは今再び戦いの力を取り戻す。
しかし……

アイビス「……アシュレー?」
リューン「アイビス、如何した!?」
アイビス「ちょっとみんな! アシュレーが…アシュレーが目を覚まさないんだ!」
ブラッド「何だと!?」
リルカ「どうして! ねぇ、目を覚ましてよアシュレー! アシュレーったら!!」
唯でさえ奇跡的なバランスで成り立つその身に、
さらに膨大な反発するエネルギーを生身で受けてしまったアシュレーだけは、
アガートラームの力によって、かろうじて生きている状態で、目を覚ましていなかった……(以下次回)


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