第22話「トキオ消滅」

大河「諸君! 非常事態が起きた。あの巨大な光のドームの中に、トキオの住民が閉じ込められている」
その通信から始まった緊急の作戦会議。

アルケミックプラント攻略作戦を終えたギャラクシィ・ユニオンズに、GGGから緊急通信が入った。
そしてまわされた映像が、紫のひかりに包まれ、完全に遮断されているトキオの姿があった。
そして大河長官は言う。今回の作戦はGGGの全戦力を用いた総力戦になることは間違いないと。


つい先刻、FCE正規軍から新規結成された準特機部隊「Gソルジャー隊」が、
トキオを覆っている光…コードネーム「コントラフォール」の偵察に向かった。

だが、高速飛行する飛行物体の襲撃と、地中からの砲撃、そして乱入してきた人型ゼラバイアにより、
かなりの損害を被り、リーダーのフェイ・シンルーが怪我を負ってしまった。
そして急遽アレックスが指揮を執ってGアイランドシティに撤退したとの事。

だが、Gソルジャー隊が持ち帰った映像とデータの解析により、敵の正体も判明した。
機界四天王のピッツァとペンチノンである。
そして乱入した人型ゼラバイアは、先刻アルケミックプラントで戦ったものと同一存在であった。
そして、コントラフォールの構造の解析にも成功。このコントラフォールは、4つの層で成り立っている。

表面上である一層目は荷電粒子による超電磁バリア。
二層目は濃縮酸素によるガス層で、迂闊に攻撃すると大爆発を起こしてしまう。
三層目は攻撃を別次元に移動させて別方向に放り出す次元断層フィールド。
そして4層目は重粒子による重力フィールドで構成されている。

内部の状態は常温とほとんど同じだが、ゾンダープラントと化している可能性が非常に高い。
事は急を要するため、早速作戦の説明を行う。

今回の作戦は、GGGが所有するオプション装備「ハイパーツール」を用いた一転突破となる。
第一層は超竜神が使用可能であるイレイザーヘッドの超振動によって電磁エネルギーを消滅させる。
第二層はガオガイガーのディバイディング・ドライバーで空間ごと穴を開け、
第三層はプライヤーズと呼ばれるツールロボが合体したディメンション・プライヤーによって次元断層をねじ切り、
第四層はお馴染みのゴルディオンハンマーで重粒子を光に変換する。
こうすることで、一時的にコントラフォールに穴が開き、最低でもゴルディオンハンマーを装備したガオガイガーと、
ガオガイガーの後についていける機動力を持つ機体数機が突入することが可能となる。

大河「よし! トキオの人々の命は、君達にかかっている! 頼むぞ! 最強勇者ロボ軍団!
 そして、ギャラクシィ・ユニオンズの勇者達よッ!!」
全員「了解!」

こうして、機界四天王との最終決戦が始まる中、アレックスはGソルジャー隊で最も損害が少なかったグラントルーパーで、
グラヴィオンの援護に向かうことになる。そして、それぞれに独自のチームを編成し、作戦が開始された。

(イベントMAP)
コントラフォール外層に着いたギャラクシィ・ユニオンズ。
まずはピッツァが操るEI−26を引き付けるため、ムラクモのクラウドブレイカー、カンジのクラウドセイバー、
ファルスとレグが乗る特装型戦闘機、そしてアイビスたちのハイペリオンが出撃する。
音速機HSTと融合したピッツァの機動力に翻弄されるも、
連係プレーを持ってうまく引き付ける高機動チーム。

そして、遅ればせながら超竜神とガオガイガー、ゴルディマーグが到着。
カンジ「何とか間に合ったか!」
ムラクモ「イレイザーヘッドを、早く!」
超竜神「了解! イレイザーヘッド2L、発射!!」
超竜神が放ったイレイザーヘッドが、コントラフォールの第一層を貫通する。

アルモ「コントラフォール第一層、貫通しました!」
タクト「次は、ディバイディング・ドライバーってヤツだな…」
空中から、マイナスドライバーの形をしたパーツが飛ばされる。
ガオガイガーが使用できる空間湾曲ツール「ディバイディング・ドライバー」である。

イレイザーヘッドを発動中の超竜神に、地中から何かがせり上がった。
ペンチノンがフリゲート艦と同化したEI−27である。
ペンチノンは超竜神に狙いを定めるが、ボルフォッグとウルズチーム、そしてナデシコのエステバリス隊が押さえ込んだ。
ボルフォッグ「今回はきっちりと勝負をつけさせてもらいます!」
ペンチノン「望むところだ。今こそお前に止めをさしてやる。ウィィィィィィッ!!」
イツキ「凱さん、今のうちに!」
凱「分かったぜ!」
ガオガイガーの左腕に、ディバイディング・ドライバーが装着され、ガオガイガーは左腕を穴の開いたコントラフォールに突き刺す!
凱「ディバイディング・ドライバァァァァッ!」

ジュン「第二層、貫通!」
ユリカ「次はプライヤーズの出番ね!」
GGGの発進艦から、3体のプライヤーズが出撃する。

そのプライヤーズを攻撃しようと、乱入してきた人型ゼラバイア。
だが、それに対抗するのは、グラヴィオンとグラントルーパー。そしてバーンガーン!
エイジ「お前の相手は俺達だッ!」
アレックス「グラヴィオンやギャラクシィ・ユニオンズの皆とで…勝ってみせる!」
瞬兵「バーン、このまま一気に!」
バーン「おう!」

凱「ディメンション・プライヤー! ツール・コネクト!!」
ディバイディング・ドライバーをはずしたガオガイガーの両腕に、大型のペンチとなったプライヤーズが接続される。
そして、コントラフォールの第三層を文字通り捻り切った!!

ノイマン「第三層、貫通!」
マリュー「残りはひとつ、頼むわよガオガイガー!」

凱「ゴルディマーグ!」
ゴルディ「うっしゃあ! 俺の出番だ!」

凱「ハンマー・コネクト! ゴルディオン・ハンマァァァァッ!!」

リーアム「ガオガイガー、ゴルディオンハンマー装備完了!」
リエ「突撃チーム、ガオガイガーの後についてきてください!」
「了解!」
アスタンテUから急遽出撃したドラグナーチーム、レティシア、リューン。無論、ガオガイガーの援護のためである。

凱の雄たけびと共に、コントラフォール第四層をゴルディオン・ハンマーで光にしつつ、
ドラグナーチームとレティシア、リューンと共にトキオに進入することに成功した。

(MAPチェンジ・トキオ内部。戦闘開始)
突入した凱達が目にしたのは、大きく隆起し、ゾンダーに侵食されたトキオであった。
そんな中、ライトが環状路線と環状高速道路を利用し加速エネルギーを発生させて、
ゾンダープラントのエネルギー供給を行っているのを見つけた。
凱たちは加速路代わりとなっている道を交差する地点を中心に破壊し、加速しているゾンダリアン
ポロネズとプリマーダを阻止することに。
2体が交錯するポイントを見つけ、凱たちは一気に同時攻撃を図った。
レティシアのゲシュペンストは、爆発の衝撃を異空間に転送する魔法爆弾「バイツァダスト」をグレネードに内蔵した
M90アサルトマシンガンを。ドラグナーチームは光子バズーカの一斉射撃を。
セレスティはリュストゥング・バルセルトのギガンティック・インパクトを、そしてガオガイガーはゴルディオンハンマーを放った!
ポロネズとプリマーダに致命傷を負わせることが出来なかったが、加速装置の機能が発揮できなくなり、
トキオを覆っていたコントラフォールは完全に機能を停止した!
そして、ゾンダーメタルプラントの機能も同時に停止する。

タクト「よし! ギャラクシィ・ユニオンズ、全部隊出撃だ!!」
全員「了解!」

☆味方初期
母艦選択4隻
ガオガイガー[ガオガイガー(凱)、ゴルディマーグ]
ビッグボルフォッグ[ビッグボルフォッグ]
氷竜、炎竜[氷竜、炎竜]
グランナイツ&アレックス[グラヴィオン(グランナイツ)、グラントルーパー・アレックス(アレックス)]
選択16小隊

★敵戦力
ゾンダーメカ、MS、ACE雑魚敵、ゼラバイア、人型ゼラバイア
EI−26(ピッツァ)、EI−27(ペンチノン)、EI−28(ポロネズ)、EI−29(プリマーダ)

◇戦闘台詞
○ポロネズと戦闘
ポロネズ「…いい眺めですな。どれ、終着駅のない無限の旅へ出掛けるとしますか…出発進行!」

○プリマーダと戦闘
プリマーダ「ああ…かすかに残るこの排気ガスの麗しき香り、心和ますエンジン音…たまらないわ…さあ、踊るのよ…、
 この私と一緒に、ほーら発車オーライ」

○凱vsピッツァ
凱「勝負だ、ピッツァ! 決着をつけてやるっ!」
ピッツァ「やっと貴様の息の根を止める時が来たようだな…、ガオガイガー!」
(戦闘後)
ピッツァ「スピードで私を上回るのは不可能だ!」
凱「ほざくなっ!」
ピッツァ「ハハハッ! 無駄なあがきを! 空に生き、空で育った私にかなうはずもあるまい! ハハハッ! 空はいいぞ!」
凱「く…!」
ピッツァ「ガオガイガー! 貴様との勝負、ここで終わりにさせてもらうぞ!」

○ビッグボルフォッグvsペンチノン
ペンチノン「ウイィィィ! 紫のロボット、ここが貴様の墓場だ!」
ビッグボルフォッグ「この声…、やはり貴様はレイライン観測施設で出会ったゾンダリアンか!」
ペンチノン「ウイィィィ! あの時、邪魔をしてくれたお前だけは絶対に許さん!」
(戦闘後)
ビッグボルフォッグ「…さすがは機界四天王…! 一筋縄ではいかないようだ…!」
ペンチノン「ウイィィィ! レイライン観測施設で貴様にやられた恨み、ついに晴らしてやるぞ!」
ビッグボルフォッグ「だが、この戦いに勝利する事は私達の任務…、この生命を懸けても果たしてみせる!」
ペンチノン「ウイィィィ! その覚悟は見事だが、私にも果たさねばならぬ任務があるのだ!」
ビッグボルフォッグ「ペンチノン、勝負!」


○ピッツァ撃破
ピッツァ「こ…この私がこんな場所で敗れるというのか!」
凱「空に生命を懸けてきたのはお前だけじゃない!」
ピッツァ「…私は…私は戦士。戦士として生き、戦士として死にたいのならば、まだ…まだ、私の戦いは終わってはいない!」
そう言ってピッツァは、戦闘領域から離脱した。
凱「ピッツァ…」


○ペンチノン撃破
ペンチノン「ウイィィィ! この私が…この私が…! 私の使命は…まだ果たされては…!」
ビッグボルフォッグ「ペンチノン…、今思えば、お前とは敵同士ながら不思議な縁を感じる…さらば、我が宿敵よ…。
 任務に殉じたお前の事を私は生涯忘れないだろう…」


○ポロネズ撃破
(まだプリマーダが生存している)
ポロネズ「いかん…、これ以上は…!」
プリマーダ「ポロネズ!」
ポロネズ「済まん、プリマーダ…」
爆炎に包まれるEI−28。
プリマーダ「ポロネズ…、ああ…あなた…」
[プリマーダ、精神コマンド「愛」使用]

(既にプリマーダを撃破済の場合)
ポロネズ「う…うう…うう…ああ…」
護「あのゾンダリアン…、人間に戻れるかも知れない…!」
ポロネズ「ありがとう、坊や…。でも、もう遅いようだ…」
護「おじさん…」
ポロネズ「私達の身体は…もう…生物として存在…出来ない…」
護「あ…ああ…」
ポロネズ「プリマーダ…」
光となって消えていったポロネズ…。
護「おじさん…」
麗雄「…おそらく彼らは生機融合体として存在した時間が長過ぎたのだ…」
護「………」
トニー「護…」
護「凱兄ちゃん…こんな悲しい事を2度と起こさないためにも…絶対にゾンダーを倒してね!」
凱「ああ、もちろんだ!」


○プリマーダ撃破
(まだポロネズが生存している)
プリマーダ「そ…そんな! この私がこんな醜いロボット達に負けるなんて…!」
ポロネズ「プリマーダ!」
プリマーダ「ああ…あなた…」
爆炎に包まれるEI−29。
ポロネズ「プリマーダ…、愚かな女よ…」
[ポロネズ、精神コマンド「愛」使用]

(既にポロネズを撃破している)
プリマーダ(そ…そんな! この私がこんな醜いロボット達に負けるなんて…! そんな…馬鹿な…!」
護「あのゾンダリアン…人間に戻れるかも知れない…!」
ティム「あ…護くん!?」
急いで母艦から飛び出た護は、力を解放してプリマーダのところに舞い降りる。
麗雄「やめるんだ、護君! ゾンダリアンはゾンダー化した人間とは別物だ!」
護「で…でも…!」
プリマーダ「フフフ…来てくれたのね…ボウヤ…」
護「あ…ああ…」
プリマーダ「可愛いわよ、ボウヤ…、殺してやりたいほどにいぃぃぃぃっ!」
凱「護!」
プリマーダ「死ねぇぇぇ!」
護「うわあぁぁっ!」
その時、護の力が突如解放され、プリマーダの体に異変が起こる…
護「あ!」
プリマーダ「あ…ああ…ボウヤに触れた身体が…身体が崩れて…いく…ああ…あなた…」
護「ゾンダリアンが崩れていった…」
麗雄「おそらく彼らは生機融合体として存在した時間が長過ぎたのだ…」
護「………」
スコット「護君…」
凱「護、艦に戻っているんだ。戦いは俺達に任せろ」
護「凱兄ちゃん…こんな悲しい事を2度と起こさないためにも…絶対にゾンダーを倒してね!」
凱「ああ、もちろんだ!」
そう言って護は、すぐさま母艦に戻っていった。

○人型ゼラバイア撃破
グラヴィオンが全ての力をもってしても、まだ撃破に至らない人型ゼラバイア。
先刻の戦闘で、グラヴィオンの戦闘データを解析し、さらに的確な方法で対処してくる。
その結果、絶体絶命の状況に陥ったグラヴィオン。その時、サンドマンが彼らに告げる。
サンドマン「グランナイツの諸君! 君達に…白銀の牙を託すッ!! 超重剣を呼ぶのだ!」
エイジ「え? と、とにかく叫ぶんだな! 斗牙!」
斗牙「うん! 超重剣!!」
そう叫ぶな否や、突如月から一筋の光が、グラヴィオンの前に舞い降りた。
その光の正体は、一振りの剣…グラヴィトンソードよりも遥かに力強いものであると分かる剣であった。
グラヴィオンはその剣を手に取り、一気に人型ゼラバイアに突っ込む。
グランナイツ「必殺! 超、重、斬!!」
新たな剣、超重剣を用いて一気に振り下ろされたとき、人型ゼラバイアはその体を二つに分け、
跡形も無く消滅した。
グランナイツ「エルゴ・エンド!」
アレックス「すげぇ…さすがだぜグラヴィオン!」
エイジ「サンキュ…さて、残りはゾンダーだけだ!」
斗牙「分かってる!」

こうして、機界四天王と人型ゼラバイアの撃破に成功したギャラクシィ・ユニオンズ。
凱「残るはゾンダーの首領だけだ!」
エイジ「出て来やがれ、ゾンダーの親玉!」
???「フフフ…、心弱き者共よ…機界の世界を拒み、そして死に急ぐか…」
その時、突如トキオ全体が振動する。
次の瞬間ギャラクシィ・ユニオンズが見たものは、空中に浮かび上がったトキオの姿であった……(以下次回)


▽補足
バイツァダスト…ワイルドアームズ2に登場。
本遍で書いたように、爆発の衝撃を異空間に転送する魔法を組み込んだ小型魔法爆弾。
原作では人間でも所持できるサイズなのだが、今回はPTのグレネード弾サイズとして登場。
凱たちの一斉攻撃で余計な被害が出ないようにするための処置である。


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