第18話「”Our war” begins」

無事、宇宙へ上がったナデシコ・ヒリュウ改・アスタンテUの3隻。
アキトを迎えに行くため、ナデシコは先行して月へと向かい合流が済んだ。
しかし、木星蜥蜴の人型兵器がネルガルの月面ドックに奇襲を仕掛けたとのこと。
アスタンテU・ヒリュウ改は急襲の通信を受け、すぐさま急行することに。

なお、先ほどナデシコからの連絡によるとナデシコに捕獲された木星蜥蜴のパイロットが、
メグミとミナトの二人を人質にして逃走したとのこと。即ち、新型機には人間が搭乗していたと言う事になる。
これには驚きを隠せなかった。おそらく、FCEとネルガル上層部はこれを知ってて隠蔽していたらしい。
さすがのアーヴィングもこのことに関しては初耳だったそうだ。
このことには、宇宙に残ったエルシオール・アークエンジェル・ガンドールにも報告してある。

現在ナデシコは、先ほどの襲撃で大破した同型艦シャクヤクのYユニットの取り付け作業に入っており、
再び身動きが取れないとのこと。また、エステバリス隊はアキト機以外はそちらに合流できるとのこと。
ヒリュウ改・アスタンテUは戦闘区域で合流することをエルシオール側に伝え、急いで月へと向かう。

MAPイメージ…中央やや左下に月面基地が3×4マス存在

☆味方初期
ガイ&イツキ[エステバリス・ガイ0G(ガイ)、エステバリス・イツキ0G(イツキ)]
3人組[エステバリス・リョー0G(リョーコ)、エステバリス・ヒカル0G(ヒカル)、エステバリス・イズミ0G(イズミ)]
(月面基地周囲5マスまで重力波ビーム範囲内)

★敵戦力
カトンボ、バッタ、マジン(木連士官)、木連式戦艦(木連士官)

若干遅ればせながら、ヒリュウ改とアスタンテUが到着。すぐさま出撃する。
リエ「ナデシコ、状況を教えてください!」
ルリ「今のところ重大な被害はありません」
リョーコ「おい、艦長! まだ装着が終わんねーのか!」
ユリカ「も、もう少しです〜! もう少しだけがんばってくださ〜い!」

☆味方増援
アスタンテU(リエ、ロンド、リーアム、プロフェッサー、樹里)、ヒリュウ改(レフィーナ、ショーン)、
選択7小隊

ユン「レーダーに感! 例の人型兵器です!」
★敵増援
ダイマジン(元一朗)、ダイテツジン(九十九)、カトンボ、バッタ、マジン(木連士官)、木連式戦艦(木連士官)


ガイ「すっげ〜なぁ〜! あの機体! まんまゲキ・ガンガーじゃねーか! まんざら、悪いじゃなさそーだ!」
イツキ「ガイさん。ゲキ・ガンガーがどうであれ、今は敵です」
ユリカ「アキト! どこ行くの!」
ルリ「リエ艦長、レフィーナ艦長。アキトさんが月面フレームでそちらに向かいました」

☆味方増援2
エステバリス・アキト月面(アキト)

アキト「俺は…俺は、ナデシコを守らなきゃならないんだ!」
九十九「くっ…FCEの方たち! そこをどいてください! 我々の目的は、あくまで相転移式炉戦艦!」
アシュレー「今のが、人質をとって脱走した捕虜なのか?」
ユリカ「はい。木星連合の、白鳥九十九さんです。ちなみに、人質のミナトさんとメグミちゃんは
 戦闘前に開放されてます」
ガイ「へえ…正々堂々と戦おうってわけか! やるじゃねえか、木星の連中も」


元一朗・戦闘開始前
元一朗「木星連合の正義の為に! いくぜ、ダイマジン!」


九十九・戦闘前台詞
九十九「君達! 無益な戦いはやめるんだ!」

戦闘前台詞・アキトVS九十九or元一朗
アキト「これは火星の人たちの分だ!」

戦闘後・イベント台詞
アキト「お前らが火星のコロニーを攻撃してきたから、アイちゃんや、みんなが…!」
ケーン「アイちゃんって、だれだ?」
イネス「……アキト君が火星にいたとき、シェルターで知り合った小さな女の子よ。でも、木星蜥蜴の攻撃で……」
元一朗「それがどうした! ファルガイア人のやったことを見ろ!
 我々を月から奪っておいて内戦を制圧しただけと言い逃れたファルガイアの人間!
 我々は既に開発の始まっていた火星を目指した!
 しかしファルガイアの人間は……核の竜を放ったのだ!」
 我々は火星からも…追い出された! 我々に残されたのは木星とその衛星郡。
 我々はそこに自分達の国を築き、悪の帝国、ファルガイアに復讐を誓ったのだ!」
アキト「そんなこと、俺が知るかよぉ!」
イツキ「そ、そんな…!」
ガイ「お、おい! 今の話は……」
ルリ「本当です。詳しくは、あとで艦長から」
レフィーナ「どうやら…」
???「真実に蓋をすることは出来ない……か」
レフィーナ「え?」

???「でも、だからといっていつまでも過去の憎しみにとらわれるのは良くないと思うよ」
元一朗「な、誰だ!」

☆味方増援
エルシオール(タクト、レスター、ウォルコット、アルモ、ココ)、
ガンドール(テッサ、カリーニン、マデューカス、葉月)、アークエンジェル(マリュー、ナタル、ノイマン、メイリン)
選択6小隊(宇宙居残り組)
(エクセレン、如月兄妹は出撃不可)

タクト「トランスバール皇国所属の、タクト・マイヤーズさ」
レフィーナ「マイヤーズ司令!」
タクト「何とか間に合ったみたいだね。今から援護するよ!」

(敵全滅)
元一朗「くっ…残りの無人機を!」
そういってカトンボ、バッタ、ジョロの大群が再び転移して現れる。
タクト「かなり来たな…クロノブレイクキャノンを使うか?」
ルリ「その必要はありません」
タクト「え?」
ユリカ「Yユニット取り付け完了! ナデシコ、発進します! ルリちゃん、相転移砲チャージ開始!」
ルリ「了解。相転移砲チャージします」

ユニット・ナデシコ出現。
(機体強化…ナデシコ→Yナデシコ)

ユリカ「相転移砲、発射! 目標、そのへんの全部!」
ルリ「了解。相転移砲、発射します」

ついにお目見えとなった新生ナデシコ。新たに取り付けられたYユニットから相転移砲が展開され、
相転移砲が発射された。そして……
リョーコ「す、すげぇ……」
ヒカル「うわ〜。なんにもいなくなっちゃった…」
そして、イズミは静かに不気味に笑う。

タクト「な、なんて威力だ…」
レスター「あんなものを食らったらさすがにひとたまりも無いだろう…」
テッサ「相転移砲…こちらのガンドール砲より上かもしれませんね…」

元一朗「くっ…覚えていろ!」
九十九「今日のところはここまでか…また戦場で会おう」
そして撤退する木星連合。

ユリカ「これでもう大丈夫。皆さん、ホントにありがとう!」(MAPクリア)

そして、地上と宇宙の合流を果たすことが出来た。
積もる話も山々あるが、まずは木星蜥蜴の正体から開かされた。

ユリカ「まず結論から言っちゃいます。木星蜥蜴は……過去にファルガイアから追放された人たちだったんです!
 約100年前、月に移住した彼らの先祖は、ファルガイアに対して独立運動を始めました。
 でも、それを快く思わないファルガイアの一部の貴族を中心とした人たちは、
 月の人たちが内部分裂するように仕向け、最後までファルガイアとの共存を拒否した人たちを追放しちゃったんです。
 追放された人たちは、月から火星へと逃げていきました。
 その後、ファルガイアでは彼らの存在を全ての記録から抹殺しました。
 それと言うのも、当時のファルガイア政府が…裏工作の証拠を消すために……
 イスカリオテ条約で使用を禁じられていた超兵器…『ニュークリアドラゴン』を放ったからなんです」
テッサ「ニュークリアドラゴン…それは一体…?」
ジュン「……通称「核ドラゴン」と呼ばれる召還式核兵器です」
ナタル「核だと!?」
ショーン「成る程。だから彼らは『核の竜』と呼んでいたのですな」
ジュン「性質は凶暴で動物的。体内に大型の核反応炉を持っていて、
 あらゆるエネルギーを取り込んで身体にエネルギーが満ち足りたときに核爆発を起こします…。
 その威力は、ファルガイアの大陸ひとつくらいなら、軽く蒸発するほどだそうです」
ユリカ「…話を続けて良いですか?」
タクト「ああ、続けてくれ」
ユリカ「ニュークリアドラゴンから生き残った人たちは、さらに木星へと逃げていくしかなかったんです。
 何とか木星へ逃げ延びた人たちは、火星で発見された遺跡と同じ古代遺跡を発見して、自分達の国を作ったんです。
 ファルガイアから持っていったアニメ『ゲキ・ガンガー3』だけを心の支えに…。
 それ以来……木星連合の人たちは、ファルガイアへの復讐のチャンスを狙ってきたそうです。
 そして、ついにその機会が訪れたんです。ギガノスや、オデッサを利用することで……」
沈黙が流れるブリーフィングルーム
アーヴィング「こんなことを隠していたとは呆れるな…侵略ではなく、復讐だったと言うことか…」
タクト「何とか…望みは無いのか?」
ユリカ「望みは…あると思います。こちらで一端捕虜にした白鳥九十九さんと、
 クルーが仲良くなったことから木連側の話が聞けたんです。
 それで、木連のほうにも戦争をやめたいと思っている人がいることが分かってんですよ」
マリュー「そう…それなら、まだ望みがありそうね」
カリーニン「だが、今は互いにいがみ合っている状況だ。和平交渉の余地はあるのか?」
ユリカ「それはまだ何とも言えません。でも、私達は彼らを信じたいんです!」
タクト「そうだな…互いに疑っていちゃいつまでたっても進展が無い。今後の変化次第だね」
木連の話はこれくらいとして、地上と宇宙、それぞれの状況を報告しあった。
当然のごとく、地上側のメンバーはキョウスケとちとせが拉致された事に驚きを隠せなかった。
(以下次回)


▽補足
ニュークリアドラゴン…ワイルドアームズ2に登場。
本遍で述べたように、通称「核ドラゴン」と呼ばれている召還式核兵器。
召還式と書いてあるように召還魔法を用いた兵器である。
非使用時は亜空間に封印されており、召還する際には(核ドラゴン自体のも含む)莫大なエネルギーを消費する。
体内に大型の核反応炉を持っていて、性質は凶暴で動物的。
あらゆるエネルギーを取り込むことが可能で、召還直後は不足したエネルギーを求めて彷徨う。
身体にエネルギーが満ち足りたときに爆発し、大陸一つぐらいなら軽く蒸発させる威力を持つ。

イスカリオテ条約…これもワイルドアームズ2から。
まだ健在だったころのスレイハイムが、軍事大国化することを非難する諸国に対して、
スレイハイムの貴族イスカリオテ卿が提唱した、超兵器の使用制限条約である。
国を滅ぼし、世界を脅かす超兵器の制限と禁止、および軍事力の制限を設けたこのイスカリオテ条約は、
事実上の軍備縮小宣言を示すものであった。
オリジナル設定として、スレイハイム崩壊後も、超兵器の制限・禁止の効力はまだ残っている。
禁止された超兵器の中には核ドラゴンや天使兵器も入っていた。
極端な例えですが、ファルガイア版の南極条約だと思ってもらえれば大丈夫です。


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